入閣待機組60人やきもき 首相の改造判断を注視 自民

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2020年08月24日

安倍晋三首相の健康不安説に、約60人いる自民党の入閣待機組がやきもきしている。  9月に想定される内閣改造で念願の初入閣を果たしたいが、首相の体調次第では改造そのものが見送られたり、小幅改造になったりする可能性が取り沙汰されているためだ。  自民党で初入閣の目安は、衆院当選5回以上、参院当選3回以上とされる。改造は9月末に任期切れとなる党役員人事と合わせて行うとみられ、例年なら各派閥がすでに入閣候補の売り込みを活発化させる時期だ。  しかし、今回は首相の病状が思わしくないのではないかとの見方とともに、党内からは「改造できる雰囲気ではない」(関係者)との声が上がる。閣僚を交代させれば、野党が国会での新閣僚の所信聴取を求め、臨時国会召集の要求をさらに強めるのは確実。健康不安説が消えない首相にとって国会審議は負担が重く、政府関係者は「改造をしないという選択肢もあり得る」と語る。  あるいは改造に踏み切ったとしても、新型コロナウイルスに対処する関係閣僚の多くが続投し、政権の安全運転のため、待機組の一人は「閣僚をほとんど代えないということもある」と表情を曇らす。  各派閥は待機組を抱えており、党内最大派閥の細田派は、奥野信亮元総務副大臣(衆院当選5回)らがいる。官房副長官を務めた野上浩太郎参院幹事長代行(参院3回)も有力候補だ。  麻生派は衆院6回の井上信治元環境副大臣、伊藤信太郎元外務副大臣らを推す方針。竹下派では三原朝彦元防衛政務次官(衆院8回)らが控えている。  党関係者は「待機組をある程度消化しないといけない」と改造に期待する。待機組のある一人は「今度の改造で入閣できなければ選挙区を歩くことができない」と漏らす。  ただ、党内からは「改造なんてできないのではないか」(ベテラン)との声が出始めており、待機組や各派閥は健康状態を含め首相の動向を注視している

 
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