それでもパチンコに行くのはなぜ? ギャンブル依存症の人が抱える不安とストレス
2020年05月08日
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために自粛が続く中、休業要請に応じないパチンコ店に人が殺到していることが強く非難されている。中には都道府県を超えて向かう人もいるが、なぜ彼らはそこまでしてパチンコがしたいのだろうか?【BuzzFeed Japan Medical/岩永直子】
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」が、ギャンブル依存症からの回復者や家族に新型コロナの影響についてアンケートしたところ、新型コロナで経済的にもダメージを受け、不安やストレスが強くかかっている実態が見えてくる。
同会代表の田中紀子さんは「ギャンブル依存症問題の渦中のご家庭では、 より一層深刻な状況であることが推測されます。依存症支援という観点からも、この問題を見てほしい」と支援の必要性を訴えた。
調査は5月6日から7日の24時間、Webアンケートの形で行われた。「ギャンブル依存症問題を考える会」につながりのある回復者と、何らかの支援につながっている家族を対象とし、回復者216人、家族292人の有効回答があった。
新型コロナで自粛が続く中での状況を尋ねたところ、「特に変化はない」(48. 61%)が最も多かったが、「漠然とした不安感を抱えている」を選んだ人が全体の43.06%だった。
「経済的な不安を抱えている / 経済的に追い詰められている」は11.57%、「落ち込みが激しく鬱っぽくなっている」も10.65%いた。「ギャンブルが再発した」人も一人いた。
また、「もし回復する前に今の様な状況になっていたらどうしていましたか?」という質問に対しては、「ギャンブルで不安を払しょくしていたと思う」が最も多く、69.91%。「家族にあたっていた / 家族と喧嘩が増えた / 家庭不和になっていたと思う」がそれに続き、42.13%いた。
また、パチンコやパチスロ依存の経験がある203人に、回復前に地域のパチンコ店が自粛していたらどうしていたか聞いたところ、「都道府県をまたいででも営業しているパチンコ店を探して出かけたと思う」が60.59%と最も多かった。
「レムデシビルを日本に無償提供 米製薬会社、特例承認を受け」
「岡本行夫氏、容体急変で帰らぬ人に 正論メンバーで健筆 小説にもチャレンジ」


