過去の記事:2019年8月

「恐怖の電話」に韓国銀行は白旗!“徴用工”で日本も敵に回した韓国に援軍なし

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2019年08月09日

米国と中国の狭間で揺さぶられる韓国。北朝鮮に接近し、「中立国家」を妄想する文在寅(ムン・ジェイン)政権に対し、「米国の“お仕置き”が始まった」と指摘するのは、元日本経済新聞編集委員の鈴置高史(すずおき・たかぶみ)氏だ。いわゆる「徴用工判決」をめぐり、日本は国際司法裁判所(ICJ)に単独提訴する方針を固めた。朝鮮半島情勢をウオッチしてきた鈴置氏は、韓国の現状を「打開策はない」と分析する。

 鈴置氏は近著の『米韓同盟消滅』(新潮新書)で、韓国の歴代政権の対外姿勢の変遷や韓国人のメンタリティーなども論じている。

 「韓国人の若者の間で『中二病』という言葉が出てきた」と鈴置氏。韓国紙、中央日報でも「中二病」が使われているという。

 「中二病」とは、中学2年生前後の思春期特有の自意識過剰や妄想にふける様子を示す日本生まれの言葉だ。「韓国は自分に隠された力があると信じているが、世間が認めてくれないので世界に知らしめなければいけないと思っている」というのだ。

 韓国社会でそうした傾向が強まってきたのが2008年のリーマン・ショック以降だといい、「中国と一緒になって、米国や日本を見下すような姿勢を取るようになった」と鈴置氏。呼応するように、政権も米国に反発する態度を取るようになってきたとみる。

 歴代大統領は「朴槿恵(パク・クネ)政権になると中国を、文政権は北朝鮮を敵としなかったことで『米韓共通の敵』がなくなった。韓国人の多くは南北分断を解消するには大国の力を排除して中立化するしかないと思っている。観念論者の文氏は経済のことは考えていないようだ」と鈴置氏は分析する。

 

 

審査過程をチェック 「表現の不自由展」中止で文科相方針

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2019年08月09日

愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、元慰安婦を象徴する「平和の少女像」や昭和天皇の肖像を燃やすような動画作品などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題をめぐり、柴山昌彦文部科学相は8日、「主催者の実行委員会が判断することであり、諸般の事情考えて中止したのだろう」と述べた。その上で、補助金の支出を採択した文化庁として、どのような審査が行われたのかチェックする方針を改めて示した。

 今回のあいちトリエンナーレは文化庁の補助金対象事業に採択されている。しかし文化庁によると、採択にあたっては外部の有識者が(1)各地域が誇る文化観光資源の創生や展開(2)国内外への戦略的広報の推進(3)文化による国家ブランディングの強化(4)観光インバウンドの拡充-といった事業目的を審査したものの、愛知県などが提出した申請書には、具体的な展示内容についての記載はなかった。

 柴山文科相は記者の質問に答える形で、「事業の目的に合致しているかどうか、しっかりした申請と確認が行われたのか、チェックをするということ」と述べつつ、「(一部報道にあるような)政権の意向に沿ったものしか認めない、ということではない」と強調した。

 

最終更新:8/8(木) 12:53
産経新聞

 

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津田大介氏招くシンポ 抗議数十件、中止も検討 神戸市など

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2019年08月09日

神戸市などが18日に兵庫県立美術館(同市中央区)で開くシンポジウムに、愛知県で開催中の国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019」で芸術監督を務めるジャーナリスト津田大介さんの登壇が予定されていることに数十件の抗議が寄せられ、主催側がシンポの中止や津田さんの登壇見合わせを検討していることが8日、分かった。

 「あいち-」は1日に始まり、従軍慰安婦を象徴する像などが並ぶ企画「表現の不自由展・その後」が開幕3日で中止となった。

 神戸のシンポは、神戸市兵庫区と長田区を舞台に9~11月に開かれる現代美術の祭典「アート・プロジェクトKOBE2019 TRANS(トランス)-」の関連イベント。登壇者3人には、トランスのアートディレクターらに加え、津田さんも含まれている。

 トランスとシンポを主催する実行委員会の担当者は「人選は7月で政治的な意図はない。シンポはトランスのPRが目的で、このまま開催すると趣旨から外れないかと危惧している」と話し、「できるだけ早く方向性を出したい」とした。(上杉順子)

 
 
 

 

