元回転寿司店の葬儀場も…多死社会に向け多様化する『エンディングビジネス』火葬待ち増え“ご安置ホテル”に需要
2022年10月10日
日本では年々亡くなる人が増えていて、厚生労働省の予測ではピークとなる2040年には50年前と比べてなんと2倍以上になるということです。 高齢化社会と、近づく多死社会。いま異業種も参入するなど『エンディングビジネス』の新たなサービスが次々登場しています。 ■ガソリンスタンドやコンビニだった建物が“葬儀場”に 大阪・吹田市にある『吹公社 吹田斎場ホール』。家族葬向けですが、実はガソリンスタンドを再利用した小規模会館です。30人は参列できる式場があり、家族葬には十分な広さ。 また、回転寿司店だった建物を再利用した葬儀会館など、最近異業種の建物を“居抜き”で再利用する葬儀場が増えています。

コスト面でのメリットも
吹公社 高畑雄史さん: 「小規模な家族葬で葬儀を行う方がすごく増えております。(吹田のホールは)元々ガソリンスタンドでしたので駐車場もそのまま使えますし、霊柩車も入れます。入口もフラットになっておりますけども、車椅子でご参列される方もいらっしゃいますので、葬儀会館としてはバリアフリーが必須になってきているかと思います」 1日1家族貸切で使える控室は、他の利用者と会う心配もありません。ガソリンスタンドやコンビニは建物の柱が少なくレイアウトがしやすいそうです。さらに…。 吹公社 高畑さん: 「一から建設するとなりますと約2億円かかると言われているところを、居抜きにすることによりまして約4分の1のコストで建設が可能になっております」

大阪初の”ご安置ホテル”
■“火葬待ち”の増加で新たなビジネス「ご安置ホテル」 葬儀の場所だけでなく、最近は火葬までに時間がかかる問題も。そこに目を付けた施設が大阪にありました。 大阪市・中津にある『リレーション』。ホテルを再利用した施設で、10年前に大阪初の“ご安置ホテル”としてオープンしました。ご安置ホテルとは、火葬までの間、遺体を安置する場所。でもそれがホテルというのはどういうことなのでしょうか。
