欧州最大の原発で火災、ロシア軍の攻撃で=ウクライナ当局者
2022年03月04日
ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所で4日未明、ロシア軍の攻撃により火災が発生している。原発に近いエネルゴダールの市長がオンラインの投稿で明らかにした。 【動画】「お粗末な侵攻」始めたロシア軍、より残忍な戦術に変更か=専門家 市長はこれより先、原発近隣でウクライナとロシア軍の激しい戦闘が起きているとしていた。 対話アプリ「テレグラム」への投稿で「欧州最大の原発の建物や設備に敵が砲撃を続けた結果、ザポリージャ原発で火災が起きている」と述べ、世界の安全が脅かされているとした。詳細は不明。 ウクライナ当局はこれより先、ロシアが同原発の制圧に向けた動きを強め、戦車で市内に入ったとしていた。
インド太平洋で現状変更許さず 日米豪印が一致 首脳テレビ会談
2022年03月04日
日本、米国、オーストラリア、インド4カ国(通称クアッド)の首脳は3日夜、テレビ会議を行い、ロシアが軍事侵攻したウクライナ情勢について協議した。 【図解】ロシア軍の支配地域 4首脳は「今回のような力による一方的な現状変更を、インド太平洋地域で許してはならない」との認識で一致。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取り組みを一層進めていくことを確認した。 4カ国のうちインドはロシアと関係が深く、国連総会での対ロ非難決議の採決を棄権した。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、日米豪印の枠組みでは足並みをそろえた形だが、会談後の共同発表ではロシアに対する直接の言及はなかった。
ウクライナ侵攻のロシア軍 北部で集合住宅など空爆33人死亡 南部で主要都市を初めて制圧か
2022年03月04日
ウクライナに侵攻したロシア軍は3日、北部で集合住宅などを空爆、33人が死亡したということです。また南部では30万人が住む都市を制圧し、主要都市では初めてとみられています。 AP通信によると、北部チェルニーヒウでは3日、ロシア軍が学校や集合住宅へ空爆を行い、ウクライナ非常事態庁は33人が死亡したとしています。 キエフの北東およそ60キロに位置する町でも大きな被害が。ただ空からの映像では、ロシア軍のものとみられる破壊された車両が道路に放置されていて、激しい戦闘があったことが窺えます。 一方、ロシア国防省は2日、人口およそ30万人の南部の都市ヘルソンの制圧を発表。主要都市の制圧は侵攻開始以来、初めてとみられています。 ウクライナでの民間人の死者は2日までに2000人を超えています。 アメリカ国防総省の高官は、国境周辺に展開されていたロシア軍部隊の90%がすでに国内に入ったとみていて、今後、攻勢がさらに強まる恐れもあります。 ウクライナ ゼレンスキー大統領 「ミサイルと爆弾による攻撃を続けることで、ロシア軍は我々の土地で何一つ意味のあることをできていないと自ら認めている」 こうした中、ゼレンスキー大統領は新たな映像声明でウクライナ軍が持ちこたえていると強調しました。
仏マクロン大統領が4月の大統領選に出馬表明
2022年03月04日
フランスのマクロン大統領が4月に行われる大統領選挙に出馬し、再選を目指す考えであることを表明しました。 マクロン大統領は3日、「フランス国民への手紙」と題した文章を地方紙などに寄稿し、このなかで正式に4月に行われる大統領選挙に出馬する考えを明らかにしました。 コロナ対策など任期中に取り組んだ実績を挙げつつ、「我々はすべてを達成したわけではない」として、再生可能エネルギーや平等な社会の実現に意欲を示しました。 大統領選挙は、4月10日に投票が行われ、どの候補も過半数に達しなかった場合は24日に上位2人による決選投票が行われます。 世論調査ではマクロン大統領がリードしていますが、ウクライナでの戦争の最中、ロシア側に停戦の説得を続けながらの異例の選挙戦となります。 マクロン大統領が再選されればフランスでは20年ぶりの連続政権となります。
