ロシア、オデーサ港攻撃を正当化「米供与のミサイルシステムを破壊」…穀物輸送再開は不透明に
2022年07月26日
ロシア国防省は24日、ウクライナ産穀物の輸出拠点となる南部オデーサ港への23日の攻撃について、ウクライナ軍の拠点を狙った正当な攻撃だと主張した。ロシアとウクライナは22日に国連、トルコを交え、オデーサなど3港からの穀物の海上輸送再開に合意したが、実際に再開できるかどうかは不透明だ。 【動画】ウクライナ軍がロシアの艦艇を撃破…ドローンで海上爆発
露国防省は24日の発表で、オデーサ港への攻撃に関し、「ウクライナ軍の艦艇と、米国が供与した対艦ミサイルシステム『ハープーン』の保管庫をミサイルで破壊した」と説明した。インターファクス通信によると、露大統領報道官は25日、「穀物輸送の開始には影響しない」と述べた。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は24日、ウクライナ産穀物を積んだ輸送船について、「ロシアとトルコ、今後決定する第三者が護衛する」と指摘した。しかし、22日の合意ではロシアによる護衛への言及はなかった。
ウクライナ国営通信は、同国のインフラ省次官が25日、3港の一つのチョルノモルシクから「今週中の輸送再開を期待している」と述べたと報じたが、早期再開は難しいとの見方もある。
ロシア軍はウクライナ南部の占領地域で支配強化を進めている。ロシア通信などによると、南部ヘルソン、ザポリージャ両州の親露派幹部は23日、ロシアへの併合に向けた住民投票を実施するため、「選挙管理委員会」の設置に言及した。ザポリージャ州の親露派幹部は25日、住民投票を9月前半にヘルソン州と同時に行う可能性を示唆した。ウクライナ軍はヘルソン州で反撃を強めており、露軍のヘルソン市への主要補給路となっている橋を攻撃した。
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