化粧品各社、客へのメーク自粛 接触控える動き広がる 新型肺炎
2020年02月22日
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、百貨店の化粧品売り場で、美容部員が客の肌に直接触れるメークなどを自粛している。遊園地ではキャラクターと来園者との触れ合いを制限。感染リスクを抑えるため接触機会を減らす動きが広がる。事態収束が見通せない中、サービス低下で客離れが進む恐れもある。
コーセーや資生堂など化粧品メーカーは、感染者が急増し始めた1月下旬から、美容部員が客の肌に直接触れないようにしている。美容部員の助言を受けて客自らがスキンケアやメークをする方法で対処する。高級品を扱う百貨店売り場では、肌に合うかどうかを確認しながら美容部員がファンデーションや口紅を塗るサービスが通例だ。東京都内の百貨店を訪れた30代女性は「感染が広がっている状況ではこうした対応も仕方がないと思う」と理解を示した。
資生堂では1月24日から2月3日までの国内売上高が訪日外国人客の減少で前年同期比で2割弱減少した。同社に限らず、従来通りの接客ができない状況が続けば業績へのさらなる悪影響も懸念される。
千葉県浦安市の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、来場客がキャラクターに殺到しないよう演出を抑制している。キャラクターとの触れ合いは呼び物の一つだが、感染防止のためにやむを得ないと判断した。
三菱電機、「情報流出」「過労自殺」が相次ぐ事情
2020年02月22日
総合電機大手の三菱電機で、不祥事やトラブルが相次いでいる。
三菱電機は2月10日夜、社内ネットワークが外部からのサイバー攻撃を受けた問題で、これまで流出していないと説明していた、防衛に関する重要な情報が流出した可能性があると発表した。
防衛省によると、流出した可能性があるのは、防衛装備庁が2018年10月に貸し出した装備品の研究試作の入札に関連した資料で、取り扱いに注意すべきとする注意情報が含まれていた。防衛省は最終的には三菱電機とは別の企業が契約を締結しており、流出が安全保障に与える影響については「精査中」と発表した。
■大きく変転する三菱電機の説明
三菱電機は1月20日に、サイバー攻撃によって個人情報や企業機密が外部に流出した可能性があると発表していた。この時点では、防衛や電力、鉄道など社会インフラに関する機微な情報や機密性の高い重要な情報は「流出していないことを確認済み」と説明していた。しかし、1カ月も経たないうちに当初の説明が180度ひっくり返った。
防衛省の資料は紙媒体で渡され、そのまま返却するのが決まりになっていた。三菱電機は資料を受け取る際に情報の保全に関する誓約書を防衛省に提出していたが、紙資料を無断で電子データ化し、保存していた。重要な情報が流出していないと当初説明していた理由について、三菱電機は「流出した恐れのある資料は最初の調査対象から漏れていた」と説明した。
防衛装備庁の担当者は、「資料を電子データにして保存することは許可しておらず、不適切な取り扱いだった。この先、追加で何か出てこないとも限らないので、処分は全容が判明次第、検討する」とコメントした。最終的な調査結果の判明時期について具体的な回答は得られておらず、三菱電機の説明に防衛省は不満を募らせている。
防衛情報の流出可能性を発表したのと同じ2月10日には、製品の出荷検査不備も明るみに出た。パワー半導体製品の一部で、顧客と取り交わした規格どおりの出荷検査を行っていなかったのだ。
2月のデパート売上大幅減、インバウンドは70%減
2020年02月22日
デパートの売上高が大幅に落ち込んでいます。日本百貨店協会は21日、2月の17日までの全国の百貨店の売り上げ高が去年の同じ時期と比べて15%減ったと発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が大きな要因で、特にインバウンド需要の落ち込みで免税品の売上高は70%程度減ったということです。
去年は2月だった春節が今年は1月だったことも要因ですが、大幅な売り上げ減は各社の業績に大きな影響を与えそうです。(21日15:50)
新型肺炎 韓国で新たに142人の感染確認=計346人
2020年02月22日
肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は22日、前日の午後4時から22日午前9時までに新たに142人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計346人となった。