車大手、ロシア生産・輸出停止 制裁で物流混乱、影響拡大
2022年03月04日
ウクライナに侵攻したロシアに対する経済・金融制裁の影響が自動車メーカーに広がってきた。 【図解】ロシア軍の支配地域 トヨタ自動車はロシア第2の都市サンクトペテルブルクにある工場の稼働停止を決定。他のメーカーでも、物流、金融の混乱でロシア生産や日本からの輸出を見合わせる動きが相次ぐ。国際社会からロシア事業継続の是非を問われる可能性もあり、各社は事態の行方を注視している。 トヨタは部品を安定供給できなくなっているとして、4日からサンクトペテルブルク工場の稼働を当面停止する。日本などからロシアへの輸出も休止。在庫がなくなれば販売も見合わせる。スポーツ用多目的車「RAV4」とセダン「カムリ」を年間約8万台生産。販売台数は年間約12万台で、ロシア新車市場でのシェアは日本勢首位の約7%という。 プーチン大統領の故郷に建設された工場だけに、2007年12月にカムリ1号車が完成した日にはプーチン氏も工場の視察に訪れた。トヨタは「広く公正な視野で事態を見極めた上で、必要な意思決定をした」と説明している。 三菱ふそうトラック・バス(川崎市)では、親会社の独ダイムラートラックがロシアでの全事業活動をストップ。これに伴い、ふそうの小型トラック「キャンター」の現地生産も止まった。 マツダは、極東ウラジオストクにあるロシアメーカーとの合弁工場への部品輸送をやめる。運ばれた部品を使って完成車を組み立てる工場のため、部品在庫がなくなれば生産は止まる。 ホンダは、ロシアに生産拠点を持たず、輸出をひとまず停止した。 日産自動車も輸出を止めた。サンクトペテルブルクの工場は稼働させているが、「現状が継続する場合、生産停止などに至る事態が予想される」と説明している。三菱自動車は先に、ロシアでの生産・販売を停止する可能性があると公表した。 自動車業界では、部品供給網の混乱長期化への懸念が強い。輸出車両を運ぶコンテナ船の運航にも支障が出ており、現地販売への影響拡大も予想される。欧米企業でロシア事業の見直しが進む中、「ESG(環境、社会、企業統治)の観点からロシアで事業を続けていいのか非常に難しい状況だ」(自動車大手幹部)との声も出ている。
ガソリン補助金上限を最大5円から最大25円に拡大 ウクライナ情勢受け岸田首相が表明
2022年03月04日
岸田首相は3月3日夜の記者会見で、ウクライナ情勢を受けたガソリン価格の高騰を抑えるため、補助金の上限を現在の最大5円から最大25円に引き上げることを発表した。 【画像】高騰続けるガソリン価格 政府は現在、ガソリンや灯油などエネルギー価格の高騰を抑えるため補助金を出しているが、すでに上限の1リットルあたり5円に達している。 岸田首相は3日の記者会見で、ウクライナ情勢の悪化によるエネルギー価格のさらなる上昇に対応するため、補助金の上限を25円に引き上げることを発表した。 さらに漁業などの重油価格やタクシー事業者に対するLPガス価格の高騰分の補填を、激変緩和事業並みに行うことも明らかにした。 加えて灯油や暖房費についても支援を行うことも明らかにした。
ウクライナ大統領「有意な和平協議へ爆撃停止を」
2022年03月02日
