不動産市場にもウクライナショック 木材価格が過去最高水準に
2022年04月18日
ロシアによるウクライナ侵攻の余波で、国内の木材価格が過去最高の水準になっている。戸建ての部材に使われるロシア産の輸入が難しくなるとみて、在庫の確保を急ぐ動きが出ている。急激な円安や原材料高で木材以外の建材も値上がりが進んでおり、不動産マーケットにも影響が及びそうだ。 住宅市場への影響は 専門家はどうみる 日本銀行が公表した3月の統計「企業物価指数」で、「木材」は前年同月より6割近く上昇し、過去最高水準に達した。指数は企業間で取引されるモノの価格水準で、日銀が企業に価格をきくなどして調べたものだ。 木材価格の上昇は、昨年からのコンテナ不足や米国の需要回復などで生じた「ウッドショック」が最大の要因だ。一時の供給不足は和らいだものの、価格が高止まりしているところへ「ウクライナショック」が発生。円安も急激に進んでいるため、価格上昇は4月以降も続くとの予想が多い。 ロシア産の木材は、戸建ての壁や屋根などに広く使われている。木の節が小さく、丈夫で使いやすいとされる。
航空業界、「飛び恥」脱却へ 新燃料「SAF」に熱視線
2022年04月18日
化石燃料が主流で、二酸化炭素(CO2)の排出量が鉄道など他の輸送手段に比べて多い航空業界。世界的な環境意識の高まりから、欧州を中心に「フライトシェイム(飛び恥)」と航空機の利用を避ける機運も出ている。そんな中、脱炭素の切り札として熱い視線を集めているのが、植物などに由来する新たなジェット燃料「持続可能な航空燃料(SAF、サフ)」。海外に比べ「周回遅れ」が指摘される日本の航空業界も、取り組みを加速させる。 【写真】SAFを航空機に給油する様子 ◇ミドリムシやCO2からも SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略語。原料は使用済みの食用油や都市ごみなど多岐にわたり、CO2を電気分解してできた一酸化炭素と水素を混合することで生成される合成ガスから油を作る方法もある。 原料が食用油や木質バイオマスなど植物由来だった場合、成長段階の光合成で吸収するCO2が、航空燃料としての使用時に排出されるCO2と相殺される。原料にもよるが、既存の燃料に比べ、製造段階を含めたトータルでの実質的な排出量を5~8割程度減らせるという。 航空業界では電動化や水素燃料の導入に向けた研究も進むが、いずれも実現へのハードルは高い。より即効性のある排出削減策として、環境性能に優れた最新機材への更新や運航効率の改善などに取り組んでいるとはいえ、脱炭素化に向けては「CO2を大幅に削減できるSAFに頼らざるを得ない面がある」(政府関係者)というのが実情だ。 ただ、SAFは製造量が少なく普及は進んでいない。世界の航空燃料需要に対し、SAFの製造量は1%未満。その製造もフィンランドのエネルギー企業ネステなど海外勢がリードしており、国内航空業界では「日本は周回遅れ」(関係者)という危機感は強い。 その日本で量産化が始まるのは2025年ごろの見通し。バイオベンチャーのユーグレナはミドリムシが持つ油に着目。航空燃料に近い油を作り出すように培養方法を工夫し、実用化にこぎ着けた。昨年にはSAFを使用したフライトに成功。大量培養する商用プラントを25年に稼働させる計画だ。 日揮ホールディングス(HD)とコスモ石油なども、廃食油を原料とするSAFについて25年の量産化を見据える。IHIなどは微細藻類から、東洋エンジニアリングやJERAなどは木質バイオマスからSAFの製造を目指している。
ワタミ「焼肉店」への業態転換で売上250%増の快進撃 逆張り値下げも
2022年04月18日
コロナ禍で外食産業は大きな痛手を負った。特に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のもとでは、飲食店にとって「酒類提供の制限・禁止」が大きな打撃となった。そうしたなかで、飲食チェーンは新しい戦略を打ち出す必要に迫られている。 【図解】サイゼリヤ、ロイヤルホールディングス、ワタミ…売り上げ「大幅減」で改革に取り組む飲食業界
