東広島の土砂崩れ、死亡の2人は親子 市長、避難勧告発令の遅れを謝罪

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2020年07月15日

梅雨前線と低気圧の影響により14日に西日本で局地的に降った大雨で、東広島市は15日、土砂崩れに巻き込まれた同市河内町宇山の住宅で住人2人が遺体で見つかったと発表した。14日午後に土砂の中から生存反応があり、懸命の救出活動が深夜まで続いたが死亡が確認された。15日も引き続き梅雨前線などの影響で、九州地方から東北地方南部にかけて、雨や曇りとなる見込みで、気象庁は土砂災害などへの注意を呼びかけている。 【裏山が崩れて土砂が流入した河内町宇山の住宅】  同市によると、死亡したのは住人の倉兼千代子さん(84)と長男茂実さん(55)。断続的に降った雨により14日午前6時ごろ裏山が崩れ、2階建て住宅の1階部分に土砂が流入していた。当時、同市には大雨警報が出ていたが、市は避難勧告を発令しておらず、高垣広徳市長は「ご冥福をお祈りするとともに、発令が遅れたことを心からおわびします」とのコメントを出した。  住宅内では14日午後0時半ごろ、心肺停止状態の茂実さんを発見。同2時半ごろには外側からの「3回ノックしてください」との呼びかけに、3回のノックで応じた千代子さんとみられる生存者を確認していた。関係者によると、いずれも1階の寝室にいたとみられる。  同市では土砂崩れが起きた午前6時ごろに大雨警報が出たが、市が宇山地区に避難勧告を発令したのは約40分後だった。担当職員が避難所開設などの対応に追われ、地図上で土砂災害の危険度情報を知らせる県の防災ウェブページを見落としていたという。

 
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