ロシア軍、ウクライナ第2の原発近くの街にミサイル 12人負傷

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2022年08月21日

ウクライナ当局は20日、ロシア軍が南部ミコライウ州ボズネセンスクの住宅街をミサイルで攻撃し、4人の子供を含む12人が負傷したと発表した。ボズネセンスクはウクライナ第2の原発である「南ウクライナ原発」から約30キロに位置している。ロイター通信によると、ウクライナ国営原子力企業のエネルゴアトムは、ロシア軍のミサイルは同原発を標的にした可能性があり、「新たな核テロだ」と非難する声明を出した。 【動画】ロシア黒海艦隊司令部へ攻撃 相次ぐ爆発  ウクライナ国内の原発を巡っては、ロシアが3月に南部のザポロジエ原発を占拠した。今月5日から同原発と周辺地域への砲撃が相次いでおり、ウクライナとロシアの双方が「相手が攻撃した」と非難し合っている。  ロシアは3月に南ウクライナ原発の占拠も狙って進軍したが、失敗した経緯がある。ロシア軍の20日のミサイル攻撃が同原発の占拠も視野に入れている場合、今後、周辺地域への攻撃が拡大する恐れもありそうだ。  断続的に続くザポロジエ原発への攻撃に関しては、国連などが調停に乗り出し、国際原子力機関(IAEA)の調査団を現地派遣させる方向で調整を継続中。プーチン露大統領とマクロン仏大統領は19日に電話協議を実施し、早期に視察を実現させることが重要だとの認識で一致した。ウクライナのゼレンスキー大統領も18日、国連のグテレス事務総長、トルコのエルドアン大統領と3者会談を開き、この問題を協議していた。  一方で調査団の派遣について、ロシア、ウクライナの主張の違いが伝えられている。ウクライナは調査団がロシアに占拠されていない地域を通過し、現地入りするように求めているが、ロシアは自国が指定したルートを通るべきだと譲っていないという。  20日のミサイル攻撃は、ザポロジエ原発への視察を巡る協議が続く中で起きたが、その関連性は不透明だ。

 
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