米大統領 ガソリン税の一時免除を議会に要請
2022年06月23日
ガソリン価格の高騰を受け、アメリカのバイデン大統領はガソリンなどへの国の課税を一時的に免除するよう議会に求めました。 ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は22日、ガソリン価格の高騰に悩む消費者への対応としてガソリンや軽油への国からの課税を9月末までの3カ月間免除するよう連邦議会に要求しました。 また、独自に課税している州政府に対しても課税の一時免除や他の方法で消費者を救済する対応策を講じるよう求めています。 中間選挙が11月に迫るなか、バイデン政権は国民の大きな関心事となっているガソリン価格の押し下げに取り組む姿勢をアピールする狙いがあります。 ただ、ガソリン税の一時免除には与党・民主党内からも強く反発する声が上がっていて、議会が要請に応じるかは不透明です。
取材中に死亡のジャーナリスト、ロシア軍による処刑か NGO発表
2022年06月23日
ロシア軍の侵攻を受けたキーウ(キエフ)近郊で3月半ば、取材活動中に死亡したジャーナリストが、実はロシア軍に処刑されたと結論づける調査報告を、国際NGO「国境なき記者団」(RSF)が22日発表した。かかわった兵士の特定を試みるという。 【画像】「ロシアは弱い国になる」ウクライナ侵攻を予言した教授 ウクライナ人写真家マクシム・レビン氏(当時40)は3月13日、キーウ北西のブチャに近いモシュン村の森で行方不明になり、ロシア軍撤退後の4月1日、同行のウクライナ軍兵士とともに遺体で発見された。 RSFは5~6月に現地調査を実施。レビン氏が至近距離から頭部を撃たれたこと、ロシア軍の陣地が至近に位置していたこと、焼死体で見つかった同行兵士は生きたまま焼かれたとみられることなどが判明した。RSFのクリストフ・ドロワール事務局長は「2人は間違いなく平然と処刑されており、その前に拷問された可能性もある。ロシア軍兵士の特定に全力で取り組む」とコメントした。 ロシア兵は、第106親衛空挺(くうてい)師団に所属する可能性があるという。 レビン氏はロイター通信などに写真を提供。当日、見失った撮影用ドローンを捜しに森に入ったという。
西九州新幹線の開業にあわせ、JR九州が3県で在来線の車掌廃止へ…車両カメラで安全確認
2022年06月23日
JR九州は、長崎、熊本、鹿児島県の在来線で、車掌を廃止する方向で検討に入った。新型コロナウイルス禍が続いている鉄道事業の収益回復に向けた経営合理化の一環で、西九州新幹線の開業にあわせてダイヤ改正を行う9月23日から適用する計画だ。 【動画】西九州新幹線「かもめ」走行試験始まる…長崎
3県ではダイヤ改正後、運行する在来線列車に運転士のみが乗車する「ワンマン運転」の対象を拡大する方針で、車掌を廃止する代わりに、車両にカメラを取り付けるなどして安全確認を行う考えだ。対象となる車掌については、配置転換などで対応するという。
JR九州は9月のダイヤ改正で、利用客の多い福岡都市圏の通勤・通学時間帯に減便することなどを発表しており、車掌の廃止もあわせ、年10億円以上の経費削減効果を見込んでいる。
暮らし向き改善「30代4人世帯」だけが突出、女性の正規雇用増加がもたらすインパクト
2022年06月23日
7月10日に投開票が行われる参議院選挙の1つの論点が、家計の暮らし向きの変化だ。 与党は日本全体での賃金の総額が(物価を加味した)実質でも上昇傾向にあるとして実績を強調する一方で、野党は雇用者1人あたりで見た実質賃金の低下傾向が続いていると批判している。 【全画像をみる】暮らし向き改善「30代4人世帯」だけが突出、女性の正規雇用増加がもたらすインパクト 「日本全体の賃金総額の増加」と「1人あたり実質賃金の低下」は、実は矛盾しない。 2012年から2021年にかけて、女性や高齢者を中心として日本全体で雇用は477万人増えた。新たに働き始めた人や定年後再雇用された人の賃金水準は、労働者の平均的な賃金水準より低い。このため、これらの雇用の増加は、日本全体で見た賃金総額を増加させる一方、労働者1人あたりの賃金水準を押し下げるのだ。 それでは、世帯で見た暮らし向きはどう変化しているのだろう。大和総研では、(1)20代単身男性、(2)20代単身女性、(3)30代4人世帯、(4)40代4人世帯、(5)50代4人世帯の5つのモデル世帯を設定し、第2次安倍政権以後の9年間の暮らし向きの変化を推計した(※)。すると、全体として暮らし向きはほぼ横ばいとなる中、(3)30代4人世帯だけが突出して暮らし向きが改善していることが明らかになった。 ※詳細な推計結果は、是枝俊悟・渡辺泰正「2012~2021年の家計実質可処分所得の推計」(大和総研レポート、2022年6月14日)を参照。 編集部注:同レポートにおけるモデル世帯の構成は、ケース数を絞りつつ現役世代の幅広い年齢・性別の賃金動向をカバーするため5ケースに絞られています
