クリスマスの乾杯飲料にも鬼滅効果 「鬼滅の刃シャンメリー」が大幅増加 トンボ飲料
2020年12月24日
「鬼滅の刃」効果で缶コーヒー、即席麺、チョコバー、ガムなど多くのコラボ商品が売れる中、クリスマスの乾杯飲料として知られる「シャンメリー」もその恩恵にあずかっていた。 “クリスマスにシャンメリー”の発祥の地とされる富山県に本社を構えるトンボ飲料は今年、「ポケモン」「名探偵コナン」「ドラえもん」の各キャラクターをあしらったオリジナルラベルとともに「鬼滅の刃」のオリジナルラベルを発売したところ10-12月のシャンメリー販売数量は前年同期比70%増を記録した。 「『鬼滅の刃シャンメリー』は当社シャンメリーの中で過去最高の販売数には届かなかったものの、近年の販売数と比較すると巣ごもり需要などの影響もあり大幅に増加した」(トンボ飲料)という。 シャンメリーは、全国シャンメリー協同組合の登録商標で組合に加盟する全国の中小企業がクリスマスに向けて製造する炭酸飲料。 「中小企業の生産分野品種」として法律に定められているため大企業は生産しておらず、全国シャンメリー協同組合加盟の地元中小企業が製造する限定品でもある。 360mlガラス瓶と“ポン”という開栓音のするキャップが特徴で子ども用のイメージが強いが、世代を超えて家族で楽しめるノンアルコール飲料としても適している。 シャンメリーの原型の誕生は1947年にさかのぼり。戦後間もない東京で進駐軍が楽しげに飲むシャンパンをヒントに、東京の飲料会社が製造を開始したのがはじまりと言われている。 当時は、お酒ではないシャンパンとして「ソフトシャンパン」と呼ばれていたが、フランス政府から「シャンパン」の名称の使用禁止を求める動きが起こったため、それに替わる名称として1972年に「シャンパン」の「シャン」と「メリークリスマス」の「メリー」を合わせてシャンメリーが考え出された。 シャンメリーは当初、夜の歓楽街の料飲店が販路で大人向けのソフトドリンクやお土産物として販売されていた。 シャンメリーがスーパーに売られクリスマスの定番になったのは、トンボ飲料の翠田康志氏(現・会長)が開栓時の“ポン”という賑やかな音や炭酸のきらびやかなイメージはホームパーティにも適していると大手スーパーに提案したことが契機になったとされる。
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