ウクライナ各地でミサイル攻撃 700万世帯が停電
2022年11月16日
ウクライナ各地の都市で15日、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、大統領府によると700万世帯が停電した。 【写真】リビウで、ロシア軍の攻撃後に立ち上る煙 ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はビデオ演説で、ロシア軍が各地のエネルギー施設を標的に85発のミサイルを発射したと説明。「敵の狙いは明らかだ。その目標は達成できない」と断言した。 首都キーウのビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長は、市内の半数の世帯が停電していると発表。ペチェルシク(Pechersk)地区で住居ビル2棟が被害を受け、複数のミサイルが防空システムによって撃墜されたと説明した。 西部リビウ(Lviv)と東部ハルキウ(Kharkiv)も攻撃を受け、リビウ市長によると同市では80%の地域が電力を失った。 ロシア軍は数日前、ウクライナ南部で屈辱的な撤退を強いられていた。また今回の攻撃は、インドネシアで20か国・地域首脳会議(G20サミット)が開催される中で行われた
【速報】今年7~9月期GDP 年率マイナス1.2% 4四半期ぶりのマイナス成長 個人消費の伸び悩みなどが影響
2022年11月16日
今年7月から9月までのGDP=国内総生産は、年率換算で1.2%の減少となりました。 4四半期ぶりのマイナスです。 内閣府が発表した7月から9月期のGDPは「実質」で前の期と比べ0.3%のマイナスとなりました。年率に換算すると1.2%の減少で、4四半期ぶりのマイナス成長になりました。 3年ぶりの行動制限のない夏休みでサービス消費の大幅な増加が期待されましたが、新型コロナの感染第7波の影響で、個人消費が伸び悩んだことなどが影響しました。また、輸入が大きかったことがGDPを押し下げました。 内閣府は「国内の企業から海外企業への広告マーケティング関連の支出が大きかった」ことが輸入増加の要因だとしています。 後藤大臣は談話を発表し、「民需を中心として景気は緩やかに持ち直しているという姿に変わりはない」とし先行きについては「総合経済対策を含めた各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される」とコメントしています。 一方で、「物価上昇が続く中で、家計の実質所得の減少や企業のコスト上昇など、家計・企業を取り巻く環境には厳しさが見られ、さらに、欧米において金融引締めが続く中、世界的な景気後退懸念に注意が必要である」とも指摘しています。 一方、大和証券のチーフエコノミスト 末廣徹氏は今後の先行きについて、▼コロナ第8波で再び個人消費が伸び悩む可能性や▼旅行や飲食店などサービス消費の現場での人手不足が供給制約となる可能性があると話しています。
ファミレスは危機に陥っている!? サイゼリヤとガストで明暗が分かれたワケ
2022年11月16日
ファミリーレストランの2大巨頭、すかいらーくホールディンス(以下、すかいらーく)とサイゼリヤ。両社の業績に明暗が分かれている。順調な回復を見せている「明」のサイゼリヤ。それに対して、すかいらーくは「暗」。今期の決算は赤字に転落する見通しだ。 【画像で見る】サイゼの超ヒット商品(全7枚) すかいらーくの2022年12月期第2四半期決算は、売上高にあたる売上収益が1416億円(前年同期比11.8%増)、税引前損失38億円(前年同期は19億円の損失)となっており、顧客は徐々に戻って来ているが、赤字が拡大している。 同社第2四半期決算書によれば、赤字の理由には、原材料価格や光熱費の上昇などインフレの進行、閉店に伴う減損損失及び給与計算に関する臨時損失計上などが挙げられている。その結果、通期の予測では売り上げは3120億円と1.2倍に回復するものの、20億円の赤字に転落する見通しだ。約100店の大量閉店を予定している。 一方、サイゼリヤの22年8月期決算は、売上高1443億円(前年同期比14.0%増)とコロナ前の水準に近づいてきた。経常利益は108億円(同211.8%増)で、コロナ前の19年を上回っている。利益率はコロナ前よりも高まっており、V字回復したと表現して良いだろう。 すかいらーくは、ガストをはじめ、ジョナサン、バーミヤン、しゃぶ葉、夢庵など、多種多様な業態の集合体。それに対して、サイゼリヤはほぼサイゼリヤという1業態を経営していて、単純比較は難しい。しかし、すかいらーくの不振にはガストの不調が大きく影響している。
顧客がなかなか戻ってこない