「ミライザカ」や「鳥メロ」など全国に居酒屋チェーンを展開するワタミもそうだ。今年2月14日には居酒屋業態を取る270店舗のうち、1割超の40店舗を年内に閉店する方針を公表した。そんな厳しい状況のなか、居酒屋120店を「焼肉の和民」に転換、2021年12月には寿司業態に参入し「すしの和」をオープン。思い切った判断について、同社はこう説明する。
「社長の渡邉(美樹)は『コロナ後に客足が戻るとしても70%くらい』と考えています。なんとなく利用されていた居酒屋より、焼肉やお寿司など行く店を事前に決めて予約をする人が増えており、コロナ後もこのスタイルがある程度定着していくと考えます」(広報室)
業態転換の効果はすでに現われているという。
「顕著だったのは、焼肉(和牛)の食べ放題ブランド『かみむら牧場』の郊外店舗が好調ということ。九州の畜産会社と直接取引して和牛の食べ放題をウリにできたことで、他社との差別化ができ、郊外立地であることもプラスに働いたと思います。コロナ前の他ブランドの時よりも売り上げは200~250%増になっています。焼肉は換気がコロナの感染対策になっていることもあるし、今は郊外に強みがあるのは間違いないです」(広報室)
外食ジャーナリスト・中村芳平氏はこう評価する。
「焼肉は職人技が必要ないので、比較的参入しやすい。さらに各飲食チェーンが値上げに踏み切るなか、『焼肉の和民』は逆張りで全てのメニューを390円以下に値下げします。消費者の支持が広がりそうです」
向かい風が続く飲食業界で、新たな道を切り開いていけるか。
コロナ禍でオートミール市場が驚異的な伸長 「米化」以外の食べ方も訴求へ
2022年04月18日
オートミール市場が100億円規模まで拡大したとみられる。インテージ社のSRIデータでは、2019年と2020年の比較、2020年と2021年の比較でそれぞれ約3倍伸長させており、2019年と2020年を比較すると、市場規模は約8倍以上と驚異的な伸長を示している。市場関係者の話を総合すると市場規模が100億円程度までに拡大したもようだ。一方、オートミールの価値伝達が一部分に限られていること、喫食率がまだ3割程度であること、さらには、新規参入の増加と菓子、加工食品からもオートミールを使用した商品が多く発売されており、2022年も成長は加速するとの見方が広がる。 オートミール市場拡大の契機となったのはコロナ禍だ。巣ごもり生活が続く中、新しい食品に挑戦する動きが活発化。さらに、感染に対する不安や運動不足から健康志向が高まったことから、オートミールが持つ簡便性・保存性に加え、豊富な食物繊維を含み、低GIであることなどの健康価値、さらに「米化(ご飯への置き換え)」との言葉が注目を集めたことで市場は拡大した。 一方、「米化」という言葉の市場への貢献を評価する一方、オートミールの可能性を狭くするとの指摘も聞かれており、各社は2022年、「米化」以外の食べ方や価値を訴求する。 2022年のオートミール市場について、メーカー各社はさらに市場拡大するとの見通しで共通。その根拠について日清シスコは自社が行った「オートミール」調査で、オートミールの認知率は81.3%と高いものの、知っているが食べたことないという人が50.3%。喫食経験者は31%にとどまっており、市場拡大の余地は大きいとの認識を示す。 一方、オートミールの不満点については、3割弱が「いつも同じ食べ方になってしまい飽きる」と答えている実態が分かったことから、食品として汎用(はんよう)性が高く、アレンジできるオートミールの価値を発信。春夏向けメニュー提案としてオートミールに牛乳やヨーグルトなどをかけて冷蔵庫で数時間から一晩置いて食べる「オーバーナイトオーツ」を訴求。 日本ケロッグもオートミールの成長余地は多いとする。3月には「ケロッグ プロテイン オートミール」を発売。オートミールの「糖質控えめ」や「食物繊維が豊富」という価値に加え、新たにタンパク質もしっかり取れることを商品の特徴として訴求し、これまでもニーズのあったダイエット関心層を中心にさらなるユーザー拡大を目指す。 日本食品製造はオートミールの販路やセグメントに適した製品を投入し、「日食 プレミアム ピュア オートミール」などの主力製品は1000gなどの大容量製品も投入。またユーズやニーズに合ったオートミールを「選べる」ことを付加価値とし、インスタントタイプ、ロールドタイプとオーガニックの3タイプのオートミール製品の品揃えを小売店に提案する。
