
安倍晋三首相は17日午前、台風19号による河川氾濫などで甚大な被害が出た福島県を訪問した。避難所を訪れ、被災者から要望を聴取。復旧・復興に向けた施策に生かしたい考えだ。水害現場も視察する。首相が台風19号の被災地に入るのは初めて。
午後には福島県庁で自治体関係者と面会。その後、宮城県の被災地を訪れる。
政府は16日、被災者支援の強化のため、2019年度予算の予備費約7億1千万円の支出を決定。首相は台風被害を激甚災害に指定し、被災自治体の財政負担軽減を図る考えも示している。
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安倍晋三首相は17日午前、台風19号による河川氾濫などで甚大な被害が出た福島県を訪問した。避難所を訪れ、被災者から要望を聴取。復旧・復興に向けた施策に生かしたい考えだ。水害現場も視察する。首相が台風19号の被災地に入るのは初めて。
午後には福島県庁で自治体関係者と面会。その後、宮城県の被災地を訪れる。
政府は16日、被災者支援の強化のため、2019年度予算の予備費約7億1千万円の支出を決定。首相は台風被害を激甚災害に指定し、被災自治体の財政負担軽減を図る考えも示している。
10月17日(木)8時37分 毎日新聞

太平洋に放流される海遊館のジンベエザメ「海」=海遊館提供
高知のジンベエザメを大阪に、大阪の個体を太平洋に——。大阪市港区の水族館「海遊館」は19日、高知県土佐清水市の研究施設で飼育中の雄のジンベエザメを同館に移し、これまで展示していた雄の「海(かい)」を太平洋に放つ。放流は生態研究の一環。ジンベエザメがどのような経路で海を回遊しているのかデータを収集し、保全活動に役立てるという。
ジンベエザメは世界最大の魚類。温帯から熱帯の海域に生息し、日本周辺では初夏から秋にかけて見られる。背中は灰色で、全体に散らばる白色の斑点模様が特徴的だ。
海遊館によると、同館は2011年から北海道大とジンベエザメの回遊経路を共同研究している。毎年、同館で飼育中、または混獲された個体に記録装置を取り付け太平洋に放流。装置は事前に決めた調査期間が過ぎると自動的に外れ、それまでに記録した回遊経路が送信される仕組みだ。
「海」(推定8〜9歳、全長約5・5メートル)は15年6月に室戸市沖の定置網で混獲され、翌16年7月から海遊館の水槽で来館者に親しまれた。この3年余りで成長して体が大きくなり、水槽が手狭になることが予想され、19日に記録装置を付けて室戸岬周辺の海に帰すことが決まった。新しく海遊館にやってくるジンベエザメは推定4〜5歳、全長約4・2メートル。今年9月に室戸市沖で混獲された。現在飼育されている同館の「海洋生物研究所以布利センター」(土佐清水市)から運ばれ、19日から一般公開される。名前は慣例的に踏襲され、同じ「海」と名付けられる。
海遊館は「ジンベエザメの研究フィールドを自然の海と飼育下の両方に置き、不明点が多い生態の解明に役立てて保全活動に貢献したい」としている。【郡悠介】
10月17日(木)7時41分 読売新聞
神戸市立東須磨小学校の教諭4人によるいじめ問題で、市教育委員会が新たに約20項目のいじめ行為を認定したことが市教委への取材でわかった。後輩の男性教諭(25)らに、プロレス技をかけたり、「お前カスやなあ」などと暴言を浴びせたりしていたといい、いずれも市教委の調査に加害教諭が事実と認めたという。市教委は週内にも外部有識者による調査チームを発足させ、実態解明を進める。
市教委のこれまでの調査で、加害教諭4人(30歳代の男性3人と40歳代の女性1人)が、激辛カレーを無理やり食べさせるなど約10項目のいじめ行為が判明。男性教諭は暴行を受けたなどとして11日、兵庫県警に被害届を出している。
これに加え市教委は、加害教諭の一人が男性教諭の腰を抱きかかえて締め付けたり、ジャンプして体をぶつけたりするプロレス技をしていたほか、女性教諭が「カス」「くず」「犬」などの暴言を浴びせていたと新たに認定。被害届を出した男性教諭とは別の男性教員1人と女性教員2人(いずれも20歳代)も暴言を受けていた。男性教諭はこれらを含め、約50項目のいじめがあったと訴えている。
市教委は16日夜、同校で保護者向けの説明会を開き、男性教諭に対するいじめ行為や学校側の対応などについて説明した。出席者によると、保護者から加害教諭に謝罪を求める声が相次いだが、市教委側は「加害教諭も精神的に不安定で、すぐには難しい」などと応じたという。保護者の一人は「先生のいじめ行為がショックで、登校できない児童がいるという話も出た。安心して勉強できる環境を整えてほしい」と話した。
