賃上げに向け議論 首相「海外との格差解消目指す」 新資本主義会議

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2023年02月16日

政府は15日、新しい資本主義実現会議を開き、構造的な賃上げの実現に向けた労働市場改革について議論した。高いスキルを持つ人が給与面で報われにくい制度の見直しや、在職中のリスキリング(学び直し)の支援強化を図り、海外に後れをとる賃金上昇につなげる狙いがある。 【グラフでみる】平均年収と賃金が増加した人の比率 岸田文雄首相は「賃上げは新しい資本主義の最重要課題。日本企業と海外企業の間に存在する賃金格差の解消を目指す」と強調した。 会議では、海外では職務に応じて大きな賃金格差があるのに対し、日本では職種別の賃金の差が小さいといったデータを共有。ITなど専門的なスキルを身につけても賃金アップにつながりにくく、海外に人材が流出する恐れもある。 賃上げには、仕事の役割に応じて給与を定める職務給への移行が重要だとされ、自律的なキャリア形成を後押しする取り組みが欠かせない。企業主導の人事異動を社内公募に変えてスキルをもつ若手が活躍しやすい環境を整備したり、在職中のリスキリングに関して企業経由ではなく個人を直接支援する施策を強化することなどについて意見が交わされた。 このほか、労働移動の円滑化に向け、自己都合による退職者が失業手当を一定期間受給できない仕組みの是非も議論された。

 
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