キャンセル相次ぐ温泉地・村上 新潟震度6強
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ビレンワークアップ
2019年06月21日
2019年06月21日
18日夜、最大震度6強を観測した新潟県村上市では、温泉地の旅館やホテルのキャンセルが相次いでいる。夏は海水浴場や日本海に沈む夕日を目当てに大勢が訪れることで知られるが、関係者は「このままキャンセルが続くと大変だ」と不安を募らせる。
村上市観光協会などによると、昨年度は約226万人が訪れた。夏が最盛期で、市内の海水浴場は6月中旬から清掃などの準備を始める予定だという。津波などの被害はなく例年通りに7月中旬に海開きできるとみられるが、地震が暗い影を落とし、市内約20軒の宿泊施設にはキャンセルの電話が相次ぐ。
日本海に面する瀬波(せなみ)温泉にある旅館「夕映えの宿 汐美荘(しおみそう)」は地震後に500件以上の予約取り消しの連絡があった。建物に被害はなく、通常通りの営業を続けているが、現在も問い合わせはやまない。統括支配人の斎藤彰さん(44)は「キャンセルは、もっと増えるかもしれない」と危機感を募らせる。
同温泉の「瀬波グランドホテル はぎのや」でも地震発生後、半分近くの予約が取り消された。
ただ、光明もあった。宮城県からの予約客から連絡を受けた際に地震でキャンセル料が不要だと伝えると、キャンセルを思いとどまってくれた。
この予約客は平成23年の東日本大震災で被災したとし、「がんばってほしい」とも言ってくれたという。電話を受けた担当者は「感動したし、勇気づけられた」と振り返った。
観光協会の担当者は「被害がない施設がほとんど。心配することなく足を運んでほしい」と強調した。
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