10月16日(水)22時48分 産経新聞

台風19号の影響で、濁った水がほぼ満杯近くまでたまった八ツ場ダム=群馬県
立憲民主党の福山哲郎幹事長は16日、台風19号に伴う利根川の氾濫防止に寄与した八ツ場ダム(群馬県)の建設工事を一時、凍結した旧民主党政権を自民党が批判したことについて「台風対応に懸命に取り組まなければいけないのに、批判すること自身がナンセンスだ」と反発した。国会内で記者団に語った。
福山氏は「後から鬼の首とったような議論をするのは今の段階で適切だとは思わない」とも話した。同時に「頻繁に災害が起こる中で何が一番、国民負担が少なく、安心・安全な国土形成ができるのかという議論をすべきだ」と強調した。 自民は参院予算委で、松山政司元科学技術担当相が八ツ場ダムについて「(旧民主党政権が掲げた)『コンクリートから人へ』というかけ声のもとで、紆余(うよ)曲折を経てきた」などと述べた。
また、安倍晋三首相は「財政負担は何世代にもわたって対応しないといけないが、同時に後世の人たちの命を救うことにもなる。そういう緊張感の中、正しい判断をしていくことが大切だ」と話した。
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衛藤晟一沖縄北方担当相は17日、東京・九段北の靖国神社を同日からの秋季例大祭に合わせて参拝した。閣僚の参拝が確認されたのは約2年半ぶり。安倍晋三首相は「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。20日までの例大祭期間中の参拝は見送る。加藤勝信厚生労働相も同様に真榊を奉納した。
首相は2013年12月、靖国神社を参拝した。その後、春と秋の例大祭では参拝を見送り、いずれも真榊を奉納。8月15日の終戦の日には玉串料を納めている。靖国神社には極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀されている。
10月17日(木)11時32分 時事通信
10月17日(木)7時26分 読売新聞
茂木外相は16日、外務省のホームページ(HP)に掲載している旭日旗きょくじつきの説明資料について、韓国語版を作成する意向を明らかにした。韓国が東京五輪・パラリンピックの会場で旭日旗の使用を禁止するよう要請していることを踏まえ、情報発信を強化するものだ。
茂木氏は16日の参院予算委員会で、韓国語版を作ることを「前向きに検討する」と述べた。旭日旗については、「国内で広く使用され、類似のデザインは海外でもよく見る。旗の掲示が政治的宣伝になるとは考えていない」と語った。旭日旗の説明資料は、外務省が今年5月に日本語版と英語版をHPに掲載したが、韓国語版はない。
安倍首相は同じ予算委で、日韓関係に関し、「対話は常に続けなければならない」と述べた。首相は、22日の「即位礼正殿せいでんの儀」に参列する韓国の李洛淵イナギョン首相との会談を調整している。
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題を巡る保護者説明会が16日開かれ、加害教員4人の謝罪のコメントが読み上げられた。説明会は非公開で、関係者によると、読み上げられた全文は次の通り。
【30代男性教員A】
ここまで被害教員を大切に育ててこられたご家族の皆さま、このたびはこのようなあってはならない事態を引き起こしてしまい、大変申し訳ありません。ご家族の皆さまには直接お会いして、謝罪の辞を述べさせていただきたいと思います。
東須磨小の保護者の皆さま、そして子どもたちに、おわびをしなければいけません。いけないことを教える立場の私が、加害者となり、混乱と不安を与えてしまうことになってしまいました。信頼を裏切ることになってしまったことを、深くおわびしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。
【30代男性教員B】
自分自身の相手への配慮に欠ける言動や、軽はずみな言動に、最低な人間だと実感しました。一社会人として、人間として、恥ずべきことと考えています。もし、許されるのであれば、被害教員やご家族に直接、誠心誠意、謝罪したいと思います。
東須磨小の児童、保護者の皆さん、自分の身勝手な言動で、たくさんの迷惑をおかけしました。この事案を機に自分の在り方をしっかりと見直し、自分の言動に対して猛省を続けたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。
