器が返却されず、灰皿代わりにも…悪マナーに困惑 レトロなうどん・そば自販機コーナーの張り紙に「大事にしてくれない人がいるのは悲しい」
2022年06月20日
近年の「昭和レトロ」ブームもあり、遠方から訪れる人も多いという出来たてのうどん・そばが食べられる昔ながらの自販機。そんななか、器の返却不足を訴える自販機コーナーのツイートが話題に。「寂しい」「これは酷い…マナー悪すぎますね…」など多数の声が寄せられた投稿について、担当者に話を聞きました。 【写真】盗難について記された、実際の張り紙 6月4日の投稿では「器が届くまでしばらくのあいだうどんそばの販売を不定期とさせていただきます、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。今までに灰皿に使われた器もございます、破棄です、こちらの方が効きました」と書かれ、「ごめんね」の自販機張り紙や煙草の吸い殻が入った皿の写真も…。 リプライには「素敵な場所を大事にしてくれない人が居るのは悲しいことです…運営、管理大変だと思いますが頑張って下さい!」「今では見かけない自動販売機なので大変貴重な存在ですね。1日でも長く稼働することを切に願ってます」と応援したり、「あに、やってんのさ~。さらに愛煙家の肩身がさらに狭くなる残念な人だな~」と苦言する人も。 なかには、「器に、再利用する内容のステッカー貼るなり、書き込みなり、するしかないか」「貼り紙追加しましょう。器は再利用しているので灰皿代わりにしないで下さいと…」と提案してくれる人もいました。
「お客さまに残念な思いをさせてしまった…」
投稿したのは、「なかよし自販機コーナー」さん(@zihancorner)。こちらのレトロ自販機があるのは栃木県那珂川町です。「 娯楽が少ない所なので、子供の思い出作りとして活用してもらえれば。雰囲気好きな大人の方も大歓迎」との思いで、今年の4月28日に移転開業し、現在14種類もの自販機があるそう。担当の手塚純一さんに話を聞きました。 ――このうどん・そば自販機は仕込み・補充など手作業でされているそうですが、器は再利用なのですね? はい、使い捨てではなくポリプロピレン製(PP)の物を洗って、再利用しております。 ――これまでどれぐらい未返却や再利用できないものがありましたか? 灰皿にされた事は1回ですが、3個に焦げ目をつけられたので3個破棄、盗難または再利用と知らず勘違いで持って行かれた物は40~50個です。 ――かなりの数ですね。改めまして、今回の投稿についての思いは? 器の数が足りず一度に20程度しか補充できなくなったため、補充が間に合わなかったり、回数でカバーしなければいけなくなりました。また、うどんがすぐに売り切れてしまうので、せっかく来ていただいたお客さまに残念な思いをさせてしまいました。 ――今後の対応はどうなされるのでしょうか?費用も気になりますが。 このままではお客さまにご迷惑をおかけするので、器を補充せねばと1000個注文しました。取り扱いのお店が少なく、探すのには苦労しました。また受注生産品なので日数もかかってしまい…値段は1000個からの生産で1個158円です。 ◇ ◇ その後(6月10日)器が無事補充されたことをTwitterで報告し、「器の数だけお客さんの美味しい笑顔があると良いですね」など喜びの声が寄せられ、早速補充したうどんは売り切れるほど好評だったとのこと。 また今後、注意喚起を強化するのか伺ったところ、「特に何もしません。景観を損なうくらいに大きく書かないと読まない人は読んではくれませんので…。自販機うどん販売は昔から器の問題があった経緯から今は使い捨ての器を採用するところが多くなってしまいました。ただ自分らのところは雰囲気を壊したくないので昔ながらの器でいきたいと思っています。対策として前回のようにならないようにもっとかなり早めに器の追加注文をすることぐらいです」と明るく答えてくれました。
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