給付金の支給もありコロナ禍でも家計の暮らし向きは悪くない
第2次安倍政権発足時点の2012年に家計が使えるお金(実質可処分所得)を100として、その後の推移を見たものが次の図表1だ。 全体としては、2012年から2014年にかけては、世帯年収の増加が消費税率引き上げなどによる負担の増加に追いつかず、実質可処分所得が減少傾向にあった。しかし、2014年から2019年にかけては負担増を上回るペースで世帯年収が増加することにより実質可処分所得が増加するトレンドにあった。 2019年から2020年にかけては、コロナ禍で賃金や女性の就業率が低下したこと、および消費税率10%が通年化したことが実質可処分所得の下落要因となったが、2020年に支給された1人あたり10万円の特別定額給付金の影響が大きく、(2)~(5)の4つのモデルで実質可処分所得が増加した。 2020年から2021年にかけては、特別定額給付金がなくなった影響が大きく、5つのモデル全てで実質可処分所得は減少した。ただし、(3)~(5)の3つのモデルでは、2021年に18歳以下の子ども1人あたり10万円の給付金が支給されていることもあり、2021年の実質可処分所得はケース(1)~(5)の全てで概ね2012年と同等以上を確保している。 給付金も含めると、コロナ禍にあっても平均的な家計の暮らし向きは悪くなっていなかったことが確認できる。
日本最大級の蓄電池工場建設へ
2022年06月23日
岡山県玉野市で、日本最大級の蓄電池工場が建設されることがテレビ東京の取材でわかった。 建設するのは、エネルギーベンチャーのパワーエックスで、洋上風力発電で得た電力を世界でも類を見ない電気運搬船で運ぶ事業を進めている。

岡山・玉野市に建設する工場のイメージ図
パワーエックスは、三菱UFJ銀行や三井物産などから調達した資金をもとに、電気運搬船に載せる船舶用蓄電池のほか、EV(電気自動車)向けの蓄電池などを製造する工場を岡山県玉野市で建設する。 工場の生産能力は年間最大5ギガワットで、原子力発電所5基分の生産能力に相当するという。 工場は2023年に稼働し、24年春に蓄電池製品を出荷する予定だ。 工場誘致する岡山県玉野市とは100人以上の地元採用を目指すと合意していて、地域への経済効果も期待される。
「脱中国」で強制労働阻止 世界に影響波及へ 米ウイグル禁輸法施行
2022年06月22日
中国・新疆ウイグル自治区からの輸入を原則禁止する米国の新法「ウイグル強制労働防止法」が21日、施行された。 【図解】ウイグル強制労働防止法施行後の流れ 人権侵害を理由に世界経済の「脱中国依存」を進めるのが狙いで、日本を含む世界の企業はサプライチェーン(供給網)の末端まで点検を迫られる。中国は猛反発しており、制裁と報復の応酬に発展すれば影響が広がるのは必至だ。 新法は、新疆で「全部または一部」が生産された製品の米国への輸入を原則禁止。強制労働を利用した中国原産品や、第三国を経由した製品も禁輸対象に含める内容で、企業側は輸入品が強制労働とは無関係であることの立証責任を負う。禁輸は8年続く。
韓国初のサル痘疑い患者、仁川空港入国過程で発見
2022年06月22日
韓国初のサル痘疑い患者が流入して隔離治療と感染検査に入った。 21日、防疫当局によると、この日午後仁川(インチョン)国際空港を通じて入国した韓国国籍の男性Aさんが検疫段階でサル痘に疑われる症状を見せた。当局はこの日夜10時ごろ、Aさんを専門担当病床のある仁川医療院に搬送して隔離治療に入った。Aさんは病院でサル痘の感染検査を受けた。Aさんが感染と判定されれば、韓国初のサル痘患者となる。 【写真】サル痘に感染した患者の姿 防疫当局関係者は「先月末から水ぶくれや発熱などサル痘と類似した症状を見せて申告された患者はいるが、ほとんど水痘や手足口病など他の疾患ということが分かったとし、「Aさんの場合、感染と疑われる症状が明らかで、海外入国者と感染の可能性があると見て先制的に隔離治療に入った」と説明した。医療界関係者によると、Aさんは若い男性で健康状態は良好だ。 サル痘はアフリカでのみ発見されてきた風土病だが、先月7日英国で初めて感染事例が発生した。その後、欧州や北米、中東など38カ国に拡散した。統計ウェブサイトであるアワー・ワールド・イン・データによると、全世界のサル痘感染者は20日基準で2680人発生した。サル痘は主に傷部位や体液接触を通じて感染する。潜伏期は最大21日で、発熱、悪寒、頭痛、リンパ浮腫、水泡性の発疹などが現れる。2~4週間病んでほとんど自然に回復する。致命率は3~6%と知られているが、世界保健機関(WHO)によると現在までアフリカ以外の大陸で死亡者が発生したことがない。予想より速い拡散速度のため、WHOは23日緊急会議を開いてサル痘拡散について議論する計画だ。 韓国疾病管理庁は8日サル痘を2級感染病に指定した。これを受け、感染者が確認されれば医療機関などは24時間以内に防疫当局に申告する必要があり、感染者は隔離治療が義務付けられる。当局は感染者が発生すれば国立中央医療院で隔離治療することにした。接触者は感染者に露出した程度によって低・中・高危険群に分類し、最近接触した同居人など高危険群に限って21日間隔離される