【30代男性教員C】
相手のことを思いやらずに、自分勝手な行動で相手を傷つけたことを反省しています。被害教員をはじめ、私の行動で嫌な思いを先生方にさせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
東須磨小の子どもたちや保護者の皆さんには、申し訳ない気持ちです。私の犯した行為は、許されることではありません。東須磨小の子どもたちは、素直な明るい子どもたちなので、そこを伸ばしてほしいと願っています。ただ、私の行為はその成長の邪魔をしてしまったと思っています。
【40代女性教員】
子どもたちに対しては、こんな形になって申し訳ないです。子どもたちを精いっぱい愛してきたつもりですが、他の職員を傷つけることになり、子どもたちの前に出られなくなり、申し訳ありません。私の行動で、迷惑をかけてしまったことに対して、本当に申し訳ないと思っています。
被害教員に対しては、ただ申し訳ないというしかありません。被害教員のご家族に画像を見せられ、入院までしている事実と、苦しんでいる事実を知りました。本当にそれまでは、被害教員には自分の思いがあって接していたつもりです。自分の行動が間違っていることに気付かず、彼が苦しんでいる姿を見ることは、かわいがってきただけに本当につらいです。どうなっているのかと、ずっと思っています。
10月17日(木)5時29分 TBS
安倍総理は、天皇陛下の即位に伴う儀式に参列するため日本を訪れる韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相と会談する方向で最終調整に入りました。
複数の関係者によりますと、安倍総理は天皇陛下が即位を宣言される「即位礼正殿の儀」に参列するため日本を訪れる韓国の李首相と24日にも会談する方向で最終調整しているということです。
徴用工訴訟や輸出管理強化などをめぐって日韓関係は悪化し、首脳会談が1年以上も開けない状態が続いていますが、李首相は知日派で知られる韓国政府ナンバー2の実力者であることから、会談では両国の関係打開などについて意見交換が行われるものとみられます。
安倍総理は16日、国会で韓国に対し、国と国との約束を守ることを求めたうえで、「対話は常に続けなければだめだと考えている」と、李首相との会談に含みを持たせる発言をしていました。(16日23:46)
10月16日(水)20時40分 毎日新聞

関根さん夫妻の自宅
台風19号による浸水で7人が亡くなった福島県いわき市。水が自宅に押し寄せて溺死した関根治さん(86)は、妻百合子さん(86)の目の前で泥水に沈んでいった。百合子さんも首の高さまで水につかったといい、「現実とは思えない」と、突然訪れた恐怖と悲しみに言葉を失った。
関根さん夫妻は、決壊した夏井川から約300メートルの距離にある平屋建て住宅で2人暮らしをしていた。12日夜は寝室で布団を並べて寝たが、13日未明に百合子さんがトイレに行くために起きると、布団の下がぐっしょりとぬれているのに気が付いた。浸水が始まっていた。
治さんは約5年前から腰の病気で足が不自由になり、この1年は何かにつかまって立つのがやっと。治さんは窓際まで移動し、窓から外に叫んで近所に助けを求めた。百合子さんが自分の部屋で、貴重品を部屋の高い所に移していると、水位は一気に上昇した。
「体冷えるから、早くこっちに来て」。百合子さんは自分の部屋のベッドに上り、治さんを呼んだ。「しっかりして!」。手を握り、ベッドに上げようとしたが、水につかった治さんは体に力が入らない。「長いこと世話になったな」。ぐったりしたまま、治さんはこう言い残して泥水に沈んでいった。
水はさらに、ベッドの上に立ったままの百合子さんの首まで迫った。だが、そこから水位は下がり、やがてボートで救助された。
治さんはかつて検察事務官として働き、休日は釣りや山菜採りで川や山を駆け巡った。結婚生活は59年を数え、2人の娘にも恵まれた。東京に住む長女は実家の片付けに訪れ、「台風が来る直前に『車が水没しないよう、高い所に移動して』と心配の電話をくれた。娘思いの父だった」と涙ぐみながら話した。
隣に住む小松秀樹さん(67)は、避難していた自宅2階で、治さんが「寒い。助けて」と何度も叫ぶ声を聞いた。しかし、道路には水が勢いよく流れ、助けに行けなかった。「関根さんの声が頭から離れない。ただただ悔しくて」と肩を落とした。
百合子さんは「夫婦は2人でいるのが良いこと。1人で生活していかなくてはならず、つらい」と言葉少なに話した。【土江洋範】