就活まで日韓関係が悪化~韓国人学生の未来が危機へ

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2019年08月08日

韓国での授業料引き下げのデモ。韓国を出て日本企業への就職者が増加。(写真:ロイター/アフロ)

国交回復後、最悪の日韓関係

日本、韓国ともに、日韓関係の悪化が各メディアで報じられています。

8月2日に日本が安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「グループA(旧・ホワイト国)」から、韓国を外す決定を行いました。

これに対して文在寅大統領は「決して座視しない」(2019年8月2日・共同通信)と強い口調で批判。

以後、日本製品の不買運動や日韓交流の中止、韓国人観光客の日本旅行取りやめなどが相次いでいます。

8月15日は日本にとっては「終戦の日」ですが、韓国にとっては「光復節」。同日に、文大統領がさらに日本批判を強める(または日本旅行の規制等の報復措置)を発表するのでは、との観測も出てきました。

さて、外交の専門家でもなく、韓国の専門家でもない私がなぜ、日韓関係に言及しているのか。それは、もちろん、私の専門である就職にも影響が出ているからです。

韓国雇用労働部、日本企業締め出しへ

今年9月にソウルで開催予定の就職合同説明会について、韓国雇用労働部は開催中止か日本企業の対象除外を検討、と朝鮮日報日本語版オンラインは報じています。

韓国雇用労働部は9月24、26日にソウルのCOEXで予定していた日本・東南アジア地域の就職博覧会「2019下半期グローバル雇用大展」の開催を中止するか、日本企業を対象から除外する方向で検討することを決めた。

雇用労働部関係者は4日、「韓日関係が悪化した状況にあるため、ひとまずイベントを保留することにした。日本企業を除外し、イベントの規模を縮小するなどさまざまな案を検討している」と説明した。同関係者は「韓日関係がぎくしゃくしているのに、韓国政府が『韓国の青年を採用してほしい』と就職博覧会に招くのは体裁が悪い」と述べた。

朝鮮日報オンライン8月5日配信記事「韓国は日本企業就職博覧会を保留、日本は韓国旅行に注意喚起」

事実上の締め出し策で、そこまで嫌日が進むのか、と思うとため息が出ます。

これは日本企業にとっても、韓国人学生にとっても、双方にダメージを与える愚策と言えるでしょう。

韓国・就職難から日本への就職者が増加

韓国では1997年のアジア通貨危機以来、雇用の非正規化が進みました。

サムソン電子、ヒュンダイなど財閥系企業は世界レベルにまで躍進しましたが、そこに就職できるのはごく少数。

そこで2010年代から恋愛・結婚・出産を放棄する若者を「三放世代」と呼ぶようになりました。さらに、「就職」「マイホーム」も放棄する(放棄せざるを得ない)「五放世代」へ。そして現在は「人間関係」「夢」も放棄した「七放世代」とまで呼ばれています。

2015年頃から、韓国国内では「ヘル朝鮮」というネットスラングが一般化しました。失業率の高さ、自殺率の高さなどから「地獄(ヘル)のような韓国」と自嘲する意味があります。

2019年1月30日には「就職できないからヘル朝鮮だと言わず、ASEAN(東南アジア諸国連合)をみればハッピー朝鮮だ」と語った韓国政府高官が辞職に追い込まれています(朝日新聞2019年1月30日朝刊「ヘル朝鮮なら『ASEANで働けば』暴言の韓国高官辞職」)。

あまりにも長く就職氷河期が続くため、2010年代から日本国内に就職する韓国人学生が増加していきました。

これは日韓関係が悪化しだした2018年以降も同様です。

2019年6月28日、大阪のG20サミットにて日韓首脳はわずか8秒しか握手しませんでした。

これは日韓関係の悪化の象徴として、報道されましたが、同日、韓国で開催された日本企業の合同説明会は盛況だったのです。

28日午後2時、ソウル市江南区内のコンベンションセンター「COEX」で行われた「Career in Japan日本企業採用博覧会」の会場。控え室は書類審査を通過して面接を待つスーツ姿の求職者たちでいっぱいだった。日本語を専攻したキム・ヘリさん(24)は「韓国国内で人文学系大学・学部卒業生が就職するのは夢のまた夢。就職難が深刻な韓国ではなく、好況で求人難の日本で就職先を探す人が周囲に多い」と語った。

