「もう1人子どもを産みたいと思えない…」 粉ミルク・オムツ…「赤ちゃん物価指数」急騰 子育て世帯を直撃
2023年08月05日
「もうひとり子どもを産みたいとは思えない」 物価高などの社会不安を背景に、そう訴える親が今、全国で増えています。そんな中、売り上げを伸ばしているのが中古用品店。 キッズ・ベビー用品が、驚きの品揃えに進化していました。 【写真を見る】「もう1人子どもを産みたいと思えない…」 粉ミルク・オムツ…「赤ちゃん物価指数」急騰 子育て世帯を直撃 まず取材班が訪れたのは、米子市内の「産前産後ケアハウスはぐはぐ」。 この日はベビーヨガのレッスンが開かれ、生後4ヶ月までの赤ちゃんとそのお母さんが訪れていました。 子育てにおける悩みを聞いてみると…。 母親 「オムツは高くなったなと感じている。ミルクは1人目は完全母乳だったのでこの子で初めて使ったんですけど、こんなにミルクって高いんだなと今思っています。」 母親 「粉ミルクやオムツは消費量がすごく早いので、結構出費は辛いものがあります。」 こうした声を裏付けるように、ショッキングなデータも出ています。 横浜銀行グループのシンクタンク、浜銀総合研究所の研究員が考案した「赤ちゃん物価指数」。 粉ミルクや紙オムツなど、ベビー用品5品目の価格の変動を示すものです。 直近6月の上昇率は9.3%と、一般的な物価の変動を示す「消費者物価指数」のおよそ3倍の数値。 子育て世帯がより物価高の影響を受けていることがわかります。 また、情報発信メディア『ママスタセレクト』が全国の母親3182人を対象に調査した結果によると、「政府の少子化対策・こども未来戦略方針が実施されたらもうひとり子どもを産みたいか」という質問に対し、およそ半数が「産みたいとは思えない」と回答しています。 実際に街の人も…。 子ども2人の母親 「3人目も考えていたが、毎月の出費も重なっているんで、今は諦めている感じですね。」 子ども4人の母親 「女の子が欲しいって思っていたんですが、やっぱりお金はどうしてもかかっちゃうので…無理かなって思っています。」 こうしたなか、人気を集めているのが…。 土江諒 記者 「ベビー用の夏服、ラインナップが大変豊富です。そして、オムツですね。こうした商品も販売されているんですね。」 やってきたのは、米子市内の中古品販売店。 売り場の一角を埋め尽くしていたのは、3000点に及ぶベビー・キッズ用品です。 セカンドストリート米子店 菅江延彦 店長 「去年からベビー・キッズ用品の買取、販売が非常に増え始めて、世の中の物価高だったりとか、そういったことでリユースを利用されるお客様が増えているのではないかなと思います。」
去年、子ども用品の売り場を1.5倍に拡大。 売れ行きの良い衣類に関しては、品揃えを3倍に増やしました。 サイズ・バリエーションも豊富で、ほとんどの服が330円。 浴衣も550円からと、求めやすい価格設定です。 通常は1万円は超える人気ブランドの抱っこ紐も2090円と、かなりお得です。 セカンドストリート米子店 菅江延彦 店長 「非常に手ごろな値段で提供させていただいているので、買い物を楽しんでいただけるのではないかなと思います。」 ベビー用品においては敬遠されがちな中古品ですが、物価高の今だからこそ、掘り出し物を探してみるのもありかもしれません。
