Twitterに厳しい一時制限 未認証アカの閲覧件数は「1日600件まで」── 「Twitter終わり」「API規制」トレンドに【更新:1日1000件に緩和】
2023年07月04日
Twitterの投稿が読み込めないと、日本時間の7月1日午後11時ごろから話題になっている。これにより「Twitter終わり」や「API規制」といった単語がTwitterの日本トレンドに入った。Twitterを運営する米Xのイーロン・マスク氏は2日午前2時、「一時的な制限を加えた」とツイートした。例えば未認証のアカウントは1日当たり600件までの読み込みが上限になるとしている。その後、マスク氏は状況を更新し、2日午前7時時点までに段階的に制限を緩和している(記事下部に追記あり)。 【画像】アカウント種別ごとの制限内容を説明するマスク氏の投稿 認証済みのアカウントは1日当たり6000件まで、新規に作られた未認証アカウントは1日当たり300件まで。1日のリセットタイミングがいつあるのか、いつまでこの制限が適用されるのかは明らかにしていない。 一時的な制限を始めた理由について、マスク氏は「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」と説明。今回の変更の約1日前となる6月30日午後11時ごろにも、未ログイン状態では投稿を読めないようにする変更を行っており、同じく「スクレイピング対策」と説明していた。 スクレイピングはプログラムなどを使って機械的にWebサイトを読み込み、情報を取得すること。一般的にはAPI利用での情報取得よりもWebサイト側のサーバに負担がかかり、取得側としてもAPIを使った方が簡単に情報が取得できるため、APIの提供がある場合はスクレイピングは合理的ではない。そもそも規約で禁止されている場合も多く、Twitterもスクレイピングを禁じている。 ただ、Twitterは昨今の変更でAPIを締め付けた。従来は無料でサードパーティークライアントを開発できるほど自由度が高かったが、変更後に無料でできることは書き込みのみ。読み込みなど他の機能が必要な場合は月額100ドル以上が必要になった。6月28日には、有料プランで使えていた「フォロー/フォロワー数取得」の機能が突如消えるという、API変更に付き従ってきた外部の開発者も混乱する事態が起きている。なお同社は、米国時間26日付でこの機能を削除したという主張を29日ごろに公開している。 こうして、外部の開発者にとっては「規約を破ってでも、APIを使うよりスクレイピングした方がマシ」という状況に傾いているのが現在のTwitterだ。マスク氏の言う「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作」が起きているのは必然と言える。
きょう(火)の天気 九州は引き続き厳重警戒 九州南部は午前中まで線状降水帯発生のおそれあり 晴れる所は暑さ厳しく 東日本は天気の急変にも注意
2023年07月04日
九州では記録的な大雨になった所があり、災害の危険度が非常に高くなっている。きょう4日(火)も九州南部では雷を伴った非常に激しい雨の降る所があり、午前中は線状降水帯が発生するおそれがある。また、天気が回復する所でもしばらくは危険な状況が続くため、土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。その他の地域は晴れ間のでる所が多いが、気温上昇で大気の状態が不安定になる見込み、東日本を中心に急な激しい雨や雷雨に注意が必要となる。
九州は引き続き厳重警戒

4日(火)朝~夕方の雨の予想
午前5時現在、九州南部に雨雲がかかっている。梅雨前線はきょうは種子島・屋久島付近に停滞する見込みで、九州南部ではこのあとも雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。午前中は線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに厳重な警戒が必要となる。