同じような低価格のファミレスである。なぜ、サイゼリヤが順調なのに、ガストは顧客がなかなか戻って来ないのだろうか。19~22年における売上高の推移と、22年1~10月の既存店売上高(前年同月比)の推移を見てみよう。 22年に入ってからの、既存店売上高の月次推移を見ていくと、全ての月でサイゼリヤの対前年比の伸び率が、すかいらーくのそれを上回っている。しかも、10月こそ、両社の対前年比の伸び率は近接しているが、1~9月ではサイゼリヤが上回り続けている。 コロナ禍における売り上げの減少も、すかいらーくは19年比に対して20年は77%、サイゼリヤは81%で、すかいらーくのほうが影響が大きかった。 また、すかいらーくの売上高は今年4月以降に回復が本格化してきたのに対して、サイゼリヤは年初より一貫して回復していたという違いがあった。
「ETC使えなくなる?」 ETC車載器「10年以上使用」は要注意!? 確認方法は「ETC2022年問題」コロナ禍で影響も
2022年11月16日
「ETC2022年問題」とは
高速道路を利用する際、ETCサービスを利用している人は多いでしょう。 利用率は9割近くとなっており、多くのクルマにはETC車載器が備わっています。そんなETC車載器は、機種によって今後使用不可になるケースがあるといいます。 一部では「ETC2022年問題」と言われていますが、具体的にどういった問題なのでしょうか。またコロナ禍で何か影響はあったのでしょうか。 【画像】自分のETCは使える?確認方法を写真で見る!(10枚)

ETCが使えなくなるかも? ETC2022年問題とは
ETCは車載器と料金所ゲートとの間で、無線通信という電波を使って通行料金の支払いに必要なデータをやりとりしています。 そんななか、電波法関連法令の改正によって、一部のETC車載器が使用できなくなることがアナウンスされています。 これは電波の利用環境などが影響しており、総務省によると不必要な電波(不要電波)をできる限り低減させることによって、電波利用環境の維持、向上及び電波利用の推進を図るため、WRC(世界無線通信会議)において、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に関する無線通信規則(RR)の改正がおこなわれたといいます。 現在では、電波障害の原因となるスプリアス(不要電波)をできる限り低減するため、法令により発射強度の許容値が規定されています。 このため、改正された規定外の古い車載器(旧スプリアス規格機器)を搭載したままでは、電波法に違反する可能性があります。 従来では、国土交通省およびITSサービス高度化機構、高速道路会社6社が、2018年9月3日に「一部のETC車載器が、2022年12月1日以降使用できなくなる」と発表をおこない、2022年に利用できなくなることから、一部では「ETC2022年問題」と呼ばれていました。 しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症などの影響から、無線設備の製造や移行作業に支障が生じていることが考慮され、新スプリアス規格への移行期間が「当分の間」と改められました。 では、旧スプリアス規格機器は、そのまま使用することはできるのでしょうか。これについて国土交通省のWebサイトでは以下のように回答しています。 「当分の間は、旧スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器は使用できます(一部抜粋)」 また、「移行期限後に対象の旧スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器で高速道路のETCレーンに進入した場合、ETCゲートは開かないのですか?」という質問については、以下のように回答しています。 「移行期限後に旧スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器で高速道路のETCレーンに進入した場合においても、急に料金が精算されなくなったり、ETCゲートが開かなくなるようなことはありません」 このように、従来は2022年12月以降使えなくなるとアナウンスされていたものの、昨今の社会情勢が落ち着く目処がつくまで新スプリアス規格への移行は延長されるようです。 ※ ※ ※ 一方で旧スプリアス規格機器について、「電波法に照らし適当ではない状態となる可能性」があるため、国土交通省やETC車載器の各メーカーでは、旧規格の機器の取り外しと新規格へ対応した機器への切り替えを呼びかけています。 当然ながら、移行期間のうちに対応機器へ切り替えを完了しておかなければ、その後は法令違反となってしまうため注意することが大切といえます。
きょう14日の天気 晴れても北風冷たい 最高気温は前日より10℃以上ダウンも