小笠原諸島 台風1号の暴風域に 猛烈な風・土砂災害など厳重警戒
2022年04月15日
大型で強い台風1号は、きょう15日午前8時現在、父島の南西約180キロを1時間におよそ35キロの速さで北北東へ進んでいます。小笠原諸島は台風の暴風域に入りました。これから昼過ぎにかけて、猛烈な風が吹くおそれがあります。大雨による土砂災害にも厳重な警戒が必要です。
小笠原諸島 猛烈な風が吹くおそれ 滝のような雨も
大型で強い台風1号は、きょう15日午前8時現在、父島の南西約180キロを1時間におよそ35キロの速さで北北東へ進んでいます。小笠原諸島は台風の暴風域に入りました。 父島では午前8時38分に43.3m/sの最大瞬間風速を観測。また、きのうの午後から断続的に活発な雨雲がかかり、大雨に。きょう午前7時50分に土砂災害警戒情報が発表されました。 今後、雨・風がさらに強まるでしょう。 雨のピークは「正午頃」までで、滝のような非常に激しい雨の降る所がありそうです。すでに地盤が緩んでおり、土砂災害の危険度がいっそう高まるおそれがあります。 風のピークは「昼過ぎ」までで、一部の電柱が倒壊するほどの猛烈な風が吹く所もありそうです。外出は極めて危険な状況。窓ガラスが割れることも考えられますので、家の中でも、カーテンを閉めて窓から可能な限り離れた所で過ごすようにしてください。 【予想される風速・波の高さ・雨量】 ●最大風速(最大瞬間風速):40メートル(60メートル) ●波の高さ:12メートル ●あす16日午前6時までの24時間に予想される雨量:150ミリ
伊豆諸島や関東の沿岸部 ヒンヤリした北風が次第に強まる
伊豆諸島は日中から夜にかけて風の強い状態が続き、関東の沿岸部も午後は風が強まってくるでしょう。傘が差せないほどになる所もありそうです。 風の向きは北よりで、気温は昼間もほとんど上がりません。きょうも暖かい服装を心がけてください。 なお、台風からのうねりが入り、海上は波が高まります。シケる所もあるでしょう
「一番の標的は私たち全員」、ロシア軍攻撃から逃れる者なし ウクライナ大統領夫人が警告
2022年04月15日
ロシア軍が母国ウクライナに侵攻した際、ボロディミル・ゼレンスキー大統領とオレナ・ゼレンスカ夫人は亡命も降伏も拒み、代わりに――男女問わず多くの国民がしたのと同じように――軍事侵攻への抵抗を選んだ。 ウクライナ大統領夫人「我々の悲しみに慣れないで」 大統領がロシア軍への軍事的反撃に重点を置く一方、ファーストレディーは人道問題や子どもの問題を中心に、戦争によるウクライナの一般市民の苦しみを世界に知ってもらおうと活動している。 CNNのアンカー、クリスティアン・アマンプールはゼレンスカ氏にメール取材を行った。以下、ウクライナ語での夫人の回答を英語に翻訳した。 大統領夫人、こうした状況でご自身やご家族はどうやって持ちこたえているのですか? まるで綱渡りをしているようです。どうしようか考え始めたら最後、ためらってバランスを崩してしまう。ですから持ちこたえるには、前に進んでやるべきことをやるしかありません。私の知る限り、ウクライナ人はみなそうやっています。 単身で戦場を逃れ、死を目の当たりにした人々の多くが、そうした経験から立ち直るには行動することが一番の薬だと言っています。何かをすること、誰かの役に立つこと。私個人も、誰かを守り、支援しようとすることで救われています。責任感が自制を生むのです。 ファーストレディーになった時、子どもの問題を活動の中心にすると公言しました。ご自身の子どもを含め、ウクライナの子どもたちが戦闘区域で苦しんでいるのを見て、さぞ胸が張り裂ける思いなのではありませんか? おっしゃる通り、以前は子どもやそのニーズの問題が、全てのウクライナ人に公平な権利を実現することと並んで私の活動の中心でした。