4日(火)午前5時30分現在の土の中の水分量
また、九州北部ではこれまでの大雨で災害の危険度が非常に高くなっている所がある。天気が回復しても、しばらくは危険な状況が続くため、引き続き警戒が必要だ。時間がたってから災害が発生することも多いため、危ない場所には絶対に近づかないようにしてほしい。
30℃前後の暑さ続く 猛暑日予想も

4日(火)の予想最高気温
気温はきょうも平年を上回り、暑さが続きそうだ。特に関東から西の地域では軒並み30℃を超えて、名古屋など35℃以上の猛暑日になる所もありそうだ。こまめに水分や塩分を補給し、意識的に日陰を選んで歩くなど、万全な熱中症対策が必要となる。
関東など東日本は天気急変に注意

4日(火)昼過ぎの発雷確率
天気は晴れる所が多いが、気温の上昇で大気の状態が不安定になることが予想される。特に東日本では午前中から発雷確率が高く、午後ほど激しい雨や雷雨になるおそれがある。晴れていても天気の急変や落雷、突風などに注意が必要だ。
昨年度税収、71兆円超え 3年連続で過去最高 法人、消費、所得税が軒並み増
2023年07月04日
財務省が3日発表した2022年度の一般会計決算概要によると、国の税収は前年度比6.1%増の71兆1374億円だった。 【図解】国の税収推移 3年連続で過去最高を更新。企業業績が回復して法人税収が膨らんだほか、歴史的な物価高で消費税収が増えた。賃上げの動きが広がったことにより、所得税収も伸びた。 21年度の67兆379億円を約4兆円上回った。税収の多くを占め、「基幹3税」と呼ばれる法人税、所得税、消費税がいずれも増収だった。全体の税収は、リーマン・ショック後の09年度に40兆円を下回った後、ほぼ一貫して右肩上がりで増え、初めて70兆円を超えた。22年度は昨年11月の補正予算編成時点で68兆3590億円を見込んでいたが、想定を大きく上回った。
中国、半導体原材料の輸出管理強化 国家安全理由に
2023年07月04日
中国商務省と税関総署は3日、半導体の原材料として使われるガリウムなど一部鉱物資源の輸出管理を8月1日から強化すると発表した。 【ひと目でわかる推移グラフ】中国貿易統計 通知によると、国家の安全と利益を守るのが狙い。日米やオランダが実質的な対中半導体輸出規制の強化を打ち出しており、その対抗措置の可能性もある。 通知によると、レアメタル(希少金属)のガリウムやゲルマニウムの関連化合物などが対象。商務省などは、事業者に対して「許可を得ずに輸出してはならない」としている。
DLストックホルムで環境活動家がレースを妨害 ワルホルムは「正直、腹を立てている」と憤慨
2023年07月04日
スウェーデンのストックホルムでダイヤモンドリーグ(DL)第7戦のバウハウス・ガランが行われ、男子400mハードルのレース中に、環境活動家がトラック内に侵入し、レースを妨害するハプニングがあった。 【動画】活動家4人がトラック内に侵入しレースを妨害 抗議者たちはスタンドの最前列で試合を観戦していたが、選手たちがフィニッシュする直前に柵を乗り越えてトラック内に入り、6レーンにまたがる横断幕を掲げた。 大外の8レーンを走り、47秒57で優勝した東京五輪金メダリストのK.ワルホルム(ノルウェー)はほとんど影響を受けなかったものの、2位以下の選手は抗議者を避けるなどしてタイムを大きく落とした。 選手たちにケガはなかったものの、ワルホルムはレース後のインタビューで「抗議するのは許されるが、この方法はありえない。ここに来て仕事をしている人たちに対して失礼だし、正直、腹を立てている」と怒りをあらわにした。 泥炭炭鉱の採掘の禁止を訴えた活動家たちは、地元の警察に逮捕されている。欧州では環境保護を訴える団体がスポーツイベントや美術館などでの妨害行動が続いており、問題となっている。
日本とEU、半導体連携強化で覚書締結へ…供給網混乱回避へ早期警戒メカニズム構築
2023年07月04日