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロイターとCNNの共同インタビューに応じ、ロシアとの有意な和平協議を実施するには、ロシアが爆撃を停止する必要があるとの考えを示した。 【動画】「怖いよ」戦死したロシア兵のメールを、ウクライナ大使が国連で紹介 両国は2月28日、侵攻後初めての停戦交渉をウクライナ国境に近いベラルーシのゴメリで実施したが、双方の隔たりは大きく、合意に至らなかった。ロシア国営タス通信は、2日に2回目の停戦交渉が行われると報じている。 厳重な警備体制が敷かれる政府施設でインタビューに応じたゼレンスキー大統領は、ロシアと停戦協議を続ける条件について「少なくともウクライナ国民に対する爆撃を停止しなければならない。爆撃を停止し、交渉の席に着いてほしい」と述べた。 ロシア軍による攻撃は1日も各地で続き、第2の都市ハリコフ中心部がミサイルで攻撃されたほか、首都キエフではテレビ塔が攻撃を受けて5人が死亡した。 <NATOでなくとも安保を> また、ゼレンスキー大統領は北大西洋条約機構(NATO)に対し、ロシア軍機の飛行を阻止するために飛行禁止区域を設定するよう呼び掛けた。飛行禁止区域の設定は予備的措置で、これによりNATOがロシアとの戦争に引きずり込まれることがなくなると指摘。ただ、米国のバイデン大統領は自身に対し個人的に、まだ設定する時期ではないとの見解を示したと明らかにした。 その上で、ウクライナが陥落すればロシア軍はNATO加盟国の国境に迫ると指摘。NATOがウクライナの加盟を認めないなら、法的拘束力のある安全保障を提供するよう要請すると述べた。 <最後まで戦う> ウクライナ支援に資金提供を表明している欧米などに迅速に行動するよう要請。「毎日支援が必要だ」とし、「議論している暇はない」と訴えた。 現在の執務態勢についての質問には、「働いて、眠る」と説明。子どもたちに2日間会っていないとし、感情的な様子も見せた。 また、いつまで持ちこたえられるかと聞かれると、「私たちは我慢しているのではなく戦っている。私たちは自分たちの国土と故郷を守っている。子どもたちの未来のために」と答えた。 子どもたちが犠牲になっているとも述べ、「私たちには守るべきものがあり、生きる権利を守っている。彼ら(ロシア人)はここで何をしているのか。殺すため、死ぬためにここに派兵されてきた。だから、われわれは自分たちの国でより強くあり、さらに強くなる」と強調した。
停戦交渉“継続”も主張に隔たり?ウクライナ「EU加盟」の実現性は?専門家解説
2022年03月02日
ロシアとウクライナによる停戦協議は、交渉を継続することが決まりました。ロシア国営通信によりますと、2回目の停戦交渉は2日に行われる可能性があるということです。そして、停戦協議中にもかかわらず、ウクライナ第2の都市ハリコフでは、ロシア軍による攻撃が激化しています。 ◆ロシア情勢に詳しい防衛省防衛研究所の兵頭慎治さんに聞きます。 (Q.ロシア軍のウクライナ第2の都市ハリコフへの攻勢をどう見ますか) 兵頭慎治さん:「ハリコフは、日本で例えると大阪にあたります。ソ連時代も、モスクワ、レニングラードに次ぐ、第3の工業都市でした。ロシアは今回の軍事侵攻で、首都キエフとハリコフを掌握して、ゼレンスキー政権の打倒に向けて着実に侵攻を進めているとみています」 ウクライナ側の要求は「即時停戦」と「ウクライナ領土からのロシア軍の撤退」。それに対し、ロシア側は「ウクライナの中立化と非武装化」を要求しました。 最初の停戦協議後、ウクライナ側は「交渉は難しいが、ロシアからの“最後通牒”はなかった」と指摘。一方、ロシア側は「いくつかの点では共通の立場を見出した」と述べています。 さらに、プーチン大統領は、フランスのマクロン大統領との電話会談で「クリミアでのロシア主権の承認」を付け加えた。一方、ゼレンスキー大統領は、EU(ヨーロッパ連合)への加盟申請書に正式署名しました。 (Q.交渉の中身、その後の言動についてどう分析しますか) 兵頭慎治さん:「平行線で今後の協議でも進展は難しいのではないかと思います。というのも、双方の主張に新しい部分が加わっています。ロシアからすると、EU加盟申請は、ウクライナをヨーロッパ側にいかせないために中立化という条件を課しています。