“詐欺”疑いで強制捜査 近畿日本ツーリストの新型コロナワクチン接種業務『過大請求』 全国各地で発覚…社長会見で「最大16億円」と言及 大阪府警
カテゴリー/
フリースペース |投稿者/
ビレンワークアップ
2023年06月01日
2023年06月01日
全国各地で発覚した近畿日本ツーリストの新型コロナワクチン接種業務での過大請求について、警察は詐欺の疑いも視野に家宅捜索しています。 ■【動画で見る】近畿日本ツーリストのコロナワクチン接種業務『過大請求』 “詐欺”疑いで強制捜査 全国各地で発覚

捜索に入る警察車両(大阪市)
大阪府警は1日午前、大阪や静岡にある近畿日本ツーリストの支店などで家宅捜索を行っています。

過大請求について説明する高浦雅彦社長(5月2日)
近畿日本ツーリストは大阪府や静岡県焼津市など全国86の自治体から請け負った新型コロナのワクチン接種業務で、実際に勤務した人数以上の人件費を請求するなどあわせて最大でおよそ16億円の過大請求がありました。

東大阪市に提出した虚偽の提出資料より
業務をコールセンター会社などに再委託する段階で、請け負った人数より少なく発注した上、中には近畿日本ツーリストの幹部社員らが再委託先にデータの改ざんを依頼し、自治体に対して勤務実績に関する虚偽の報告を行ったケースも明らかになっています。

5月2日の“謝罪と説明”会見
近畿日本ツーリストは背景にコロナ禍での旅行業の苦境などから担当者が“業績目標を達成したい思いがあった”と説明しています。

近畿日本ツーリスト西日本支社の入るビル(大阪・浪速区)
警察は詐欺の疑いも視野に詳しく調べる方針です。 今回の家宅捜索を受けて近畿日本ツーリストは、「捜査中につきコメントを差し控えます。捜査には全面的に協力致します」としています。
<< 前の記事へ
「新卒採用の面接がきょう解禁 「内定率」すでに70%超」
「新卒採用の面接がきょう解禁 「内定率」すでに70%超」
次の記事へ >>
「「一服ごとに毒」 カナダ、たばこ1本ごとに健康被害の警告を印刷へ」
「「一服ごとに毒」 カナダ、たばこ1本ごとに健康被害の警告を印刷へ」