2022年11月14日
きょう14日は、北海道の日本海側やオホーツク海側は朝まで雨や雪の所も。東北の日本海側から山陰も午前中は雨の降る所があるでしょう。太平洋側は大体晴れる見込みです。寒気が流れ込み、最高気温は前日より大幅にダウンしそうです。
日本海側を中心に午前中は雨や雪の所も
きょう14日は、一時的に西高東低の気圧配置になるでしょう。夜は西高東低の気圧配置は緩み、高気圧に覆われる見込みです。 北海道では、日本海側やオホーツク海側は雲が多く、朝まで雨や雪の降る所があるでしょう。太平洋側は大体晴れる見込みです。北海道の雨や風のピークは過ぎましたが、オホーツク海側と太平洋側東部の海は昼過ぎにかけて大しけの見込みです。高波に警戒してください。 東北の日本海側や北陸から山陰も雲が広がりやすく、午前中は所々で雨が降りそうです。一方、東北の太平洋側は大体晴れるでしょう。関東は朝まで山沿いを中心に雨の降る所がありますが、日中はおおむね晴れる見込みです。東海は日差しが届きますが、夜は雨雲のかかる所があるでしょう。近畿から九州は大体晴れる見込みです。 沖縄は日は差しますが、雲が広がりやすい見込みです。
気温 前日より大幅ダウン

画像:tenki.jp
きょう14日は寒気が流れ込んでおり、最高気温は昨日より大幅に低くなりそうです。 北海道は一桁の気温となるでしょう。札幌市は8℃と昨日より8℃低くなりそうです。東北北部は12℃前後、東北南部と北陸は15℃くらいの所が多いでしょう。青森市など昨日より10℃以上低くなる所もありそうです。 関東や東海、近畿、山陰も20℃に届かない所が多いでしょう。東京都心は昨日より5℃以上低く、上着がないと北風が冷たく感じられそうです。 山陽、四国、九州は20℃以上の所が多いでしょう。昨日より低いですが、それでも平年を上回りそうです。沖縄は25℃くらいで平年並みでしょう。 これまでの季節外れの暖かさはなく、北海道から関東を中心にこの時期らしい寒さとなりそうです。服装選びにご注意ください。上の図は服装と気温の目安です。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、参考になさってください。
「歩行者 = 絶対正義」時代の終焉か 信号無視から歩きスマホまで、近年増加するモラルなき起因事故を注視せよ
2022年11月14日
暴走する「交通弱者」

道路を歩く人のイメージ(画像:写真AC)
2022年に入り、歩行者に対する取り締まりが特に都内を中心に強化されている。これまで日本で歩行者とは「交通弱者」だった。しかし、「何があろうと自動車が悪い」というコンセンサス(合意)は、近年の歩行者事故とその違反者の増加によって覆ろうとしている。それどころかその交通弱者である歩行者の過失割合の高い事故が頻発している。 【画像】「えっ…!」 これがトラック運転手の「年収」です(15枚) 警視庁も「なくそう歩行者事故」として歩行者側に向けて呼びかけている。 「2021年中に交通事故で亡くなられた方を状態別で見ると、全国・都内ともに歩行中の割合が最も高くなっています。特に、都内では歩行中が約47.4%と全国よりも高い割合となっています」 「都内で歩行中に亡くなられた方は63人で、そのうち半分以上の40人が65歳以上の方でした」 2008(平成20)年ごろから、すでに交通事故の死者数は歩行中が最も多い、もしくはそれに準ずる数になっている。もちろん、交通と広義にくくれば歩行者の方が圧倒的に多く、2000年以降の高齢化社会などを鑑みれば当然の結果にも見えるが、現状はさらに進み事故の割合として最多となっている。
ベビーカーを押して逆走する女性も

宅配トラック(画像:写真AC)
実際、2021年の交通死亡事故の原因(警視庁・2022年4月19日)を見ると、歩行者側に信号無視、横断違反等の違反があるものが約65.1%、事故類型別では道路横断中の事故が約61.9%となった。 別件取材の過程で、この「歩行者」について街の商業、自家用ドライバーに取材をすると、「歩行者優先」が前提なのは当然としながらも、 「交差点以外を歩行者が渡るなんて都内じゃ普通だよ。近道のつもりだろうけど、ちょっとの差しかないのにね」(新宿区・タクシー運転手) 「繁華街だと当たり前の顔して横断違反する人がいますね。『歩行者さまのお通りだ』って感じで、私も含めてどの車も(追突されないように)後ろに気をつけて徐行するしかありませんでした」(さいたま市・配送ドライバー) 「田舎だと国道を普通に渡ってたりします。高齢者が多いですね。昔の感覚なのでしょうが、それでもひいてしまったら車のせいですから、渡っていただくしかありません」(群馬県・送迎ドライバー) 「横断歩道をショートカットして車の間を縫うように渡るのは本当に止めてほしいです。