戦争前は何年もの準備期間を経て学校給食改革を実施し、子どもが病気にならないよう、おいしくてかつ健康的な給食の実現を目指しました。 今の私の心情ですか? もう何年も、いえ何十年も後戻りしてしまったような気分です。 今の課題は健康的な食事ではなく、食糧全般です。子どもたちの生死がかかっているんです! もはや以前のように、学校に最適な設備について話し合うことはなくなり――(代わりに)数百万人の子どもたちにどう教育を提供するかが課題になっています。 子どもたちの健康な生活を考える余裕はありません――(子どもたち)全員をいかに救うかが一番の課題です。 ウクライナの子どもの半分が国外避難を余儀なくされ、数千人が心身ともに傷を負いました。2月23日(ロシアの侵攻が始まる前日)は他のヨーロッパの生徒たちと同じように時間割があって、休日の予定も立てていました。 想像してみてください、家を建てて、改装して、窓辺には花を飾っていたのが、すべて壊されてしまった。暖を取るために、その瓦礫(がれき)の中で火を起こさなくてはならないのです。それが我が国の児童政策や一般の各家庭に起きていることです。 難民となったウクライナの女性や子どもたちのために、どんな支援をしているのか教えてください。こうした分野で、世界にできることは何でしょうか? 現在は複数の方面で活動しています。昨年夏には国家元首のファーストレディーやファーストジェントルマンを集めてサミットを開催しました。今回、この仲間が力になってくれています。 まずはもっとも弱い立場にいる人々――(がんを患った)子どもや障害児、孤児――を、治療やリハビリのために受け入れ賛同国に避難させています。ポーランド経由でヨーロッパ諸国に避難させるというのが主なルートです。 第2にウクライナに保育器を輸入して、ロシアの爆撃下にある都市で生まれた新生児の支援を行っています。多くの病院は停電状態で、子どもたちの命が危険にさらされています。そのため、滞りなく人命を救助するための器具が必要です。すでに2台の保育器が届き、今後さらに8台が届く予定です。 第3に、難民――子どもたちやその母親たち――が新しい土地に迅速になじめるよう取り組んでいます。人道支援だけでは不十分です。子どもたちは新しい土地で、一刻も早く社会生活や学校生活に慣れなくてはなりません。特に、国外に出た数千人の自閉症の子どもたちはそうです。学校に通いやすくなるよう活動しています。そうしなければ、子どもの成長が止まってしまいますから。 各国大使館と協力して、ウクライナ支援イベントのコーディネートも行っています。すでに国際的なコンサートがいくつか行われ、ウクライナの人道支援のために募金が寄せられました。 戦争の勃発以降、ご主人とは会えていますか? 実をいうと、ボロディミルは閣僚とともに大統領府で生活しています。危険なため、私と子どもたちはそこでの滞在が禁じられました。ですからもう1カ月以上も電話でしか連絡を取っていません。 全世界はご主人の戦時中のリーダーシップに感銘を受けています。お二人は2003年に結婚していますが、大学時代からのお付き合いですよね。当時からご主人にはそういった面がありましたか? 彼は頼りになる人で、この先もそうだろうとずっと思っていました。素晴らしい父親になってくれましたし、家族思いです。そうした性格をいま発揮しているのです。 彼は昔から変わっていません。私に言わせれば、より多くの人の眼に触れるようになったというだけです。 娘のサーシャさんは17歳、息子のキリロ君は9歳です。お子さんたちには戦争についてどのように説明しましたか? お子さんたちはご一緒ですか? 幸いにも子どもたちとは一緒です。先ほども申し上げたように、世話をする相手がいることは自制につながります。これは子どもたちにも言えることで、今回子どもたちも見違えるように成長しました。きょうだい同士、あるいは周囲の人たちに責任感を持つようになりました。 戦争についてとくに説明する必要はありませんでした。今起きているあらゆることについて話します。