2019年6月29日 朝鮮日報「韓日首脳が8秒間握手した日、韓国の『日本企業就職フェア』は大盛況」

韓国から日本への就職者、6万人突破の理由

国内労働市場が冷え込んでいる中、日本企業は韓国の求職者たちにとって一筋の光となっている。日本の厚生労働省の統計によると、日本で就職した韓国国籍者は2013年の3万4100人から昨年は6万2516人へと5年間で約2倍に増えているという。

2019年6月29日 朝鮮日報「韓日首脳が8秒間握手した日、韓国の『日本企業就職フェア』は大盛況」

では、なぜ韓国から日本への就職者が増えているのでしょうか。

理由は4点あります。

理由1:そもそも韓国の就職状況が厳しい

日本の厚生労働省が発表した30年平均の有効求人倍率は1.61倍で45年ぶりの高水準となった。大卒就職率は98.0%でほぼ全員が何らかの職を得られる。一方、韓国の就職難は深刻で、大卒就職率は7割に満たない。韓国政府が打ち出した最低賃金引き上げによる人件費負担に耐えられなくなった企業の雇い止めが増加し、雇用状況が悪化したことも景気低迷に拍車を掛けているとされる。

産経新聞2019年2月19日朝刊「韓国学生、日本就職を熱望 仕事がない…関係悪化でも後絶たず」

記事中の大卒就職率について、日本の98.0%は就職希望者ベースの数値です。韓国の大卒就職率が就職希望者ベースなのか、卒業者ベースなのかは不明ですが、同一だとすると、低いことは確かです。

理由その2:中小企業が低賃金・非正規で人が集まらない

日本の中小企業も採用難で「人手不足倒産」が深刻な問題となっています。

が、待遇はその多くが正規雇用であり、賃金・福利厚生も企業によっては引き上げる方向で進んでいます。

大企業と、中小企業の賃金格差は正社員では約2倍。非正社員との格差はさらに大きい。若年層の就職難は深刻で、18年の15~29歳の失業率は9%を超える。

朝日新聞2019年1月28日朝刊「韓国の働き方改革:下 最低賃金、2年で3割アップ 格差是正へ、雇用増政策から転換」

韓国は日本以上に大手企業志向が強いのですが、それは単にブランド志向というだけでなく、賃金格差が相当ある、という事情もあります。

大手企業に就職できなかった韓国人学生からすれば、韓国の中小企業に就職するよりも日本の大手企業または中小企業に就職する方が経済的利益が大きいのです。

理由その3:日本企業の技術力が高く、雇用が安定

商品・製品を大きく分類すると、消費財・生産財・中間財に分かれます。

消費財は消費者向けの完成品、生産財は消費財を生産するのに必要な機械・部品などです。

中間財は消費財・生産財の中間で建材などが当てはまります。

例えば、自動車だと消費財は自動車そのもの。消費財メーカーは日本だとトヨタ、日産など、一般知名度の高い企業ばかりです。

では、その自動車を製造する機械のメーカーは?自動車のネジを作るメーカーとそれを扱う商社は?

となると、一般知名度は途端にゼロに近づきます。

それはそうでしょう。機械メーカーや機械・部品を取り扱う専門商社は消費者相手ではなく企業相手になるのですから。

韓国であれ日本であれ、それ以外のどの国でも、この消費財・生産財・中間財という分類は当てはまります。

さて、日韓関係の悪化を決定づけた輸出管理(韓国側の言い方では経済報復・輸出規制)ではフッ化水素など3品目が対象となりました。

フッ化水素は半導体・ディスプレイ製造に必要な製品です。

特に高純度フッ化水素(純度99.999%、通称「ファイブナイン」)は日本の技術力が高く評価されています。

そのため、ロシア・中国など他国が製造するフッ化水素では、現在の韓国メーカー各社には適合しません。仮に適合するとしても製造ラインの見直しなどで相当期間かかる、と言われています。

この輸出管理で図らずも日本の技術力の高さが明らかとなりました。

そして、この技術力の高さが雇用の安定にもつながっています。

なお、技術力の高さ、というと理工系の学生だけ、と思われがちですが、営業なども含め総合職採用で文系採用も多い点を付記しておきます。

理由その4:日本企業は人不足

日本は2008年のリーマンショックの影響で2009年~2011年ごろまで就職氷河期でした。しかし、2012年ごろから改善し、2013年ごろから売り手市場に転じ、現在に至っています。

「韓国人材欲しい」が9割強 日系企業に調査、KOTRA[経済]

NNA2018年10月25日記事「『韓国人財欲しい』が9割強 日系企業に調査、KORTA」によると、

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が日系企業177社(105社が回答)の人事担当者に実施したアンケートで、9割強が「韓国人材の採用を希望している」と答えた。