日本と欧州連合(EU)は、半導体分野での連携を強化する覚書を締結する。関連物資の不足によるサプライチェーン(供給網)の混乱回避に向け、迅速に情報共有する「早期警戒メカニズム」の構築が柱だ。中国との先端技術競争でカギを握る半導体分野でのネットワークを拡大し、経済安全保障の強化を図る狙いがある。 【図表】日本とEUが締結する、半導体協力に関する覚書のポイント
複数の日本政府関係者が明らかにした。
西村経済産業相が4日、来日するEUの執行機関・欧州委員会のブルトン委員との間で覚書に署名する予定だ。
同メカニズムは、情報を共有することで、早期に適切な対応を取り、供給網への影響を食い止めるための枠組みだ。情報共有の仕組みは共同で開発する。
半導体は、パソコンや自動車など多くの製品に欠かせない。しかし、日本は国内需要の多くを台湾など海外からの輸入に依存している。新型コロナ禍では、供給網の混乱などで半導体が不足し、国内の自動車メーカーが減産を余儀なくされる事態が起きた。
このため、政府は昨年、経済安保推進法を成立させ、国内への安定供給を図る「特定重要物資」の一つに半導体を指定した。経産省は、国内の半導体関連企業に財政支援を行うことも決めている。
覚書には、次世代半導体の研究開発や人材育成での協力も明記する。協力体制を確立し、長期的で持続可能な関係作りにつなげる狙いがある。日本は、次世代半導体の国産化を目標とする「ラピダス」が2ナノ・メートル(ナノは10億分の1)世代と呼ばれる最先端半導体の生産を目指している。最先端半導体は、人工知能(AI)やスーパーコンピューターに用いる想定だ。新用途の創出に向けた協力方針も盛り込む方針だ。
安保、経済両分野での競争力に直結する半導体は、米中が技術覇権を競っている。日本政府は、米国との協力関係を深めており、5月には、日米両政府が共同で次世代半導体開発に関するロードマップ(工程表)を策定することで合意した。日本政府は、米国だけでなく、EUとの関係も強固にすることで、国際的な競争力の向上を図る必要があると判断した。
EUは4月、域内での半導体製造や研究開発の支援策を盛り込んだ「欧州半導体法案」に合意し、2030年までに官民合わせて約430億ユーロ(約6・7兆円)を投じる方針を決めている。
ヤマハ発、プール事業から撤退へ 学校向けで国内トップ
2023年07月04日
ヤマハ発動機は3日、プール事業から撤退すると発表した。2024年3月末で営業活動を終了する。成長事業などに経営資源を集中する中で事業撤退を決めたもので、プール本体などのアフターサービスは継続する。 ヤマハ発はボート製造に関連した技術を生かして1974年にFRP(繊維強化プラスチック)製プールを製品化し、学校、レジャー、家庭用、フィットネス向けなど日本全国に納入してきており、20メートル以上の学校プールの累計出荷は6500基超で国内トップの実績だという。プールの改修や定期点検などメンテナンスも手掛けていた。 同事業撤退による連結業績への影響は軽微としている。 ヤマハ発は、6月末にはスノーモビル事業からの撤退を決定している。
就活解禁、人手不足で高校生争奪戦…バブル期上回る求人倍率「3倍超」
2023年07月04日
2024年春卒業予定の高校生の就職活動で、企業による学校訪問や求人情報の公開が今月解禁された。幅広い業種で人手不足が目立つ中、高校生の求人倍率は今春卒で3倍超とバブル期を上回り、来春入社を巡っても同様の傾向が続く見通し。若い人材の争奪戦は激しくなっている。(三浦孝仁) 【図表】高校生の就職活動のスケジュール
解禁後初めての平日となった3日午前、大阪市平野区の大阪府立東住吉総合高校を複数の企業の社員が訪れ、進路指導担当の教員に求人票や会社案内を手渡した。来校した産業用設備・鉄塔メーカー「デンロコーポレーション」(大阪市)の清水義博総務本部長は「将来の会社を支える人材として大切に育てたい」と語った。
同校は工業の専門科目を学べるコースもあり、例年は3年生の約4割が就職を希望。今年は209人中91人が応募予定だ。毎年700社超から求人があり、進路指導部の八島伸行教諭は「大手の引き合いも多い。会社の仕事内容や雰囲気を肌で感じられるよう、生徒には複数社を見学するよう伝えている」と話す。
