シャネル、21年の売上高は2兆円に迫る勢い 「今後も価格改定をする予定
2022年05月28日
シャネル(CHANEL)の2021年12月通期の売上高は、前期比54.7%増の156億3900万ドル(約1兆9861億円)、営業利益は2.5倍以上(同170.6%増)の54億6100万ドル(約6935億円)、純利益はおよそ3倍(同194.7%増)の40億2600万ドル(約5113億円)だった。 【画像】シャネル、21年の売上高は2兆円に迫る勢い 「今後も価格改定をする予定」
コロナ禍以前の19年との比較でも、売上高は27.4%増、営業利益は57.5%増、純利益は68.5%増とそれぞれ大幅に上回った。
部門別に見ると、ファッション部門はレザーグッズとウエアがけん引。ウオッチ&ジュエリー部門も各地域で売り上げを伸ばし、いずれの部門も2ケタ成長となった。フレグランス&ビューティ部門は、主要国では地元客による売り上げが堅調だったものの、免税店などのトラベルリテールはまだ回復の途上にあるという。
地域別に見ると、欧州の売上高は前期比40.1%増の40億4200万ドル(約5133億円)、南北アメリカは同79.5%増の35億2900万ドル(約4481億円)、アジア太平洋地域は同53.5%増の80億6800万ドル(約1兆246億円)だった。
22年に入ってからは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた中国本土でのロックダウンなどの事態が起きている。しかし、フィリップ・ブロンディオ(Philippe Blondiaux)最高財務責任者(CFO)によれば、ロシア市場の売り上げは全体の1.5%程度に過ぎず、1~5月の業績は2ケタ成長と引き続き好調だった。
なお、5月24日の時点では中国本土で運営する16店のうち5店が休業中で、フレグランス&ビューティは全体の3分の1程度に相当する35の売り場がやはり休業しており、従業員の約30%がロックダウン下にあるという。同氏は、「中国のロックダウンによる影響は当然あり、4月は中国市場で2ケタのマイナス成長となったが、全体では2ケタのプラス成長だった」と述べた。アジアでは、特にシンガポール、台湾、マレーシア、韓国が好調だったほか、観光客が戻りつつある米国も業績を伸ばした。
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