ロシア軍のミサイル攻撃、97%が民間施設対象…1万6000発のうち軍施設は500発だけ
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ビレンワークアップ
2022年11月30日
2022年11月30日
ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は28日、ロシア軍によるミサイル攻撃の97%は、民間施設を対象としたものだったと自身のツイッターで非難し、「我々はテロ国家と戦っている」と強調した。 【動画】道路に置かれた地雷に気づかなかった?…ロシア軍の戦車が爆発
レズニコフ氏によると、露軍によるミサイル攻撃は2月の侵略開始以降の9か月で1万6000発以上に上り、このうち軍施設を狙ったのは約500発だけだった。1万2000発超は郊外や村落に落ちた。約1900発は住宅、約250発は橋などの輸送基盤、約220発はエネルギー施設を狙ったものだった。
露軍の民間施設を狙ったミサイル攻撃の影響で、ウクライナ各地で停電が続いている。ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは28日、電力不足が急速に拡大したため、全国で緊急に停電を再開したと発表した。悪天候により電力需要が高まったことや、複数の発電所を緊急停止させたことが原因という。
首都キーウに電力を供給する民間電力会社によると、電力系統を維持するためキーウの一般消費者向けの電力供給を約60%削減する必要がある。同社は「1日2回、すべての顧客に2~3時間の電力を供給するため可能な限りすべてのことを行っている」としている。
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