左に行きたいから左に、右に行きたいから右にショートカットは本当に怖い。それですり抜けのバイクや自転車と接触するとか、もうカオスですよ」(立川市・タクシー運転手) 「タクシーを拾いたがっていたのでしょうが、ベビーカーで歩道からはみ出て逆走状態でママさんが来たときは怖かったですね。ベビーカーはバンパーじゃないですよ、自分の大事な赤ちゃん乗っけてるのに。大変なんでしょうが、万が一にも引っ掛けたら自分の人生も終わりかねないです」(豊島区・ルート営業のドライバー) 「(歩行者の)夜の信号無視は本当に恐怖ですよ。幹線道路なら状況次第では避けきれません。若いのがイヤホンにスマホで普通に信号無視とかします」(足立区・トラックドライバー) これまでも多く苦情の寄せられた自転車と同様、歩行者について問題にする声があった。特に商業ドライバーの声が多い。 「どんなにこちらが(規則を)守っても、歩行者相手では不利」 というあきらめの声もあった。
ウクライナ軍 南部で攻勢強める 先週一週間で179の町や村を解放
2022年11月14日
ウクライナ南部で反転攻勢を強めるウクライナ軍は、先週一週間だけで南部の179の町や村を解放したと発表しました。 ウクライナ軍は13日、7日から13日の一週間で南部へルソン州とミコライウ州の179の町や村を解放したと明らかにしました。 ウクライナ軍はへルソン州の州都であるへルソン市を奪還するなど南部で攻勢を強めています。 一方、ザポリージャ州知事はロシア軍がへルソン州の方向などからザポリージャ州のメリトポリに到着していると述べました。 周辺に要塞を築いているとの情報も出ています。 また、東部ドンバス地方についてゼレンスキー大統領はロシア軍は攻撃のペースを弱めず、激しい戦いが続いているとしながらも「我々の防衛ラインは突破させない」と強調しています。
各国首脳が直接侵攻を非難 ロシア外相に対して
2022年11月14日
ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳と、日米ロシアなどの首脳が参加する東アジアサミットが13日午後行われ、ウクライナ侵攻について、ロシアのラブロフ外相に対し、非難の声が相次いだ。 会議で、アメリカのバイデン大統領は、ウクライナ侵攻について、ラブロフ外相に対し、最も強い言葉で非難するとの考えを表明した。 また岸田首相も、「ウクライナ侵略は、国際法に違反する行為だ」と批判した。 さらに、ほかの参加国からも非難が相次いだが、これに対するラブロフ外相の発言は明らかになっていない。
【ヘルソン市奪還】「幸せで体震える」恐怖に耐えた市民…尽きない恐怖
2022年11月14日
ウクライナ軍が奪還した南部へルソン州の州都へルソン市を巡るニュースです。ロシア軍は撤退しましたが、インフラの破壊が次々と明らかになっています。こうしたなか、へルソン市民が私たちの取材に応じ、解放の喜びとまだまだ尽きない不安について話してくれました。 ウクライナ南部ヘルソン。ロシア軍が侵攻直後からおよそ8カ月にわたり占領してきた重要拠点です。 ヘルソン市民:「ありがとう、ありがとう、ありがとう」 ロシア軍が撤退し、沸き立つ市民たち。凱旋(がいせん)したウクライナ軍と喜びを分かち合います。 ヘルソン市民:「ずっと、あなたたちを待っていました」 ウクライナ軍:「もう大丈夫です。全部復旧して、すべて元通りになります」 10日時点ではヘルソン州のドニプロ川西岸地域までロシア軍が制圧していましたが、11日には州都ヘルソン市を含む多くの地域をウクライナが奪還したとみられます。 ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ウクライナ軍は、ヘルソン州の60以上の集落を解放した。約2000の地雷や不発弾などを見つけて処分した」 ヘルソンの街中には地雷など多くの爆発物が仕掛けられている恐れがあり、国家警察が注意を呼び掛けています。 ウクライナ国家警察、クリメンコ長官:「市民たちが自宅に戻る準備ができると思うが、国家警察や軍当局が地雷に対する安全を確保する必要がある」 番組ではヘルソン市の住民に連絡を取り、話を聞くことができました。占領下のヘルソンで2人の子どもを育てていたスヴィトラナさん(34)です。 ヘルソン市民・スヴィトラナさん:「ヘルソン市民の皆のように解放されてからの3日間、幸せで体が震えている。まだ終わりではないし、今後、大変な時もあるかもしれないとよく理解している。8カ月間も占領下で暮らしたことを乗り越えたのであれば、今後、何度でも乗り越えられる」 今年6月、ロシア化が進んでいたヘルソンの取材でスヴィトラナさんにインタビューを申し込んだ際には「占領下にいる間はコメントしません」と答えていました。 