ウクライナ、ロシアと4度目の停戦協議へ 「中立化の用意ある」

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2022年03月28日

ロシアによるウクライナへの侵攻を巡る停戦協議について、ウクライナ側代表は27日、トルコで28~30日に4度目となる対面での協議が行われると明らかにした。ロシア側代表のメジンスキー大統領補佐官は協議が29~30日に行われるとしている。戦線が足踏み状態にある中、7日以来となる対面での協議により停戦に向けた話し合いが進むかどうかは不透明だ。 【写真】病院に爆撃、そこには妊婦が…戦地は今  2月28日に始まった両国の対面での停戦協議は3月7日までベラルーシで開催され、その後はオンライン形式で断続的に続いてきた。メジンスキー氏によると、27日もオンライン形式での協議が実施され、対面で会うことで合意したという。仲介役を務めるトルコでは10日にも両国の外相会談が行われた。  トルコ政府によると、同国のエルドアン大統領は27日、ロシアのプーチン大統領と電話協議し、ウクライナとの停戦の実現や人道状況の改善の必要性を訴えた。停戦協議をトルコのイスタンブールで行うことでも合意したという。  一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は27日に放映されたロシアの独立系記者らとのインタビューで、ロシアとの停戦協議のテーマの一つである「ウクライナの中立化」の受け入れについて「用意ができている」と語った。ウニアン通信が伝えた。北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する代わりに、米国などの関係国がウクライナの安全を保障する枠組みについて拘束力の強い条約が必要だと強調。中立化には「国民投票が必要」との考えも改めて示しており、最終判断まで時間がかかる可能性がある。  ウクライナでは27日も各地で戦闘が続いた。ウニアン通信によると、1986年に事故が起こった北部のチェルノブイリ原発周辺の立ち入り制限区域内では砲撃により31カ所で火災が起きた。計1万ヘクタール以上の森林が燃え、放射線量の上昇の可能性があるという。  ウクライナ軍は27日、露軍が「チェルノブイリ原発のすぐそばに相当量の砲弾を輸送、保管している」とも発表。事故が起こった後に鋼鉄製のシェルターなどで覆われている4号機に被害が及ぶ可能性への懸念も示した。  国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の27日付報告によると、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻して以降、民間人の死者は1119人、負傷者は1790人に上っている

 
Top