新たに感染が判明した142人のうち、131人は南東部の大邱市(28人)と慶尚北道(103人)で確認された。
集団感染が発生した大邱市南区の新興宗教団体「新天地イエス教会」に関連した人は38人。すでに感染者が出た慶尚北道・清道の病院に関連した人は92人で、このうち同病院に入院していた50代の女性が死亡した。韓国での死者は2人に増えた。
新型肺炎 下船の米国人が18人感染 さらに増加の可能性
2020年02月22日
米疾病対策センター(CDC)傘下にある国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ所長は21日の電話会見で、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船し、政府チャーター機で帰国した米国人300人以上のうち、18人の感染が確認されたと発表した。
メッソニエ所長は「(船内では)コロナウイルスの拡大がひどく、感染のリスクが高かった」とし、退避した乗客の中からさらに感染者が出る可能性を指摘。乗客の多くが60歳以上で別の疾患を引き起こす危険もあるとした。また、日本で入院している数人の容体は重症だと明らかにした。
17日にチャーター機が羽田空港を出発する際には14人がウイルス検査で陽性を示していたが、このうち10人は米側での確定結果が出ておらず、18人には含まれていないという。
中国共産党、新型ウイルス「ピークはまだ」 対策徹底を強調
2020年02月22日
中国共産党の最高意思決定機関である党中央政治局は、新型コロナウイルスの感染拡大がまだピークに達していないとの見方を示した。中国国営テレビが21日に報じた。
中央政治局は習近平総書記主宰の会議で「全国的な疫病の転換期にはまだ至っていない」と締めくくった。また、「湖北省や武漢市での感染予防や管理の状況は依然として深刻で複雑だ」と指摘。共産党と政府は気を抜いてはならないが、「対策で成果を出し続ける」と強調した。
中国では新型ウイルスによる肺炎で2200人超が死亡しており、感染者は7万5000人を超えている。中国は新型ウイルス対策を疫病を抑え込む戦争と表現している。
政治局は徹底的な対策が必要だとした。首都北京での感染件数が急増する中、湖北省以外のその他の地域では感染の伸びが減っているか、新規感染者が出ていない。
また、感染拡大による中国経済への影響は鮮明だが、長期的な景気改善傾向は変わらないとの見方を示した。
中国政府はこれまでよりも予防的な財政政策を導入し、より柔軟な金融政策を講じるほか、金融市場のシステミック・リスクを回避すると主張した。
トランプ氏「どういうことだ」 韓国のアカデミー受賞に不満
2020年02月22日
トランプ米大統領は20日、今年の米アカデミー賞で韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が外国語映画として初めて作品賞を受賞したことについて、「いったいどうなってるんだ」と不満を表明した。西部コロラド州での支持者集会で述べた。
トランプ氏は「韓国とは貿易分野でさまざまな問題を抱えている。その上、今年最高の映画(である作品賞)の称号を与えるのか。そんなに良かったか?」と語り、選考に疑問を呈した。「外国作品賞を取ったのかと思ったよ。前代未聞じゃないか」とも付け加えた。
その上でアカデミー作品賞を受賞した1939年の米映画「風と共に去りぬ」や脚本賞などを受賞した50年の「サンセット大通り」を持ち出し、こういった作品が受賞すべきだと主張。「頼むから『風と共に去りぬ』を復活させてくれ」とも述べ、リメークを要望した。
これに対しパラサイトの米国配給会社はツイッターで「(トランプ氏が作品を嫌いなのは)理解できる。彼は(英語の字幕を)読めないからね」とやり返した。
感染者数、診断基準で激変 訂正で混乱に拍車 新型肺炎の実態不透明に・中国湖北省
2020年02月22日
中国湖北省武漢市から感染が拡大した新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、状況が最も厳しい同省の感染者数が、診断基準の度重なる改定に伴い大きく変動している。
20日に前日から1300人以上も激減したほか、21日には中央政府と湖北省の発表が食い違い、同省が訂正する混乱ぶりも露見。正確な実態把握や今後の予測に支障が出かねない状況だ。