とのこと。回答した企業のうち、4割強は「韓国でビジネスを展開していない企業」とも記事にあります。

こうした4点の理由から、日本企業に就職する韓国人学生が増加していきました。

2017年には放言議長も、就職強化を要請

長引く韓国の就職氷河期を文在寅政権も改善しようとしましたが、結果として改善しませんでした。

そのため、2010年代から韓国政府や自治体、経済団体は日本企業への就職支援を強化していました。

今月、韓国雇用労働部が中止または日本企業締め出しを検討している就職合同説明会(記事では海外就職博覧会)も、雇用労働部、つまり、韓国政府の主催です。

今年上半期に開かれた博覧会には15カ国から184社が参加したが、日本企業は115社(62.5%)を占めた。求人難に直面する日本企業が韓国の青年の採用を望んでいる上、就職難で韓国の青年が日本企業に目を向け、日本での就職が増える傾向にある。雇用労働部によると、昨年政府の支援を受けて海外に就職した5783人のうち、日本が1828人(38%)で最も多かった。

朝鮮日報オンライン8月5日配信記事「韓国は日本企業就職博覧会を保留、日本は韓国旅行に注意喚起」

2017年には来日した韓国の国会議長が大島理森・衆議院議長と会談した際、放言を連発。その合間に韓国人学生の就職支援も要請しています。

韓国国会の丁世均(チョン・セギュン)議長が6月7日に来日し、8日に大島理森衆院議長らと会談した際、2018年平昌冬季五輪への日本人観光客訪問を求め、「もし少なかったら2020年東京五輪には1人の韓国人も行かせない」と述べるなど、不規則発言を繰り返して現場を混乱させていたことが30日、複数の同席者の証言で分かった。

それによると、韓国与党、「共に民主党」幹部でもある丁氏は会談冒頭から「昨年は今回のような招待がなかった」と日本側の対応に不満を漏らした。

その上で韓国の経済状態がよくないことを指摘し、「日本は景気がいいのだから、査証(ビザ)を簡素化して、韓国の若者を日本企業で引き受けてほしい」と要求した。

産経新聞2017年7月1日朝刊「来日の韓国議長が放言連発」

日本企業と韓国人学生、どちらが損?

では、今後、日韓関係がさらに悪化した場合(素人目にも改善はしそうにないですが)、就職・採用という点で日本企業と韓国人学生、どちらの損失が大きいでしょうか。

日本企業からすれば、韓国人学生の採用によって解消できた人手不足がなくなるのは痛手です。

ただ、ものすごく痛手か、と言えばそこまでではありません。

日本人学生、既卒者の採用や外国人留学生でも他国からの採用を増やせば済むからです。

一方、韓国人学生からすれば、賃金・福利厚生が高く、そして安定している日本企業への就職が閉ざされるのは、大きな痛手となるでしょう。

日本以外の海外就職をするにしても、アメリカは就労ビザが厳しく、ヨーロッパ諸国も同じ。中国は賃金が高いとは言えず、これはアジア諸国も同様です。

米国ではトランプ政権の方針でビザ発給が厳しくなり、中国でも就労後に求人時の条件と違うといったトラブルが相次ぐ。結果として相対的に日本への関心が高まっているという。

産経新聞2019年2月19日朝刊「韓国学生、日本就職を熱望 仕事がない…関係悪化でも後絶たず」

仮に、韓国人学生が日本企業への就職を敬遠するようになった場合、韓国人学生にとって損失が大きいのは明らかです。そして韓国人学生の未来はさらに暗くなりかねない、まさに危機にあるのです。

日韓両国の市民、学生は理性ある行動を

とは言え、私がこの日韓関係悪化にあって、数少ない希望を見出せる点は、日本・韓国、双方の市民、学生とも理性ある行動をとっている点です。

日本では、韓国人観光客に対するヘイト事件は発生していません。

韓国では、韓国人学生が日本企業への就職を回避しよう、という動きは今のところ出ていません。

それから、日本製品ボイコット運動などが起きていますが、一方で、ソウル都心に「NO jAPAN」の旗が掲示されたところ、批判が殺到。半日で降ろす事態となりました。

日本人観光客が多く訪れるソウル都心に「反日の旗」を掲げるというソウル市中区の計画が6日、実施から半日で撤回された。

(中略)