私もブチャの子どものインタビューを見たり、友人やその子どもの話を聞きましたが、子どもも大人と同じように理解し、ちゃんと本質をとらえています。ある幼い子どもがこう言っていました、「なぜロシア人は意地悪なの? きっとおうちでいじめられていたのかな?」 あなたはご主人に次ぐ2番目の標的としてロシア軍に狙われていると言われています。そうした危険を前にどうやって冷静を保っていられるのですか? あえてウクライナに残ることにしたのはなぜですか? なぜかこういう質問を頻繁に受けるのですが、よく見てもらえれば、ウクライナ人全員がロシアの標的だということがはっきりわかると思います。すべての女性、すべての子どもたちが標的です。 先日、クラマトルスクから避難しようとして(いた最中に)ロシアのミサイルで亡くなった方々は、大統領の家族でもなんでもありません。ごく普通のウクライナ人です。ですから、敵にとって一番の標的は国民全員なのです。 ご主人はロシア語でロシア国民に直接語りかけていますが、その声を届けるのは明らかに困難です。ウクライナ国民に対する残虐行為をふまえた上で、とくにロシアの子を持つ母親や夫を持つ妻たちにぜひとも伝えたいメッセージはありますか? ロシアのプロパガンダの度合いは、第2次世界大戦中のゲッベルスのそれとよく比較されますが、私の意見では(それを)越えています。第2次世界大戦には今のようにインターネットもありませんでしたし、情報にもアクセスできませんでしたから。 今ではブチャでのロシア軍による行為など、誰もが戦争犯罪を目の当たりにしています――ブチャでは手を縛られた民間人の遺体が無造作に道路に横たわっていました。 ですが問題は、全世界が目撃しているものをロシア人が見ようとしていない点です。それもひとえに心地よくいたいがためです。結局のところ、故人についての記事を読んだり、悲しみに暮れる親類や友人の姿を見たりするよりも、「あれは全部フェイクだ」と言ってコーヒーを飲んでいるほうがずっと楽ですから。 ブチャのある犠牲者の話を例に挙げましょう。タティアナという女性は、ロシア兵に銃殺されました。彼女の夫は遺体を移させてくれと侵略者に頼みましたが、殴られて拘束されました。 どうすればロシア人にこうしたことを知らせることができるだろうか? ますますそういうことを考えるようになりましたが、残念ながら彼らはあえて目を背けています。見ようとも聞こうともしません。なので私も、これ以上彼らに語りかけることはやめます。 今日ウクライナ人にとって一番大事なことは、他の国々が私たちに耳を傾け、目を向けてくれることです。そして犠牲者が単なる数字になってしまわないように、戦争を「いつものこと」にしないことが重要です。だからこそ私は、海外メディアを通じて皆さんに情報を発信しているのです。 我々の悲しみに慣れてはいけません! ソーシャルメディアのご自身のアカウントを発言の場として、ウクライナの兵士やウクライナ人の抵抗を称賛していますね。自国について――とりわけあなたが言うところの、ウクライナの抵抗の「女性的な面」と呼ぶものについて、どのぐらい誇りに思っていますか? 戦争の初日、パニックは起きないことがはっきりわかりました。そうです、ウクライナ人は戦争など信じていませんでした――我々が信じていたのは文明的な対話です。ですが、攻撃が始まっても、私たちは敵が望むような「おびえた群衆」にはなりませんでした。私たちは組織化されたコミュニティーになったのです。 どの社会にも存在するような政治的対立やその他の軋轢(あつれき)はたちどころに消えました。誰もが国を守るために一丸となりました。 そうした例を毎日目にしています。そうしたことを発信するのに決して飽きることはありません。そう、ウクライナの人々は信じられないほどすばらしいのです。 確かに私は女性たちについてたくさん投稿していますが、それは女性たちがあらゆる場面で闘いに加わっているからです――軍隊や防衛軍では主に衛生兵として加わっています。子どもや家族を安全な場所へ避難させているのも女性たちです。女性だけが国外に行けるのです。ある意味で、女性たちが果たしている役割は男性よりもずっと多岐にわたっています。平等どころか、それ以上ですよ!
