「常磐もの」誇り 漁業者決意、誰も下は向かない 処理水放出で
2023年08月26日
「どの程度風評が起きるのか」。処理水の放出が始まった24日、県内の漁業者は操業を続けたり、本県沖で9月1日に再開を控えた底引き網漁への準備を進めたりした。その胸の内にあるのは、新たな風評への不安と今後も漁業を続けていく揺るがない決意だ。 「私たちにできることはこれまで通り魚を取り、検査で安全性を確認して出していくことだけだ」。相馬市の漁師山崎芳紀さん(55)は言葉に力を込めた。 ■「今まで通り頑張る」 山崎さんは24日午前、地元の松川浦漁港にシラスを水揚げした。父や長男らと操業を続ける山崎さんは「孫の代まで漁ができる土台をつくりたい」と漁船を新調したばかりだ。漁師に憧れを抱いていたという16歳の若者を2週間前に受け入れ、一緒に沖へ出るようになった。「ここには下を向いている漁師なんか一人もいない。船に乗りたいという若者たちがいる限り、私たちは今まで通り頑張るしかない」。山崎さんの口調は熱を帯びた。 海洋放出が始まったことにより、買い控えを懸念する漁師は少なくない。相馬原釜魚市場買受人協同組合の関係者は「ヒラメとスズキの取引価格がこの数日で下落しているが、しばらくは市場の動きを様子見だ。下落の原因が何なのかは、この1週間で見えてくると思う」と話した。 「どんなことがあっても9月1日に出漁するよ」。いわき市の小名浜港では底引き網漁船「第3政丸」船長の志賀金三郎さん(76)が底引き網漁に向け、乗組員らと甲板の張り替え作業に汗を流していた。 志賀さんは半世紀以上、本県沖で底引き網漁を続けてきた。メヒカリやヤリイカ、ユメカサゴなど魚種が豊富ないわきの海の恵みを知り尽くしているからこそ処理水の海洋放出に反対してきた。「放出後、本県沖で取れた魚から問題となるような数値が出ないことを願っている」と話す。 震災と原発事故から12年かけて積み上げてきた安心と安全が崩れないよう政府と東京電力が万全の態勢で取り組むことを望む。志賀さんは「乗組員の生活のためにも漁を続けていく」と覚悟を口にした。
西武池袋本店で31日にもスト 労組検討、雇用維持訴え
2023年08月26日
セブン&アイ・ホールディングス傘下で売却方針が決まっている百貨店そごう・西武の労働組合が、31日にも西武池袋本店(東京都豊島区)でストライキを実施する検討に入ったことが25日、分かった。 【ひと目でわかる】そごう・西武の国内店舗 百貨店事業の継続と雇用維持を求める狙いで、実施されれば百貨店では約60年ぶりの事態となる。 28日にセブン&アイ経営陣との協議を予定しており、決裂すれば実力行使に踏み切る公算が大きい。池袋本店に勤務する組合員が出社を拒否し、入り口の一部を封鎖することも検討する。同店は休業に追い込まれる可能性がある。 一方、セブン&アイがそごう・西武へ取締役3人を派遣し、取締役13人のうち8人をセブン&アイ側の役員としたことが25日、判明。9月の売却を目指して意思決定をスムーズに進める狙いとみられる。 セブン&アイは昨年11月、そごう・西武を米投資ファンドに売却する方針を決定。しかし、家電量販大手「ヨドバシカメラ」の出店計画に労組や地元の豊島区が反発し、譲渡時期が未定となっている。経営側は今月23日に労組と協議したが溝は埋まらず、25日に予定していた譲渡時期確定のための取締役会を延期していた。
台風7号 上陸し近畿地方を北上 台風から離れた場所でも大雨・暴風に厳重警戒
2023年08月15日
台風7号は、15日午前5時前に潮岬付近に上陸しました。このあと近畿を北上する見込みです。台風7号の進路だけでなく、台風から離れた場所でも大雨や暴風に厳重な警戒が必要です。
大阪なども暴風域に
台風7号は、15日午前5時前に、潮岬付近に上陸しました。午前5時現在、暴風域を伴いながら、1時間に10キロの速さで北西に進んでいます。中心気圧は975hPa、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルです。和歌山県や奈良県、三重県、大阪府の一部や四国の一部が暴風域に入っています。台風7号は、このあと近畿地方を北上するとみられます。
台風から離れた場所でも大雨や暴風に警戒
台風7号は、強い台風ではなくなりましたが、依然として台風周辺の紀伊半島を中心に暴風や大雨となっている所があります。京都府や奈良県、台風から離れた鳥取県で、記録的短時間大雨情報が発表された所があります。また、三重県や和歌山県など紀伊半島を中心に、最大瞬間風速30メートル以上の非常に強い風が吹いた所があり、各地で暴風となっています。 台風本体の雨雲がかかる地域だけでなく、台風から離れた地域でも台風周辺の湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となって、西日本や東日本では、あす16日にかけて、雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。台風の速度が遅いため、総雨量が平年の8月の月降水量を超える大雨となるおそれがあります。
