足立区は滅んでしまう」自民党区議が発言を謝罪・撤回へ
2020年10月12日
自民党の白石正輝・足立区議会議員が議会で「(同性愛者だって)法律に守られているんじゃないかなんて話になったんでは足立区は滅んでしまう」などと発言し、差別的だと批判を浴びた問題。足立区議会の鹿浜昭議長は10月12日、区議会のホームページで「多くの方々を傷つけてしまい、改めて心からお詫び申し上げます」とした上で、白石議員から謝罪と発言の撤回の申し出があったことを発表した。【BuzzFeed Japan/伊吹 早織】
「足立区は滅んでしまう」

足立区議会
問題の発言があったのは、9月25日の足立区議会定例会の一般質問。白石議員は「超少子高齢社会に対する対応について」という趣旨で、次のような発言をした。 《「L(レズビアン)であろうと、G(ゲイ)であろうと、本人の生き方に干渉しようとは思いませんけれども、考えてください。こんなことはあり得ないことですけれども、日本人が全部L、日本人が男は全部G、次の世代生まれますか。1人も生まれないんですよ。1000年とか200年じゃないんだ。次の世代を担う子どもたちが1人も生まれない。本当にこんなことで良いんだろうか」 「私たちは、人間も動物の一種ですから、なんとしても、子孫の繁栄というものを、基本にしてものを考えないといけない。子孫はどうなっても良いんだという考え方、今後、日本も足立区もどうなっても良いんだという考え方に立って、ものを考える訳にはいかない」》 《「子どもを生んで、子どもを育てることが、経済的、社会的にも大変かもしれないけれども、本当に素晴らしいことなんだ、本当に楽しいことなんだと、そのことを教育の場でしっかりと子どもたちに教えないと、いや、LだってGだって法律に守られてるじゃないかなんていうような話になったんでは、足立区は滅んでしまう」》 白石議員の発言には「教育によって同性愛者が増えたり減ったりすることはなく、少子化に結び付けること自体が誤っている」「子どもを産まない性的少数者による『滅亡』から足立区を守るという独善的な考えのために、性的少数者の人権を蹂躙する発言だ」など強い批判の声が上がっていた。
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