京セラの稲盛和夫名誉会長(90)が死去 一代で世界的企業を築いた「経営の神様」 日本航空を再建

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2022年08月31日

日本航空を再建したことでも知られる京セラの名誉会長・稲盛和夫氏が亡くなっていたことがわかりました。90歳でした。「自らを犠牲にしてでも他の人を生かす」ことを説いた稲盛氏。戦後を行き抜いたその激動の半生と経営でも貫いた人生哲学とは……。  稲盛名誉会長「リーダーであるがゆえに重い責任があるんだと、同時に一番大事なものは恥を知るということ」  一代で世界的企業を築き、航空業界や通信業界にも大きな功績を残した京セラの創業者・稲盛和夫氏。8月24日、老衰のため、京都市内の自宅で亡くなっていたことが分かりました。90歳でした。  稲盛氏は1932年、鹿児島市に生まれ、鹿児島大学工学部を卒業後、京都のメーカーに就職しました。そして、1959年に「京都セラミック」、現在の「京セラ」を設立し、一代で世界的なメーカーに育てあげました。  稲盛氏と言えば、その経営手法。会社の組織を「アメーバ」と呼ぶ数人ずつの集団に分け、それぞれが事業の計画や目標を立てることで部門ごとの採算を高めたり、社員のやる気を引き出したりする「アメーバ経営」という独自の手法を生み出しました。  その手腕がいかんなく発揮されたのは、日本の空を揺るがしたあの出来事……。  鳩山由紀夫首相(当時)「これからのJALをリードするにあたって、私は最適任者だと思う」  稲盛名誉会長「私なりに一生懸命努力をして、協力をしていきたい」  戦後最大の負債を抱え経営破綻した日本航空の再建です。政府の要請を受けて、無給で日本航空の会長に就任。赤字路線の撤退や人員削減などに踏み切ります。日本航空は破綻からわずか2年7か月で東京証券取引所への再上場を果たしました。  ほかにも、電気通信事業の自由化に伴い、DDI、現在のKDDIを設立。NTTに対抗できる会社に育て上げました。  人呼んで「経営の神様」。稲盛氏の訃報に関西の街の人は……。「京都にもすごく経済的に貢献された方なので、ご冥福をお祈りします」「日本にとってマイナス。京都にとってマイナス。あのような人は、あまり出てこないのでは」

 
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