EUはNATO(北大西洋条約機構)ではないので、軍事同盟に入るということではないが、ウクライナのEU加盟申請は、ウクライナがヨーロッパに行くことをロシアに示すメッセージです。 ロシアは、併合したクリミアでの主権をウクライナに承認しろというハードルの高い条件を示していて、2日の交渉は決裂するのではないかとみています。 (Q.なぜ2回目の交渉を行うのでしょうか) 兵頭慎治さん:「ロシア側の軍事作戦と交渉が関係しているのではないかという見方があります。ロシア軍は今、首都キエフを完全に掌握することができず、侵攻ペースが落ちています。そのため、追加の部隊がキエフに近付いています。ロシアは、緊張緩和のムードを示しながら、戦況を立て直すための時間稼ぎをして、交渉が決裂した時に、一気にキエフの軍事掌握に向けて動き出す可能性もあります」 ここで改めて、NATOとEUを整理します。NATOには現在、30カ国が加盟しています。目的は「集団防衛」で、加盟国の領土及び、国民を防衛することが最大の責務です。軍事的意味合いがあるNATOに対して、27カ国が加盟するEUは、政治・経済の分野で協力を進めている組織です。 ◆ウクライナ情勢を取材している大平一郎ロンドン支局長に聞きます。 (Q.ウクライナのEU加盟が認められる可能性はあるのでしょうか) 大平一郎ロンドン支局長:「いま、すぐ加盟というのは非常に難しいと思います。EU委員会のフォンデアライエン委員長が、『ウクライナを歓迎する』と発言したという報道がありましたが、その翌日になって、事実上、撤回しました。『EUに歓迎するというのではなく、一般論としてのヨーロッパに歓迎するという意味だった』と苦しい釈明を行いました。 実際にウクライナがEUに加盟するには、高いハードルがあります。政治的にも法律的にも基準をEUに合わせる必要があり、長い時間がかかります。最近加盟したクロアチアの場合は、10年の歳月を要しました。一方で、ロシアにより近い東欧のポーランドやスロバキアなどは、手続きを変えてでもウクライナの即時加盟を求めています。ドイツ、フランスは非常に慎重で、EUの中でも温度差があるといえます。ただ、来週、EUの理事会が開かれ、ウクライナの加盟について議論されるということですので、議論され始めるということがロシアに対するメッセージになると思います」 (Q.今後、ヨーロッパの軍事的介入が進む可能性はあるのでしょうか) 大平一郎ロンドン支局長:「EU、NATOとしても軍隊を派遣するというのはあり得ません。だからこそ、EU各国が、それ以外の軍事支援を強化しています。先月27日には、EUが長年のタブーを破って、紛争当事国であるウクライナへ兵器を供給すると発表しました。そのなかで驚きだったのは、戦闘機も含まれるということです。ウクライナ空軍の発表によりますと、『ポーランド、スロバキア、ブルガリアから戦闘機計70機の提供を受ける』といいます。ウクライナの空軍基地を取材した際、パイロットがウクライナ空軍の戦闘機の老朽化に不満を漏らしていました。戦闘機の数もロシアに比べて圧倒的に劣っていますので、これは助け舟としては非常に大きなものになると思います。 一方、ウクライナ空軍のパイロットが、戦闘機を受け取るために、ポーランドなど国外から離陸することになれば、この事実をロシアがどう受け止めるかは分かりません。強い反発も予想されます。周辺国が、万が一、何らかの戦闘に巻き込まれたら、戦線が拡大してしまうのではないかと懸念する報道も出始めています」 ◆改めて、ロシア情勢に詳しい防衛省防衛研究所の兵頭慎治さんに聞きます。 (Q.ウクライナのEU加盟への動きを、プーチン大統領はどう受けて止めているのでしょうか) 兵頭慎治さん:「ロシアがウクライナに要求しているのは中立の立場です。EU、その先のNATOへの加盟は、ロシアとしては絶対に認められないと思います。交渉の段階で、ヨーロッパに向かうというメッセージを出してしまったことで、交渉が決裂して、ロシアが軍事攻撃をさらに強める口実に使われる危険があると思います」
