ロシア軍、東部攻撃へ部隊集結完了か ウクライナ側「戦闘激化近い」

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2022年04月13日

ウクライナ国防省のモトゥジャニク報道官は11日、東部ドネツク、ルガンスク両州を攻撃するためにロシア軍は部隊の集結をほぼ完了させており、「戦闘激化は非常に近い」との見解を述べた。ロイター通信が伝えた。ロシア軍が包囲したウクライナ南東部の要衝マリウポリでは化学兵器が使用されたとの情報もあり、ウクライナ当局などが調査を進めている。 【写真特集】焼け焦げた戦車や装甲車 キーウ近郊の今  東部2州の一部は2014年以来、ロシアの影響下にある親露派武装勢力が支配し、一方的に独立を宣言している。ロシアはまず2州全域を親露派の占領下に収める狙いとみられる。米CNNは12日、ソーシャルメディアに11日投稿された露軍車両の大規模な隊列が、ロシア南部ロストフ州からウクライナ東部に向かっていると報道。プーチン露大統領は12日、訪問先のロシア極東で、軍事作戦に関連し「ウクライナで全ての目的が達成されることに疑いの余地はない」と述べた。  マリウポリを拠点とするウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」は11日、通信アプリ「テレグラム」で、露軍が無人航空機から有毒物質を投下したと主張。被害者に呼吸不全や顔面の充血、高血圧などの症状が出ていると説明している。ウクライナメディアによると、大隊の創設者はロシア軍と抗戦しているマリウポリの製鉄所で使用され、3人に症状が出たと主張した。  一方、ウクライナのマリャル国防次官は12日、化学兵器禁止条約などの国際法で使用が禁じられていない「白リン弾」の可能性があるとしつつ「現在情報を確認中だ」と話した。アゾフ大隊は、現地で露軍の包囲が続き、化学兵器が使われたのかを調査できない状況だと報告している。  化学兵器使用の情報について米国防総省のカービー報道官は11日、露軍が催涙ガスを含む多様な化学物質を使用する可能性に触れ、「(化学兵器使用を)現時点では確認できないが、状況を注視している」とコメント。トラス英外相もツイッターで、「協力国と緊急に詳細を確認中」と投稿し、ペイン豪外相も情報を調べると述べた。  これに先立ち、親露派「ドネツク人民共和国」軍事部門のバスーリン報道官は11日、ロシアメディアに、製鉄所で地下などに最大4000人が立てこもって抵抗していると指摘。出入り口を塞ぎ「化学部隊を使い、いぶり出す」と発言していた。12日に化学兵器の使用疑惑が指摘されると「いかなる化学兵器も使っていない」と否定している。  東部では露軍による攻撃が続く。ウクライナメディアによると、ルガンスク州では12日までに12の家屋が破壊され、1人が死亡、3人以上が負傷。隣接するハリコフ州でも11日、子供1人を含む8人が死亡、19人が負傷した

 
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