大手呉服販売店「きもの松葉」の社長ら逮捕 国に許可得ず割賦販売で着物を販売した疑い
2021年11月29日
近畿一円で20店舗以上を展開する大手呉服販売店「きもの松葉」の社長らが、客から複数回にわたり前払い金を受けとるなど違法な販売方法をとっていたとして、11月29日に逮捕されました。客の中には認知症の高齢者もいて、警察は販売の実態を調べています。 割賦販売法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪や奈良などで店を運営する「きもの松葉」の社長・松葉将登容疑者(48)と、債務管理部長の田中保明容疑者(66)です。 奈良県警によりますと、松葉容疑者らは国の許可を得ずに高額な着物を客に売る際、2回以上に分けて「前払い金」を払わせた上で商品を渡した疑いがもたれています。 商品の引渡し前に「前払い金」を2回以上に分けて客から受け取る場合、店が金だけ受け取り商品を渡さないなどのトラブルを避けるため、国の許可が必要です。しかし、松葉容疑者らは、許可を得ていなかったということです。 捜査関係者によりますと、松葉容疑者らはクレジットカードなどを持つことができない高齢者にも高額な着物を販売できるよう、違法な「前払い」を導入していたとみられています。
逮捕前の取材に松葉容疑者「許可は取っていない」「僕たちはお客さんの言うとおりにするだけ」

記者に話す松葉将登容疑者(今年9月)
逮捕前の今年9月、松葉容疑者はMBSの取材に対し対して次のように話していました。 (記者)「割賦販売の許可取っています?」 (松葉容疑者)「割賦販売の許可は取ってないですけど。クレジット会社とかカード会社とかそういった部分が割賦販売法の範疇であって」 一方、高齢者への販売については次のように話しました。 (松葉容疑者) 「その人が認知症であるかの判断はものすごくつきにくい。僕たちはお客さんの言うとおりにするだけなんですよ」 警察の調べに対して松葉容疑者は、「細かい数字は分からないが間違いない」と容疑を認めているということです。 大阪市の消費者センターには認知症の高齢者が「きもの松葉」から着物を次々と購入させられたとの相談も寄せられていて、警察は松葉容疑者らが違法性を認識していたのかなど全容解明を進める方針です。
「「蓮」と「紬」がトップ 2021年生まれの子どもの名前調査 明治安田生命」
「飲食業を離れた人今何してる?コロナで変わる仕事観」