予想される24時間降水量

画像:tenki.jp
16日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 東海地方 350ミリ 近畿地方 300ミリ 中国地方 250ミリ 四国地方、北陸地方、関東甲信地方 200ミリ の見込みです。 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
台風7号 上陸し近畿地方を北上 台風から離れた場所でも大雨・暴風に厳重警戒
2023年08月15日
台風7号は、15日午前5時前に潮岬付近に上陸しました。このあと近畿を北上する見込みです。台風7号の進路だけでなく、台風から離れた場所でも大雨や暴風に厳重な警戒が必要です。
大阪なども暴風域に
台風7号は、15日午前5時前に、潮岬付近に上陸しました。午前5時現在、暴風域を伴いながら、1時間に10キロの速さで北西に進んでいます。中心気圧は975hPa、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルです。和歌山県や奈良県、三重県、大阪府の一部や四国の一部が暴風域に入っています。台風7号は、このあと近畿地方を北上するとみられます。
台風から離れた場所でも大雨や暴風に警戒
台風7号は、強い台風ではなくなりましたが、依然として台風周辺の紀伊半島を中心に暴風や大雨となっている所があります。京都府や奈良県、台風から離れた鳥取県で、記録的短時間大雨情報が発表された所があります。また、三重県や和歌山県など紀伊半島を中心に、最大瞬間風速30メートル以上の非常に強い風が吹いた所があり、各地で暴風となっています。 台風本体の雨雲がかかる地域だけでなく、台風から離れた地域でも台風周辺の湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となって、西日本や東日本では、あす16日にかけて、雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。台風の速度が遅いため、総雨量が平年の8月の月降水量を超える大雨となるおそれがあります。
予想される24時間降水量

画像:tenki.jp
16日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 東海地方 350ミリ 近畿地方 300ミリ 中国地方 250ミリ 四国地方、北陸地方、関東甲信地方 200ミリ の見込みです。 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
ハワイ山火事、死者100人超へ 警報鳴らず被害拡大か
2023年08月15日
米ハワイ州マウイ(Maui)島で発生した山火事による死者は、13日中に100人を超える見通しとなった。地元では、当局の不適切な対応により多大な人命損失につながったとして、批判が高まっている。 【写真19枚】山火事発生当時に警報が鳴らなかったとされるサイレン 当局は93人の死亡が確認されたとする一方、犠牲者数はさらに増える恐れがあることを認めた。 連邦緊急事態管理庁(FEMA)によると、ハワイ王国時代の古都ラハイナ(Lahaina)では2200棟以上の建物が損壊もしくは全壊した。被害総額は55億ドル(約8000億円)に上るとみられ、多数の住民が住宅を失った。 山火事の発生時、緊急警報は鳴らず、住民の多くは近隣からの知らせや、自分の目で山火事に気付いたと話している。 自宅が全焼したという住民の一人はAFPに、「裏山が燃えているのに誰も教えてくれなかった」「山火事が起きているのに気付いたのは、道を挟んだ向かい側が燃えていた時だ」と語った。 警報が一切作動しなかった問題について、ハワイ州選出のメイジー・ヒロノ(Mazie Hirono)上院議員は13日、同州司法長官による調査結果の発表を待ちたいと述べた。
「もう何も残っていない」 変わり果てた町、悲嘆の涙
2023年08月15日
火の手は強風にあおられ一気に広がり、観光地ラハイナを瞬く間にのみ込んだ。「もう何も残っていない」。危うく逃れた住民は絶望に暮れ、歴史ある町の変わり果てた姿に「悲しい」と涙をにじませた。多くの命を無慈悲に奪い去った山火事が起きた米ハワイ・マウイ島に12日、共同通信記者が入った。 【写真】米ハワイ・マウイ島のラハイナで炎に包まれる教会
壊滅的な被害を受けた島西部のラハイナから東へ約20キロ。カフルイの体育館では被災住民400人超が身を寄せ合うように避難生活を送っていた。飲料水や食料、乳児用おむつなどの救援物資が大量に届けられていた。 「車で避難しようとしたが渋滞で動けず、迫り来る火に囲まれた」。避難所の屋外に置かれた簡易ベッドの上で、ラハイナ在住の飲食店員アメリタ・ティングソンさん(68)は間一髪の脱出劇を振り返った。 8日夕方、自宅に煙が充満し、家主が「避難を!」と叫んだ。5人で車に乗り込んだが、道路は大渋滞。 1時間前後が経過したころ、車は火に囲まれた。やむなく車を飛び出し海に身を投じた。車と共に所持品も焼かれ、全てを失った。