同省衛生健康委員会の※遠超(※サンズイに余)副主任は21日の記者会見で、感染者急減に関し「データ調整が疑念を招いた」と言及。省トップの応勇・共産党委員会書記が「確定診断病例の除外は許されず、元に戻せ。担当者の責任を問え」と指示したと述べ、恣意(しい)的なデータ改ざんが行われていた可能性を示唆した。
中国衛生当局は、鼻の粘膜などからウイルスが検出された場合に感染者と認定。厳格な区分のため「実際の感染者は発表より多い」という指摘が絶えない。
湖北省は13日の発表分から基準を緩和し、肺のコンピューター断層撮影(CT)などの「臨床診断」でも感染確認を可能にした。同日は約1万3300人の臨床診断が加わり、一気に感染者が約1万4800人増加。同省は「(ウイルス検査を待たずに)患者が治療を早期に受けられ、救命率を高める」ためだと意義を強調した。
ところが政府は19日、わずか1週間で診断基準を再度変更させ、湖北省の特別扱いを廃止。同省の翌20日の新たな感染者は前日の1693人から349人に激減した。政府の記者会見で王貴強・北京大学第一医院主任は「湖北の状況が変わり、検査能力が大きく向上した」と説明した。
一方、湖北省が21日に発表した新たな感染者数は当初411人で、政府発表の631人と食い違った。同省はその後、刑務所内の感染者の報告に手違いがあったとして国の数字に合わせた。湖北省は14日にも100人以上の「統計上の重複」を差し引く訂正を行ったばかりだ。
1日当たりの感染者の増加幅は、湖北省以外で20日まで16日連続減。21日に増加に転じるまで中国メディアは「朗報」と連日報じた。王毅外相は20日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国の外相会議で、新型肺炎対策について「著しい効果が出ている」と胸を張った。
しかし、帰省先の農村にとどまる2億人超とされる出稼ぎ労働者はこれから徐々に都市部へ戻る見通しで、一層の感染拡大が懸念される状況は変わらない。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国で感染がピークを迎えたと主張することには慎重だ。予測に影響する感染例の定義、報告や検査の能力が変化しているからだ」という専門家の意見を伝えた。
北海道で新たに8人感染 新型肺炎 感染は計16人に
2020年02月22日
道は22日、道内で新たに8人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内での感染確認は計16人となった。
道によると8人は、胆振管内の70代女性、渡島管内の80代男性、上川管内の70代男性、渡島管内の50代女性、同管内の60代男性、根室管内の50代女性、胆振管内の10代女性、石狩管内の50代女性という。
道内では21日、上川管内中富良野町で10歳未満1人を含む小学生の兄弟と、新千歳空港に勤務する検疫官の40代女性の感染がそれぞれ確認されている。
ヤクルト奥川、糸引く直球22球「150キロ近い」
2020年02月22日
ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(18=星稜)が22日、プロ入り後初めてブルペン投球を行った。
【写真】フリー打撃で体勢を崩されるヤクルトのドラフト1位奥川
1月の新人合同自主トレ中に右肘に軽い炎症が見つかり、宮崎・西都2軍キャンプで慎重に調整を進めてきた。
立ち膝の小山田ブルペン捕手を相手に、直球を22球。久々のブルペンに笑顔を浮かべ、終了後は捕手とグータッチもした。
池山2軍監督は「今日はキャッチボールが一番悪くて、ちょっと大丈夫かなと思っていた。ブルペンに入る前に投手コーチと修正してきて、さすがだなと思った。久しぶりにすごいボールを見た」。
小山田ブルペン捕手は「キャッチャーミットまで糸を引くというか、落ちてこない。吹き上がってくる素晴らしいボール。体感で145キロは出ている。150キロ近く出ているのでは」と話した。
◆奥川のここまで
1月7日 新人合同自主トレがスタート。キャッチボール(CB)など。
12日 CB、初めての遠投で、最大80メートルの距離を約15分間。
14日 CB、最大70メートルの遠投など。
15日 オフ。横浜市内の病院で検査を受け、右肘の軽い炎症と診断される。
16日 小川GMがノースロー調整を発表。
2月1日 宮崎・西都でキャンプイン。シャドーピッチング解禁。
3日 ネットスローを再開し38球。
7日 キャッチボールを再開。最長は30メートル。
18日 一塁から三塁に投げるサードスローを開始。
19日 室内で打撃練習開始。
21日 プロ初のフリー打撃。
22日 初ブルペン。