この8カ月間、恐怖の日々に耐え忍んでいたといいます。 ヘルソン市民・スヴィトラナさん:「市民は、やっと外に出ることができる。その前は市内に誰の姿も見られず、ゴーストタウンのようだった。歩いている人は車に乗せられて拷問室に連れて行かれる恐れがあり、皆、怖がっていた」 街に仕掛けられた地雷については警戒を強めています。 ヘルソン市民・スヴィトラナさん:「我々の軍が全部、確認して解除が完了することを待つべき。安全になるまで、市民は十分に気を付けることが最も大事。地雷に触れて爆発しないように」 ロシア軍は攻撃の手を緩めてはいません。 ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「占領者は撤退する前に通信、水道、電気、暖房施設すべてのインフラを破壊した」 ロシア軍がヘルソンから撤退したとされる11日には、南部ミコライウの住宅地がミサイル攻撃を受け、6人が死亡しました。 ミコライウ市民:「ウクライナ軍が有利になると、ロシアはいつも民間人を攻撃する。ウクライナ軍に反撃できないから民間人を苦しめている」 ロシアの政府系メディアが12日に公開した映像です。画面が真っ白になる異変が。光がひらめき、橋が爆発。炎上しているように見えます。 ロシアメディアは、ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダムの一部が爆発した瞬間だとしています。 詳細は不明ですが、イギリス国防省は「ロシア軍が撤退する過程で破壊した可能性が高い」と分析しています。 カホフカ水力発電所は、ヘルソン州のドニプロ川沿いにあります。破壊されたのは、発電所のダムの一部である橋です。 アメリカの宇宙技術会社が公表した衛星画像では、橋の北側が崩落しているのが分かります。 専門家は、ロシア軍による“インフラ攻撃の可能性”を指摘します。 防衛省・防衛研究所、高橋杉雄氏:「ロシアが撤退するにあたって、橋の部分を爆破したんだと思います。橋の部分を爆破しているので、水を流すのが目的ではなく、道路をウクライナ軍が通ってロシア軍を追撃するのを阻止するのが目的。ウクライナとしてはドニプロ川を渡るのが非常に難しくなったので、東側がロシア、西側がウクライナという形での膠着(こうちゃく)状態。川を挟んでの砲撃という形での膠着状態が続くのではないかと思う」
商社決算、円安追い風に初の「1兆円超」決戦へ。トップは三菱商事、追う三井物産、コツコツ稼ぐ伊藤忠
2022年11月14日
商社大手5社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事(以下、伊藤忠)、住友商事、丸紅)の中間決算が出揃った。円安、資源高、インフレを追い風に2023年3月期通期予想の上方修正ラッシュに沸いている。 【全画像をみる】商社決算、円安追い風に初の「1兆円超」決戦へ。トップは三菱商事、追う三井物産、コツコツ稼ぐ伊藤忠 微減の伊藤忠以外は、4社が通期予想で最高益を見込む。トップの三菱商事は商社業界初となる「年間利益1兆円超」の大台に乗せた。三井物産も1兆円超えの可能性があり、2社を伊藤忠が追う。 空前の活況に沸く商社の業績を分析する。
石炭子会社1社で2500億円の利益
三菱商事は11月8日、2023年3月期最終利益予想を8500億円から1兆300億円に上方修正した。自社が持つ商社業界史上最高益記録(2022年3月期の9375億円)を超えて初の1兆円台に到達する見込みだ。 同日発表した2022年4~9月期の最終利益は、前年同期比99.7%増の7200億円。 驚異的だったのは、豪州で原料炭(製鉄用石炭)などを生産する100%子会社Mitsubishi Development Pty Ltd(MDP)が前年同期比2039億円増の2494億円の取り込み利益(持ち分比率に応じて出資先の会社・事業から商社本体に参入する利益)を上げたことだ。
円安が追い風に
商社の主な収益源は、事業や会社に投資して、そこから生じる利益を持ち分比率に応じて取り込むことにある。主にドル建てのビジネスを手掛ける商社は円安局面では円建て利益が上振れしやすい。 三菱商事の場合、ドルベースで1円の円安になると、最終利益に対して50億円の増益影響がある。同社関係者によると、円安が2022年4~9月期最終利益にもたらした影響は前年同期比で約600億円になるという。 他商社も額の差はあれ、円安は業績にプラスに作用した。 加えて、MDPのような資源事業は、2021年から続く資源高の恩恵も受ける。原料炭市況がロシアによるウクライナ侵攻で4~5月に跳ね上がったことが、MDPの好業績につながった。資源高と円安の恩恵を二重に受けた形だが、豪州での石炭生産に商社の中でもいち早く1960年代に参画したという目利き力が今日の業績につながった。