汎与党圏である正義党からも「安倍政権と日本を区分できず無概念的な反日と民族主義に追いやる政治家らの突発的行動は自制することを促す」(ユ・ソンジン報道官)との批判論評が出てきた。

中央日報2019年8月7日配信記事「ソウル市中区『ノージャパン』旗騒動…『嫌韓誘発』批判起き区長が謝罪」

もちろん、こうした理性的な行動ばかりではありません。

日本であれ、韓国であれ、対立をさらに煽るかのような言動、行動は見受けられます。が、日韓両国の市民、学生の多くは理性的な行動を選択するでしょうし、また、そうであってほしい、と願います。

特に日本企業への就職という点においては、政府・政治家がどう対立しようと、日本企業・韓国人学生、双方の利益にかなう話です。

今後、日韓関係がどうなるかは不明ですが、就職の専門家としては、韓国人学生の日本企業就職が今後も継続することを願うものであります。そして、この日本企業への就職という点が突破口となり、日韓関係の正常化につながることもまた願うものであります。

 

 

サイゼリヤの客離れが「全席禁煙化のせい」という説はどこまで本当か

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2019年08月08日
2019.3.22 5:00

サイゼリヤの客離れが「全席禁煙化のせい」はどこまで本当か既存店売上高が11ヵ月連続で対前年比マイナスとなった原因が、「全席禁煙」ではないかと言われている。それは本当だろうか Photo:DOL

サイゼリヤで報じられる苦境
「11ヵ月連続マイナス」の原因とは

 外食産業の成長株だと思われていたサイゼリヤが、苦境にあります。既存店売上高が11ヵ月連続で対前年比マイナスになったというのです。そしてその一因が、ひょっとすると昨年7月に打ち出した「全席禁煙」ではないかという報道がされています。

 一方で、ほぼ同時期、昨年6月に全席禁煙に踏み切った串カツ田中では、逆に禁煙化によって「成果が出た」と報道され、全席禁煙は外食産業にとってプラスになるというイメージが広められました。

 一体全体、全席禁煙は外食産業にとってプラスに働くのか、それともマイナスに働くのか、どちらなのでしょう。2020年の東京オリンピックに向けて、これから外食産業における禁煙の動きはより活発になると思われます。それも踏まえて、禁煙化と売り上げの関係について考えてみたいと思います。

 まずは、足もとで不調が取り沙汰されているサイゼリヤの状況を見てみましょう。サイゼリヤの既存店の売上減に関しては、実は面白いほど一貫した特徴があります。売上高は客数と客単価に分解できますが、売り上げが減少した11ヵ月の間、客数は一貫してマイナスとなり、その一方で客単価は一貫して微増を維持しているのです。

 そしてその数字は、それほど大きな振れ幅ではないというのがもう1つの特徴です。客数は11ヵ月平均で2.4%のマイナス、客単価は同じく11ヵ月平均で0.4%のプラス。平たく言えば「お客さんの数は100人から97~8人に減ったけど、お客さんが使うお金はほとんど変わっていない」という表現に近い状況が、11ヵ月続いているのです

とはいえ、客数が一貫して減っているのは事実なので、「やはり一定数のお客さんが禁煙化で客離れになったのではないか」という疑問は出てくるでしょう。

 この全席禁煙の影響ですが、要素を分解すると、禁煙になったのでお店を使わなくなった(離れた)顧客の数と、逆にタバコを吸う顧客がいなくなったのでお店を使うようになった(増えた)顧客の数の差し引き、ということになります。

 日本人の成人(男女合計)の喫煙率は18%ですから、単純に考えると、サイゼリヤでは離れた客の数も増えた客の数も、実際の増減のマイナス2.4%よりも多いであろうことが推測されます。

全席禁煙を打ち出す前も
客数は一貫して減少していた

 さらに、もう1つ気をつけなければいけないことが、この2.4%減は禁煙の影響だけではないということです。11ヵ月連続ということで言えば、全席禁煙を打ち出す前の時期でも、サイゼリヤの客数は一貫して減少していたことになります。

 サイゼリヤの場合、2018年7月下旬に全国約1000店舗のうちの約300店舗で全席禁煙が始まり、今年9月までに全店での全席禁煙化を完了する予定になっています。禁煙化が始まった2018年8月から直近(2019年2月)までの7ヵ月に限っていうと、客数の減少率は2.0%。そしてその1年前となる、禁煙化と関係がない2017年8月から2018年2月までの客数の減少率は1.1%です。