内臓ブルブル震える寒さ…戦火逃れて国境目指す人々、不安もピークに
2022年03月02日
ウクライナに侵攻したロシア軍の攻撃が激しさを増す中、戦火を逃れた避難民がウクライナ西方のポーランド国境に殺到している。彼らを待ち受けていたのは、疲労と寒さ、不安が襲う過酷な道のりだった。 【写真】ポーランド国境に避難民が殺到
ウクライナ西部リビウの街は静まりかえっていた。4日前までの喧騒(けんそう)がうそのようだ。2月27日朝、市中心部のホテルを出た。前日まで鳴り響いていた空襲警報のサイレンも、この日は鳴らなかった。人も車もほとんど通らない。
ロシア軍の工作員が市内に侵入しているとの情報が、数日前から飛び交っていた。警察が市内各所で車両やブロックを使って道路を塞ぎ、検問を実施していた。検問を通るたびに、身分証を入念にチェックされた。
市中心部から車で約60キロ・メートル走ったところで、3度目の検問に止められた。渋滞のため、この先は国境を越える車しか通さないという。ここでリビウ在住の運転手に別れを告げ、国境まで26キロ・メートルの道のりを歩くことにした。

ポーランド国境へとつながる道路では、荷物を軽くするために捨てたとみられる衣類やスーツケースなどが散乱していた(2月27日午後2時24分、ウクライナ西部リビウ州で)
まっすぐに延びる一本道が、視界の先まで続いていた。大きな荷物を持った避難民が、一様に西を目指して車道の脇を歩いてゆく。

歩き疲れ、バス停のベンチで休む人たち(2月27日午後3時34分、ポーランド国境の手前17キロ付近で)
スーツケースを引きずる人、衣類と食料を詰め込んだビニール袋を両手に持つ人、大きな荷物を持たず、毛布にくるまりながら歩く人、猫を連れている人もいた。道端には、荷物を軽くするために捨てられたのか、スーツケースや衣類が散乱していた。
所々で休憩を挟み、互いに声を掛け合った。歩き始めて30分後、リビウの方からサイレンが聞こえた。逃げる場所はない。誰も振り返らず、歩みを止めなかった。
集落を通りかかると、村人たちが炊き出しを行っていた。物流が滞る中だというのに、お茶やスープ、パンやリンゴを惜しみなく差し出す。「プーチンくそ食らえ!」と叫ぶ人もいた。

厳しい寒さの中、たき火をして寒さをしのぐ(2月28日午前4時24分、ポーランド国境の手前3キロ付近で)
夕方、雪が舞い始めても、避難民は無言で歩みを進めた。歩き始めて9時間後の午後8時半頃、国境まであと3キロ・メートルの地点で、治安部隊が道路を封鎖していた。ここから先は150人ずつしか通行が許されない。300人以上が並んでいた。
ノルドストリーム2事業会社、破産検討 週内手続き開始
2022年03月02日
ロシア産の天然ガスをドイツに運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の事業会社ノルドストリーム2AGが破産申請を検討していると、関係筋2人が明らかにした。 【動画】ロシア外相の演説に、欧米の外交官ら数十人が一斉退席 関係筋によると、ノルドストリーム2AGは負債の一部の清算を始めており、早ければ週内にスイスで破産申請手続きを正式に開始する可能性がある。 ノルドストリーム2AGからコメントは得られていない。 米政府は先週、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ノルドストリーム2AGとマティアス・ワーニヒ最高経営責任者(CEO)に対し制裁を発動。ドイツのショルツ首相も、ノルドストリーム2のプロジェクト承認停止を明らかにした。 ノルドストリーム2AGはロシア国営ガス会社ガスプロムの子会社で、スイスに拠点を置く。 昨年完成した110億ドル規模のノルドストリーム2パイプラインの建設費用の半分はガスプロムが支払い、残りは英シェルやオーストリアのOMV、仏エンジー、独ウニバーなどが負担している。
