ツイッター新機能は期待はずれ?若者が今もインスタ「ストーリーズ」を愛用するワケ
2020年12月31日
今年の11月、Twitterで突如導入された新機能「フリート」。「24時間で消える投稿」というコンセプトも見た目もInstagramの「ストーリーズ」に似ており、話題になりました。 【写真】「韓国の制服」が日本の女子の間で流行中… 大人は知らないその理由 しかし、「ストーリーズほどフリートを使っている若者はほぼいないのでは」と指摘するのが「Z世代(1996~2012年に生まれた若者たちで、SNSと共に生活しているソーシャルネイティブな世代)」について日々研究しているZ総研の道満綾香さん。 同じように見えてもじつは大きな違いがある、フリートとストーリーズを通して、今の若者のSNSの使い方に迫ります。
話題になった「フリート」だけど…

写真:現代ビジネス
先月、ついに日本でもTwitterにてInstagramのストーリーズのような機能『Fleets(フリート)』が登場しました。 フリートとは、Instagramのストーリーズ機能と同じく24時間限定で動画やテキストが表示されるものです。 Twitterは、オープンな会話の場を目的としていますが、ツイートはオープンかつ残り続けるため、勢いに任せて投稿することを躊躇したり、「リツイート」や「いいね」をたくさん得ようというプレッシャーを感じるという声も寄せられているとのことでした。 その時のできごとや気持ちを、リラックスして共有できる方法として、フリートを開始し、その時伝えたい思いやできごとを、その熱量のままに伝え、新しい形の会話を楽しめるようにするための機能とのことです。 当初はTwitterにInstagramのストーリーズのような機能が登場するということで話題になりました。 しかし、結論から言うと、Z世代が頻繁にコミュニケーションをとるリアルな友達と使うSNSの主流はInstagramから変化することはありませんでした。
そもそも、Z世代はこうTwitterを使ってる

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そもそも、TwitterはZ世代の『オタ活』においてメインで使われています。 オタ活とはオタク的趣味に関する活動のことで、Z世代の多くがアイドルやアニメ、インフルエンサーなど何らかのオタクであると言われています。 オタ活において最も重要なのが情報収集です。公式サイト、公式アカウントなどから発信される情報はもちろんのこと、オタク仲間同士の情報交換、交流も必要不可欠です。 Instagramのように写真の投稿が必須ではないため、文字のみの気軽な発信が可能であり、ハッシュタグやキーワード検索機能も優れているので、これらを用いてあらゆる情報を仕入れられるためオタ活においてTwitterはもってこいのSNSです。 オタ活でのTwitterでは『オタ垢(オタ活用のTwitterアカウント)』を用いて推しの情報収集をしたり、同じオタ活の趣味を持つ友達を見つけるために新たな交友関係を作ったりといった使われ方をしています。 そこで出会った友達はあくまで『ネットでだけの友達』。投稿のアーカイブ機能や24時間で消えるストーリーズ機能のあるInstagramで共有しているようなプライベートなことは、Twitterでは投稿しないことが多いです。 フリートはInstagramのストーリーズのように24時間で消えるので、気軽に日常のことをつぶやけるものとして登場しましたが、残念ながら現状Z世代の間ではそのようには使われていません。 なぜなら、Twitterで知り合ったネット友達の中でも特に仲良くなったオタク友達とは、『ネット友達』としての枠を超え、Instagramでのプライベートな交流へと移っていくからです。
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