 そう考えると、禁煙化の悪影響はせいぜいその差の1%未満(単純計算で0.9%)。となり、禁煙の影響が既存店売上高の大きなマイナス要因とまではいいにくい気がします。

 では、禁煙がプラス効果になったという串カツ田中のデータを見てみましょう。こちらは2018年6月に全面禁煙を行ったところ、むしろ客数が大幅に増えたという報道がありました。2018年5月における客数は対前年比で4.5%マイナスだったのが、6月には2.2%のプラスと大きく(6.7ポイント)改善したので、そう報道されたようです。

そこで、先ほどと同じような考え方で、全席禁煙になった2018年6月から直近の2019年2月までの既存店における客数増のデータを見てみると、4.5%どころではなく、平均で7.2%ものプラスになります。この数字を見ると、結構スゴイように思えますが、実はそうとも言えません。

 まだ喫煙可だった1年前の同時期、2017年6月から2018年2月の客数は6.1%の高水準にあるからです。つまり、串カツ田中はそもそも成長を続けている会社なのです。

 そして、前述の2つの時期の差を単純に計算すると、増えたのは1.1%なので、禁煙がプラスに働いた分はサイゼリヤ同様、やはり微妙な数字だったと言えそうです。

外食の浮沈の激しさは
こんなものではない

 そもそも外食産業の興亡は、もっと数字的に激しいものです。直近2月の全店での対前年売上比を各社について拾ってみると、好調のコメダ珈琲が8.5%、スシロー8.8%、マクドナルドが3.6%。それに対して苦戦しているチェーンでは、天丼てんやがマイナス4.6%、吉野家がマイナス4.7%、モスバーガーはマイナス5.0%という振れ幅です。サイゼリヤが直近でマイナス0.7%の売上減だということは、業界全体で見れば異変というほどの出来事ではないわけです。

 ただし、です。前述のように、日本の成人男性の18%が喫煙者だという事実を考えると、これから先、オリンピックに向けたグローバル規制により、外食各社で一斉に禁煙化が進むマイナス影響は、少なくないと考えるべきでしょう。

 タイミング的には、他社を横目で見ながらいつ踏み切るかが、マーケティング政策的にいえば、「喫煙者がいないプラスをアピールすることによる顧客増」と「これまで来店してきた喫煙客の離脱によるマイナス」について、前者をなるべく増やし、後者のダメージをどう減らすかが、考えどころになってきます。

 

 

串カツ田中が5カ月連続前年割れの変調、全面禁煙が招いた2つの難題

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2019年08月08日

串カツに特化した居酒屋チェーン「串カツ田中」が変調だ。既存店売上高が5ヵ月連続で前年割れ。2018年6月に全面禁煙に踏み切りファミリー層の獲得を狙ったものの、サラリーマン層の客離れを招き、客単価が低下。禁煙の反動が現れ始めている。(ダイヤモンド編集部 山本興陽)

● 7月の既存店は前年比95.9%

 とある土曜日の夜、東京都内の居酒屋チェーン「串カツ田中」の店内は家族連れで賑わっていた。子供たちが美味しそうに串カツを頬張る光景を、店外に出た父親がどことなく寂しそうにタバコを吸いながら眺めていた。

 業界に先駆けて、串カツ田中が全面禁煙に踏み切ったのは、2018年6月のことだ。当初は業績を不安視する声もあったが、一見好調を維持しているようにも見える。

 19年11月期の第2四半期決算では、売上高が約46.8億円、経常利益は約3.8億円といずれも前年同期比で約4割増の増収増益となった。

 ところが、全面禁煙から1年が過ぎ、懸念材料が出始めている。それは、外食産業の店舗の健康状態を示す“体温計” ともいわれる既存店売上高の落ち込みだ。

 8月6日に発表された19年7月の既存店売上高は前年同期比で95.9%。 3月以降、5ヵ月連続で100%を下回ってしまったのだ。

 こうした状況について、串カツ田中ホールディングスの坂本壽男経営戦略部長は、「メディア露出による反動減だ」と主張しているが、串カツ田中でここまで前年割れが続いた事態は初めてで、先行き不安は否めない。

 既存店売上高の落ち込みの要因を見ていくと、7月の既存店客数は同99.7%となんとか前年並みを維持しているものの、客単価は同96.1%と大幅に落ち込んだ。

● 禁煙でサラリーマン客が敬遠 客単価が2400円→2200円に

 全面禁煙に踏み切ったことで、串カツ田中は今、2つの難題に直面している。

 1つ目は、「サラリーマン客離れ」である。

 全面禁煙の導入は愛煙家にとっては困った問題で、サラリーマンを中心に敬遠されてしまった。特に、平日のサラリーマン客は、全面禁煙の導入前と比べて10%減となっている。

