今やゲームセンターの救世主…市場規模2千億円超の『クレーンゲーム』店舗、景品、“オンクレ”に見る成長の極意
2022年11月06日
年々減少傾向となっているゲームセンターの店舗数。ここ10年でほぼ半減していますが、「UFOキャッチャー」に代表されるクレーンゲームは絶好調。 ■はやってる?「知らんけど」 J-POPから消防の標語まで 東京の高校生も使う「知らんけど」の魅力と使用法を関西人が徹底分析 売上は約2230億円とアミューズメント施設の売上の半分以上を占めるそうで、“ゲームセンターの救世主”ともいえる存在です(出典:一般社団法人 日本アミューズメント産業協会)。 景品は定番のぬいぐるみだけにとどまらず、カークリーナーやラジコンヘリ、コーヒーメーカーなど実に様々なバリエーションがあります。 客を満足させ、利益も生むクレーンゲーム。成長の極意はどこにあるのでしょうか。

クレーンゲームに力を入れている店舗
■大規模フロアで売上アップ 『ラウンドワン』が全国50カ所以上の店舗で大々的に展開し、今勝負をかけている「ギガクレーンスタジアム」。 堺駅前店では去年7月に、クレーンゲームばかり370台を集めたフロアに一新しました。

ラウンドワン堺駅前店 堀川栞さん
広い店内を巡っていると、「激取れ台」という貼り紙が…。 客: 「取れた取れた。すごいと思いました」 さらには取り方のアドバイスまで…。 ラウンドワン堺駅前店 堀川栞さん: 「フロアに何名かスタッフがいるので、そのスタッフ間で今のお客様のプレイ回数とかを共有しあって、1つでも景品を持って帰ってもらおうという気持ちでやってます。(Q.取られ過ぎてもダメじゃないですか?)そうなんですよね(笑)」

クレーンゲームの達人 五十嵐直也さん
この店ではクレーンゲーム機がごく一部だった3年前と比べ、6割を占めるようになった今、売り上げは1.8倍に伸びたとのこと。 ラウンドワン堺駅前店 山下將幸支配人: 「この1年間、毎週のように伸びていったという実績はおかげさまで頂戴しております」 ■景品価格の上昇で“取らせ方”にも変化 そんなクレーンゲーム、歴史は意外に古く、1920年代にヨーロッパでキャンディをすくう機械が誕生しました。 その後アメリカにも渡り改良を重ねつつ、世界中へと広まりました。日本では1980年代から一大ブームに。 “クレーンゲームの達人”として、これまで数々のスゴ技動画を披露している男性は…。 クレーンゲームの達人 五十嵐直也さん: 「やるようになったのはホント5歳くらいの頃です。100円をもらって1回で取れたというのが事の始まりですね。こんなモノが100円玉1枚で取れるのかと」 五十嵐さんは好きが高じて、今ではクレーンゲーム店の店長に。運営側に回ることでシビアな現実にも向き合っています。 五十嵐さん: 「景品の価格が年々上昇してきていますので、1回で取られては(店が)赤字になって経営ができなくなってしまいます」
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