カナダ、使い捨てプラスチック製品の製造・輸入を禁止
2022年06月22日
カナダ政府は20日、リサイクルが難しい使い捨てプラスチック製品の製造と輸入を禁止すると発表した。声明では「いくつかの例外を除き、今年12月に発効する」としている。 新たな規制では、リサイクルせずに捨てられるプラスチック製のレジ袋や食器、食品容器、ストローなどが対象になる。 統計によると、カナダでは毎年最大150億枚のレジ袋、毎日1600万本のストローが使用されている。
株価が選挙を左右? 「下落局面」で迎える参院選は波乱含み
2022年06月22日
過去10年の国政選挙を振り返ると、与野党の勝敗と日経平均株価に一定の関連が見て取れる。株価が上り調子の時は与党が快勝し、そうでない時は苦戦するという傾向だ。岸田文雄内閣の支持率が堅調なため、今回の参院選は与党有利との観測もあるが、足元の株価は下落基調で、波乱の予感を漂わせている。 【衆院選を振り返る】あの大物も…小選挙区で敗れた主な候補者 2012年以降に7回あった衆参選挙の結果と株価の関係を分析した。投開票日直前の営業日終値が1カ月前より1000円以上高かった「上昇局面」は12、17年衆院選、13年参院選の計3回。うち政権交代選挙となった12年では自公両党が議席比率を09年の前回衆院選比39ポイントも増やして68%に高めた。政権交代の熱気が残っていた13年も10年の前回参院選比13ポイント増の63%の議席を得た。17年衆院選では1ポイント減らしたものの、当時は森友・加計学園問題などで安倍晋三内閣の支持率が低迷していた。逆風下の割に踏みとどまったとも言える。 一方、1カ月前と比べ1000円以上下がった「下落局面」で投開票日を迎えたのは16年参院選だ。英国の欧州連合(EU)離脱決定で世界的な株安の連鎖に陥っていた。政府は中小企業対策などを急いだが、自公は13年の前回選に比べ6ポイント減の57%だった。 株価の変動幅が1000円未満だった「踊り場局面」の選挙は14、21年衆院選と19年参院選の3回あった。14年と19年の議席数はそれぞれほぼ横ばいを維持したが、21年衆院選は17年の前回選比4ポイント減の63%だった。踊り場では与党は現状維持が精いっぱいの状況だ。 株価は「景気の先行きを映す鏡」とも呼ばれる。暮らしぶりが今後良くなると期待できる時は「政治の安定」を求めて与党に支持が集まり、そうでない時は逆の結果に向かいやすい。 こうした傾向を意識して、14年衆院選、16年参院選の投開票約1カ月前に安倍首相(当時)が消費税率引き上げ先送りを表明するなど、歴代首相は選挙前に景気刺激策を打ち出してきた。岸田首相も、有権者に投資を促す「資産所得倍増プラン」など株価重視の政策に取り組んでいる。 しかし21年10月の岸田内閣発足以降、株価は2000円以上下げている。新型コロナウイルスの感染収束への期待感で一時3万円の大台を突破した菅義偉内閣時代からの反動局面を脱しきれていない。週末の6月17日には終値で前週末比1861円も急落するなど、最近は下げの勢いが強まりつつある。16年以来の「下落局面」で7月10日の投開票を迎える可能性もあり、株価の行方に注目が集まりそうだ。
NY株大幅反発641ドル高 割安感出た銘柄物色
2022年06月22日
連休明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前週末比641.47ドル高の3万0530.25ドルで取引を終えた。前週末まで大きく下落していたため割安感が出た銘柄を中心に物色され、3万ドルの大台を回復した。 NY円一時136円後半、24年ぶり円安ドル高水準 日本での輸入品のさらなる値上げにつながる可能性
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め加速で景気が減速することへの過度な懸念が和らいだ。短期的な戻りを狙ってIT株などに買いが入った。 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、270.95ポイント高の1万1069.30。
