「熊本地震の恩返し」 台風19号被害 福島・相馬市に生活用水80トン
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2019年10月16日
2019年10月16日
0月16日(水)10時48分 毎日新聞

ペットボトルが入った段ボール箱に「生活用水」と書かれた紙を張っていく作業員=熊本市中央区水前寺5の熊本競輪場で2019年10月16日午前9時21分、清水晃平撮影
熊本市は16日、台風19号で甚大な被害が出た福島県相馬市に生活用水80トンを発送した。2016年4月の熊本地震の後、支援物資として市に提供されたが、使い切れないまま賞味期限が過ぎたペットボトル入りのミネラルウオーターがあり、洗濯やトイレなど飲用以外で役立ててもらう。
相馬市では大雨で水源地が水没するなどして断水が続いている。このため、全国市長会の役員同士で熊本市の大西一史市長と交流があった相馬市の立谷秀清(たちや・ひできよ)市長が「備蓄している水を送ってほしい」と要請した。熊本市は500ミリリットルと2リットルのペットボトルを詰めたケースに「生活用水」と明記して送る。
3年前の地震後、水道が復旧してからも熊本市には数カ月にわたって支援物資の水が届いた。当初は防災訓練の参加者に配るなどしていたが17年春から賞味期限が切れ始めた。
熊本市危機管理防災総室の清田隆宏副室長は「備蓄してきた水の出番がようやく来た。熊本地震の恩返しになればうれしい」と話している。【清水晃平】
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