 メディア露出の効果でファミリー層は増え、土日の客層が増加したものの、「全体的な客層がファミリー寄りになりすぎた」(坂本経営戦略部長)というのだ。

 その反動で生じた2つ目の難題が、「客単価の減少」である。全面禁煙導入までの客単価は2400円台だったが、直近では2200円前後まで落ち込んでしまった。

 サラリーマン客と比較して、家族連れの客は単価の高いアルコールの消費量が少ない。このことが客単価の減少を引き起こしているのだ。

 この2つの難題を解決しなければ、既存店売上高の回復は難しい。

 現状を打開するために、串カツ田中はサラリーマン客の回帰に焦点を当てたキャンペーンを7月から始めた。

 2個のサイコロを振って出た目の数に応じて、人気のサワーが無料や半額になる「チンチロリンサワー」。1枚500円で「田中で飲みpass」を購入し、提示すると1ヵ月間ドリンクが199円となるなど、サラリーマンが足を運びたくなるような施策を次々に打ち出している。

 10月の消費増税に伴い、軽減税率の対象外となる外食業界は落ち込みが予想されている。また、2020年4月の改正健康増進法の施行で、多くの飲食店が受動喫煙対策を求められ、全面禁煙という施策は差別化の要因にならなくなる。

 業界に先駆けた全面禁煙は、吉と出るか凶と出るか。串カツ田中が、「正念場」を迎えている。

ダイヤモンド編集部/山本興陽

 
 

 

【中国時報】中国に部品供給 企業へ影響懸念 米・ファーウェイ対立

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2019年08月08日

©株式会社琉球新報社

 米中の貿易戦争が加熱し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への締め付けも強まる中、中国のIT企業に部品等を供給する台湾企業への影響が懸念されている。中でも世界最大の半導体メーカーTSMCや下請け最大手である鴻海(ホンハイ)の動向に対する投資家の関心は高い。

 ファーウェイ傘下の「海思(HiSilicon)」に半導体用シリコンウエハーを供給するTSMCは、ファーウェイ支持の方針を崩しておらず、業績も楽観視している。しかしグーグルに続き、インテルや英大手ARMなどの取引停止も伝えられており、業界内部ではファーウェイの今年の出荷台数が3割減とも予想され、TSMCが今後苦境に立つという見方は強い。

 一方、米中双方の大手IT企業の下請けとして中国に展開する鴻海は、ファーウェイが得意とする5G技術の開発を最重点項目とする一方、ファーウェイとは一線を画す姿勢で、米国寄りの姿勢を取る模様だ。

 米中貿易戦争を期に大きな転機期を迎えそうな台湾のIT各社。企業トップのかじ取りに注目が集まっている。

 

 

社説[米中貿易摩擦激化 ]世界経済混乱させるな

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2019年08月08日

©株式会社沖縄タイムス社

 世界1位と2位の経済大国の制裁合戦が、世界経済に与える深刻な影響を懸念する。

 米国は10日、中国製品2千億ドル(約22兆円)分の追加関税率を10%から25%へ引き上げる制裁措置を発動した。約5700品目に及ぶ。

 さらにこれまで対象外だった約3千億ドル(約33兆円)分に追加関税を課す手続きに入ると発表した。実行されれば、中国からの全輸入品が追加関税の対象となる。

 自国第一主義のトランプ米大統領が、「どう喝」するように一方的に制裁強化策を打ち出す手法は超大国の指導者とはとても思えない。

 中国も13日、報復措置を発表。米国製品600億ドル(約6兆6千億円)分の追加関税率を6月1日から、最大10%から最大25%に引き上げる。

 トランプ氏が追加関税に踏み切ったのは知的財産権の侵害や技術移転の強要で折り合わなかったからとみられる。

 中国側の国有企業への不透明な政府補助金といった問題でも当初の姿勢から後退したことも要因だろう。

 一時は合意に向けて楽観視されていたが、中国は今月に入って一転したとされる。

 昨年の追加関税で中国経済は失速。習近平国家主席は早期に貿易協議に合意して追加関税を撤廃してもらいたいのが本音とみられる。

 中国は今年建国70周年を迎える。対米交渉で「弱腰」との批判が高まれば政権運営に響くという国内事情もある。

 米中の貿易摩擦のエスカレートは両国に何の利益ももたらさないことは明らかだ。

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 国際通貨基金(IMF)が今年4月に発表した世界経済見通しがある。

