宣言解除、握ったつり革 乗客の行動はコロナ前から一変

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2020年05月27日

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が首都圏の1都3県と北海道で解除されて一夜明けた26日、街は日常を取り戻し始めた。電車に通勤客の姿が増え、活動再開に向けた準備が進む一方、早くも「第2波」を懸念する声が聞かれた。 【写真】緊急事態宣言解除から一夜明けた26日朝、東京方面行きの電車を待つ人たち=2020年5月26日午前7時53分、千葉県船橋市の東京メトロ東西線西船橋駅、西畑志朗撮影 ■「明らかに人の流れが…」  宣言が出されてから50日目の朝。都心へ向かう東西線の快速電車は、肩が触れ合うほどの混雑になった。西船橋駅から大手町駅に向かった会社員の永井卓巳さん(36)は「明らかに人の流れが増えた」と話す。  東西線は国土交通省の調査で最も混雑率が高い路線だが、新型コロナの感染拡大を受け、5月中旬までは「間隔を空けて座れるほど快適だった」。この日は座る席もなく、今まで避けていたつり革を使った。「これから少しずつ人が増えると思うと怖い」  千葉県の男性会社員(43)は緊急事態宣言が出された後、小学2年生の娘への影響が心配で、家を早くに出て、比較的空いている普通電車を使うようになったという。「こんなに人が増えれば、第2波が来てもおかしくない。自分で注意できるところはしていきたい」  宣言前と比べ、大きな変化もある。乗客はみなマスクをし、友人同士でも会話はほとんどしない。車内には定期的に「窓を開けて換気をしています」とアナウンスが流れた。東京都交通局やJR東日本によると、首都圏各線の通勤客は宣言後に大幅に減った。4月末には70%減だった線もあったが、徐々に増え始めていたという。

朝日新聞社

 
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