ロシア、ウクライナが越境攻撃と主張
2022年04月15日
ロシア当局は14日、対ウクライナ国境に近い西部ブリャンスク(Bryansk)州南部の町が、ウクライナ軍のヘリコプターによる空爆を受けたと主張した。 【写真】ウクライナ、戦火の中の子供たち ロシアがウクライナ軍ヘリによる越境攻撃を公式に主張したのは初めてとみられる。ウクライナ政府は攻撃を否定し、ロシアが「反ウクライナ・ヒステリー」をあおるため自国内で「テロ攻撃」を行ったと主張した。 ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、ウクライナの軍用ヘリ2機がロシア領空に侵入し、国境から約10キロ離れたクリモボ(Klimovo)で少なくとも6回にわたり住宅を空爆したと発表。幼児を含む7人が負傷したとした。 AFPは空爆の事実を確認できていない。ロシアは13日、ウクライナ軍がロシアの領土に攻撃を仕掛けた場合、首都キーウの司令部を攻撃すると警告していた
ロシア黒海旗艦が沈没 ウクライナはミサイル攻撃主張
2022年04月15日
ロシア国防省は14日夜、ウクライナでの軍事作戦中に損傷した黒海(Black Sea)艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ(Moskva)」が沈没したと発表した。国営タス通信(TASS)が伝えた。 【写真】沈没した「モスクワ」 国防省によると、同艦は弾薬の爆発と火災に見舞われた後、港へのえい航中に船体の損傷が原因でバランスを崩し、荒波にもまれて沈没した。 同省は先の発表で、火災は鎮火し、同艦は沈没していないと説明。火災の原因については調査中としていた。数百人の乗組員は別の船に避難したとされる。 ウクライナ側は、同艦をミサイルで攻撃したと主張。南部オデーサ(Odessa)の軍報道官は、国産巡航ミサイルのネプチューン(Neptune)で損害を与えたと説明している。
スウェーデンなどがNATO加盟なら核配備、プーチン氏側近警告
2022年04月15日
ロシアのプーチン大統領の最側近の1人で、安全保障会議副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏は14日、スウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、ロシアは地域での防衛力を高める必要があると警告、核兵器の配備も示唆した。 【動画】フィンランド、NATO加盟申請の是非「数週間以内」に決定=首相 フィンランドとスウェーデンは、NATOへの加盟申請の是非を検討している。フィンランドのマリン首相は13日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて状況が完全に変わったとの認識を示し、NATOに加盟を申請するか「数週間以内」に決定すると述べている。 メドベージェフ氏は、両国がNATOに加盟した場合は、軍事的均衡を取り戻すためロシアはバルト海で陸海空軍を増強しなければならないと主張。「核のないバルト海はなくなる」とし核の脅威に言及した。 メドベージェフ氏は2008─12年にロシアの大統領を務めた。 大統領府のぺスコフ報道官は14日の電話会見で、両国がNATOに加盟した場合の対応について、国防省が安全保障を強化するための提案を行い、プーチン氏がさまざまな方策を検討すると指摘した。 提案がまとめるまでにまだ時間がかかると述べた。
ロシア財務相、来週のG20会合にオンラインで参加へ=議長国
2022年04月15日
20カ国・地域(G20)の議長国を務めるインドネシア政府は14日、来週のG20財務相・中央銀行総裁会議にロシアのシルアノフ財務相がオンラインで参加することを確認したと述べた。 【動画】米政府の対ウクライナ軍事支援に変化、榴弾砲と砲弾がカギと専門家 インドネシア財務省当局者が会見で明らかにした。同国政府は、ウクライナを招待するか検討しているという。 同会議は20日にワシントンで開催される。ウクライナ戦争の国際経済への影響について協議する。 ロシアを巡っては、G20内で意見が対立しており、西側諸国はロシアの排除を求めているが、中国などはロシアの参加継続を支持している。 ロシア政府は、11月にバリ島で開催するG20首脳会議にプーチン大統領が参加する意向だと述べている。 インドネシアは議長国として中立の立場を取る方針。同国の財務省当局者は「議長国として全ての国を招待している。現時点で一部の国が対面での参加、一部の国がオンラインでの参加を確認している」と述べた。