米、クアッド「参加国拡大なし」 中国念頭に分野別協力へ
2023年08月15日
米国のドーソン国務副次官補(東アジア・太平洋担当)は14日、東京都内で記者団に対し、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」について「現時点で参加国拡大の方針はない」と語った。取り沙汰されていた韓国の正式参加に慎重な姿勢を示しつつ、4カ国以外の国とは分野別に協力を進め、台頭する中国に対抗する考えを強調した。 【相関図】カナダが日米韓に対して4カ国の新たな協力枠組みの創設を提案
韓国はクアッドの作業部会に参加意欲を示しているが、ドーソン氏は「完全なメンバー国としての参加希望は把握していない」と説明。不拡大の方針は4カ国の共通理解で、18日に米ワシントン近郊で開かれる日米韓首脳会談でも「クアッドは主要な議題にはならないだろう」と述べた。
子供の犠牲500人 極超音速ミサイルで8歳男児死亡 ウクライナ
2023年08月15日
ウクライナ検察当局は12日、ロシアによる侵攻で死亡した子供の数が500人に上ったと明らかにした。 【写真】ロシアの極超音速ミサイル「キンジャル」を搭載したミグ31戦闘機 負傷者は1100人近い。今月24日で侵攻が始まって1年半。戦争は長期化し、安全な場所で守られるべき子供の犠牲に歯止めがかからない状況が続いている。 東・南部の前線から遠く離れた西部イワノフランコフスク州では11日、飛来したロシアの極超音速ミサイル「キンジャル」で、家族と共に自宅にいた8歳の男児が死亡した。オニシチュク知事は「重傷で病院に搬送され、医師が最善を尽くしたが、残念ながら命を救えなかった」と肩を落とした。知事は動画メッセージで、既に慣れっこになってしまった空襲警報に改めて注意を向けるよう促した上で、「どこに住んでいようとも、自分と親族の安全を守ってほしい」と訴えた。 ウクライナ空軍によると、ロシア軍は自国中部トゥーラ、リペツク両州の上空からミグ31戦闘機でキンジャル4発を発射した。1発はウクライナ北部キーウ(キエフ)州で撃墜されたものの、残る3発がイワノフランコフスク州の軍用飛行場の近くに落下。男児の自宅はそこにあった。 ウクライナ空軍報道官は「(西側諸国に)訓練に行く若いパイロットが標的となった」と指摘。近い将来、ウクライナに供与される可能性がある米国製F16戦闘機の運用を妨害するのがロシア側の狙いだと説明した。 ウクライナは、軍事目標や民間施設を狙ったロシアの砲撃や空爆に巻き込まれて死傷した子供の数を約1600人としているが、占領された東・南部の犠牲者は把握できないため、「最終的な人数ではない」(検察当局)。占領地ではロシア側への子供の連れ去り問題が起きており、子供の人権状況は深刻さを増している。
東名や新東名高速道路、一部区間で通行止めの恐れ 台風7号接近
2023年08月15日
中日本高速道路(名古屋市)は14日、台風7号の接近に伴い、15日から16日に東名高速道路や新東名高速道路などの一部区間で通行止めを実施する可能性があると発表した。 【写真でわかる】マンホールの蓋が突然飛ぶ? 通行止めが見込まれる主な区間と開始時間帯は以下の通り。 ▽東名高速道路 豊川IC―音羽蒲郡IC(16日正午~午後6時) ▽新東名高速道路 新清水JCT―新静岡IC(16日午前6時~正午)、新静岡IC―藤枝岡部IC(16日正午~午後6時)、新城IC―豊田東IC(16日正午~午後6時) ▽新名神高速道路 四日市JCT―甲賀土山IC・亀山JCT―亀山西JCT(15日午後6時~16日午前0時) ▽伊勢湾岸自動車道 東海IC―みえ朝日IC(15日正午~午後6時) ▽北陸自動車道 敦賀IC―今庄IC・長浜IC―米原IC(15日午後6時~16日午前0時) ▽東名阪自動車道 桑名IC―伊勢関IC(15日正午~午後6時)
セブンイレブン、近畿160店舗で休業の予定 台風7号影響
2023年08月15日
台風7号の接近に伴い、コンビニエンスストアの一部に臨時休業の動きが広がっている。 【写真】和歌山・新宮では横殴りの雨、65人避難 セブン―イレブンは、14日夜から順次、近畿地方の一部地域で約160店(14日午後4時時点)の計画休業を予定していると発表した。鉄道の計画運休に伴う駅構内の店の休業なども含まれる。 ローソンは、個別の判断で柔軟に店舗を臨時休業する予定だ。現時点では、近畿地方で運転を見合わせる可能性のある鉄道の駅構内や、休業予定の商業施設内の店を15日に休業する予定だという。 また、道路の冠水などが生じた場合でも商品の遅配を避けるため、近畿地方では弁当や飲料などの店への配送を通常より早める方針という。 ファミリーマートも店舗への早めの納品を関西や中部、関東地方で始めている。店舗の計画的な休業は「加盟店との協議の上、状況によっては検討する」(広報)とし