求人倍率、過去最高の年上回る
厚生労働省によると、今春の高卒者の求人倍率は3・49倍(前年同期比0・6ポイント増)と、過去最高だった1992年の3・34倍を上回った。少子化で社員の年齢構成が高くなり、若い人材の確保に動く企業が多いためだ。
就職支援会社「ジンジブ」(大阪市)の4月の調査によると、高卒採用を実施する企業約300社で、来春の採用数を前年度比で「増やす」「同等」としたのは計87・5%と、前年の結果を3・2ポイント上回った。同社広報担当は「サービス業や製造業を中心に高卒人材を求める企業の採用意欲が高い」とみる。
高校生の就活日程は今後、9月5日に学校から企業への応募書類の提出を開始(沖縄県は8月30日)。9月16日に採用選考が解禁される。
大阪「1人2社」応募低調…2022年度は1%未満
大半の都道府県は、生徒が最初に応募する企業を1社に限る「1人1社制」の慣例がある。生徒は短期間で内定が決まるメリットがある一方で、3年以内の離職率が4割前後に上る要因との指摘があり、政府が各都道府県に慣例の見直しを促している。
拡大続くドンキ帝国 「長崎屋」「ユニー」買収で限界突破できたといえるワケ
2023年07月04日
ドン・キホーテを中心とした小売グループであるパン・パシフィックインターナショナルホールディングス(以下、PPIH)が、目覚ましい躍進を続けている。デロイトトーマツグループが公表している2023年世界の小売業ランキングでもセブン&アイホールディングス(15位)、イオン(17位)、ファーストリテイリング(57位)に続いて、78位と世界トップ100の小売業となった。この30年における日本の小売業で最も成長した企業といってもいいだろう。 【画像】ドンキ独特の売り場(他3枚) 図表1は03年度、12年度、22年度の小売業売上ベスト10の顔ぶれを並べたものだが、03年には売り上げ1500億円ほどで67位だったPPIHは、12年度には約5000億円で15位に、そして22年度では1.8兆円で国内4位となっている。日本を代表する小売業の一角を占めるようになったPPIHは、今や街のディスカウントストアにはとどまらない存在感を放つようになった。
PPIH、急成長の背景
PPIHが国内屈指の売上規模にまで成長した背景は、総合スーパー(以下、GMS)をグループで自社運営するようになったことが大きい。GMSとはイオン、イトーヨーカ堂に代表される食品から衣料品、雑貨類まで、消費者が生活する上で必要なあらゆる商品をワンストップショッピングできるように品ぞろえした多層階の大型スーパーであり、誰でも一度は行ったことがあるような店である。 しかし、この業態は今世紀に入ってさまざまな専門店チェーンが台頭するようになってからは振るわず、構造不況業態であるとまでいわれてきた。生活雑貨はドラッグストア、ホームセンター、100円ショップ、衣料品はユニクロ、しまむら、靴はABCマート、ベビー用品は西松屋、家具インテリアはニトリなどなど、商品ジャンルごとの専門店チェーンがそこかしこにある今、GMSの品ぞろえは中途半端だと消費者から敬遠される存在になってしまったのである。 ウリであったワンストップショッピングにしても、ちょっと郊外にあるショッピングモールに行けば、各種専門店がよりどりみどりの状態であり、GMSが特別便利な訳でもなくなった。こうした環境変化によって、かつて小売の王者として君臨していたGMSは今やその数を減らしつつあるというのが現状で、この20年ほどの間に、ニチイ、長崎屋、ダイエー、西友など多くのGMSが再編の波に飲み込まれた。そうした中で1社、長崎屋を傘下に入れて企業として再生することに成功したのがPPIH(当時のドン・キホーテ)である。
レジ袋有料化、3年経つもいまだに「賛否両論」 意見分かれる背景にあるもの
2023年07月04日