 米国と中国が追加関税を拡大し、互いの輸入品全てに25%を課した場合、両国間の貿易規模が「長期的に3~7割減少する可能性がある」と分析。企業が中国から生産拠点を移し、実質国内総生産(GDP)は中国が最大1.5%、米国が0.6%それぞれ減ると試算している。

 知的財産権侵害を理由に、トランプ政権は昨年から追加関税措置をとった。中国も報復措置で対抗した。

 10日に発動した関税引き上げの対象となるのは家電や家具など生活に密着した品目が多い。高関税は中国はもちろん、米国の消費者も直撃する。関税は米側の輸入業者が納めるため、輸入品価格の上昇のツケを払うのは結局、企業や消費者である。米国内からも懸念の声が出ているのはそのためだ。

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 IMFは日本などの企業にも悪影響が及ぶと警告している。中国での設備投資を控え、工場を他の国に移転する動きにつながるとの専門家の見方も出ている。

 全ての中国製品に関税を上乗せする手続きには産業界などから意見を聞く公聴会を入れると数カ月かかるという。

 そのさなかの6月には大阪で20カ国・地域(G20)首脳会合(大阪サミット)が開かれる。米中首脳が会談する「可能性が高い」という。

 世界経済に混乱を招くことは絶対に避け、米中の一致点を見いだすための役目を議長国の日本が果たしてほしい。

 

 

ファーウェイ禁輸、抵触品の確認急ぐ 京都の電子部品メーカー

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2019年08月08日

©株式会社京都新聞社

米中の動向を注視する京セラ(京都市伏見区)

 中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に対する米政府の禁輸措置を受け、京都の大手電子部品メーカー各社が対応に追われている。国内では対象製品の出荷停止を決めた企業もあり、京都の各社も規制に抵触する製品がないか確認を急ぐ。禁輸措置が長引けば業績への打撃となりかねず、各社は米中貿易摩擦の行方に神経をとがらせている。

 スマートフォンに多く使われる積層セラミックコンデンサーで世界シェア首位の村田製作所は「状況を精査している」(広報部)とし、規制の該当品がないか点検に追われている。村田製は、ファーウェイの主要取引先の一つで、コンデンサーやフィルターを納入しているとみられる。

 ファーウェイは、2018年のスマホ出荷台数が2億台を超え、世界3位。日本企業からの部品調達額は18年に6700億円規模に達した。

 今回の米政府の制裁では、米国製の部材や技術が一定以上使われていれば禁輸措置の対象となる。国内ではパナソニックが対象製品の取引停止を決め、社内に通達した。

 ただ、トランプ米大統領は23日、対中交渉次第でファーウェイへの制裁を緩める可能性を示唆し、禁輸措置が続くかは不透明だ。このため多くのメーカーは「事態の成り行きを見守っている」(京セラ)、「状況を見ながら対応する」(ローム)とし、米中間の経済対立の動向を注視している。

 禁輸措置の影響は、部品メーカーにとどまらない。ファーウェイの取引先企業から半導体製造装置を受注するTOWAは「大きくはないが、ある程度の影響は避けられない」とし、「中国の設備投資意欲が減退しないか心配だ」と憂慮。SCREENホールディングスも「間接的に影響を受ける可能性がある。禁輸措置が長期化すれば世界経済全体にも響く」と懸念する。

 

 

米、中国5社から調達禁止 13日実施、ファーウェイも

カテゴリー/ フリースペース |投稿者/ ビレンワークアップ
2019年08月08日

【ワシントン共同】トランプ米政権は7日、昨年8月に成立した国防権限法に基づき、連邦政府機関が中国通信機器大手の華為技術ファーウェイ)など5社から、通信機器や監視カメラを調達するのを13日以降禁止する規則を公表した。

 国防権限法は、5社の製品やサービスを通じて軍事情報などが盗み取られる恐れがあると懸念し、規制を強めた。さらに来年8月以降は、5社の製品を使う企業は連邦政府機関と取引ができなくなる。

 5社は、ファーウェイと同業の中興通訊(ZTE)、海能達通信(ハイテラ)、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)、浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)。

 

最終更新:8/8(木) 8:58
共同通信

 

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