渋谷マルイ、木造商業ビルへの建て替えに向け休業 51年の歴史にいったん幕
2022年08月29日
2026年開業に向け木造商業ビルへの建て替えを発表している渋谷マルイ(渋谷区神南1)が8月28日の営業をもって休業し、51年の歴史にいったん幕を下ろした。(シブヤ経済新聞) 【写真】建て替え後の施設外観イメージ 1958(昭和33)年に開設した「渋谷店」を1971(昭和46)年に移設・大型化したのが現在の渋谷マルイのビル。1976(昭和51)年に「渋谷店ファッション本館」に変更し、1985(昭和60)年には「渋谷店ヤング館」に、1998(平成10)年には「マルイヤング渋谷」に、それぞれ名称変更。2004(平成16)年には「マルイジャム渋谷」に業態転換し、2015(平成27)年に現在の「渋谷マルイ」にリニューアルした。 全館で「建替え前の大感謝祭」を展開する中、3階イベントスペースでは、これまでの同館の軌跡や建て替えの内容を紹介するコーナーを設け、併せて、建て替えや渋谷モディなどに関するクイズ企画も用意。利用客から寄せられた新しい渋谷マルイに対する要望・意見も一部、紹介した。 1階には、利用客が付箋紙にメッセージを書いて貼る「サンクスメッセージウオール」を設置。ウオールでは「渋谷マルイ現店舗 50年間ありがとう!」「楽しいイベントをたくさん企画して下さり、ありがとうございました!」「いつもPOP-UPをたのしんでいた!」「クレープ屋さんなくなっちゃうの悲しい」「おつかれ様でした。リニューアルしたらまたあそびに来ます!」「SDGsしか勝たん」(以上、原文ママ)などのメッセージが見られた。 7階イベントスペースでは漫画・テレビアニメ「ポプテピピック」の落書き企画が行われていたこともあり、エスカレーター付近の床にも大きな字で「ありがとうございました!」と書かれていた。 当日は20時に閉店を告げる店内アナウンスが普段通りに流れ、最後の利用客を見送った後、20時30分にシャッターが下ろされた。閉店後、シャッターに描かれた「0101」ロゴと共に記念撮影する女性の姿も見られた。 新店は地下2階~地上9階建てを予定し、売り場面積は2800平方メートル。耐火木材など構造の約60%に木材を使う木造商業施設にすることで、従来の鉄骨造りで建て替えた場合と比較して約2000トンのCO2排出量削減を見込む。2026年開業予定。 渋谷マルイ建て替え期間中も渋谷モディ(神南1)は営業を続ける。