プラスチック製レジ袋の有料化から、7月1日で丸3年が経過しました。開始当時は環境問題に効果があるのか疑問視する声や、スーパーマーケットなど販売店でのクレーム増加を懸念する報道などが注目を集めましたが、実際のところどうなのでしょうか。そこで、小売業従事者1000人を対象にアンケートを実施。その結果から、それぞれの問題や今後について専門家が考察します。 【画像】レジ袋有料化は賛成? 反対? 小売業に従事する1000人にアンケート調査 驚きの結果に ◇ ◇ ◇
レジ袋購入者は減少するも…小売従事者はいまだ賛否が半々

レジ袋を購入する人は確実に減少している【画像:Hint-Pot編集部】
アンケートは2023年6月5~6日に、10代から60代以上のYahoo!JAPANユーザー(小売業従事者限定)を対象に行われました。まずは、「レジ袋を購入する人は減少していると感じるか」についての設問を見ると、約7割の人が「減少した」と回答。一方で「レジ袋有料化に賛成か反対か」を問う設問では、「賛成」「やや賛成」は合わせて51.1%と約5割になりました。 理由の自由記述では、「環境に優しい」や「ゴミ削減につながる」「コスト削減」など肯定的な声がある一方で、「レジ袋を削減したところで効果はたかが知れている」や「会計で手間が増える」「レジ袋が必要かの確認が面倒」といった否定的な意見もありました。
レジ袋有料化から3年 いまだ賛否両論の理由とは? 専門家に聞く
レジ袋の有料化によって、プラスチック素材による環境破壊に問題意識を持ち、行動を変えるきっかけになった人も多いでしょう。賛否が分かれるのはなぜなのか、サステナビリティ・コンサルタントの安藤光展さんに話を伺いました。 ――レジ袋の有料化は環境問題に役立っていると言えるのでしょうか? 「配布数が減っているのは間違いないので、『資源の有効活用(そもそも作らない)』に貢献しています。また、レジ袋製造時の環境負荷を減らせるほか、輸送時の環境負荷も減らせるなど、環境に貢献できている側面は大きいでしょう」 ――今回、小売業従事者の方を対象にしたアンケートで、レジ袋有料化について賛否が半々という結果になりました。今後は変わっていくものなのでしょうか? 「とくに環境関連の施策は、100%の人が賛同するものはありません。自身の利便性を優先して考えているか、環境問題まで意識を高められているか、それぞれの考え方があるからです。今回の調査やほかの調査を見ても、賛成していない人の意見として『レジ袋の配布量が少し減ったところで環境は良くならない』『有料でも買う人が多く意味がない』などがあります。善悪は別として、これらの意見もまっとうなものです。賛成割合が高い低いより、行動変容(有料化により行動を変えた人)が起きた人が少なからずいるので、習慣になるまでは今後も反対意見が出ると思います」 ――レジ袋有料化は個人の生活だけでなく、企業にも一定の変化をもたらしたといいます。具体的には、この3年でどのような状況になったのでしょうか? 「レジ袋有料化に加えて、プラスチック利用に制限をかける『プラスチック資源循環法』が2022年4月施行にされました。それにより飲食店のプラスチックストローが紙などの別素材になったり、アパレルショップでプラスチックの袋から紙袋に変更されたり、レジ袋を発端として企業側も今までの商慣習を改める動きがあります。世界の機関投資家の動き(ESG投資)もあり、企業はますます気候変動や資源循環の取り組みをする必要があるでしょう。投資家や政府からのプレッシャーで、企業も変化せざるを得ない状況になってきたのがこの3年間です」 ――個人の意識を変えていくには、何から始めればいいのでしょうか。 「最近は、レジ袋の有無の話に寄りすぎているように感じられます。環境省がいう当初の目的である『プラスチックゴミ問題』という大命題に話題が及ぶことがまだまだ少なく、今一歩というのが現状の成果かと思います。しかし、レジ袋は二酸化炭素などと違い目に見えるものなので、取り組みがしやすい活動のひとつです。また、最近は環境負荷の低い製造方法で作られた服や、環境負荷の低い包装を使った食料品などが増えています。日々の買い物を通じ、環境負荷を抑える取り組みを積極的に行う企業を応援することもできます。日本の1億人の行動が変われば、社会全体の雰囲気も変えられるでしょう」
