「核先制不使用」を削除 NPT文書改定、大幅後退
2022年08月26日
ニューヨークの国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は25日、最終文書案を改定し、原案にあった核保有国に「核の先制不使用」政策採用を求める記述を削除した。大幅に後退した形。26日の閉幕までの採択に向け、交渉は依然緊迫の度を強めている。 【写真】「核の先制不使用」促していた最終文書素案のポイント
ロシアが占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発を巡っては、周辺での軍事活動によりウクライナ当局が管理不能となっていることに「重大な懸念」を表明する一方、これまで盛り込んでいたロシアを名指しした形での表現は含めなかった。
「県民割」補助、9月末まで延長 全国旅行支援、当面見送り
2022年08月26日
観光庁は25日、都道府県による旅行割引「県民割」について、8月末までを期限としていた財政支援を9月30日宿泊分まで延長すると明らかにした。開始を延期していた全国旅行支援は、新型コロナウイルスの流行「第7波」を受け、実施を当面見送る。感染状況が改善すれば速やかに開始するとしている。 全国旅行支援は、隣県や広域ブロック単位の旅行を割り引く「県民割」の対象地域を全国に広げ、居住地を問わず補助を受けられるようにする仕組み。旅行代金割引と旅先の飲食や買い物などに使えるクーポンを合わせて1人1泊当たり最大1万1千円を支援する。
新サハリン2参画、悩みに悩んだ日本2商社 不透明な情勢なお続く
2022年08月26日
三井物産と三菱商事は25日、ロシア極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、ロシア側が設立した新たな運営会社に参画する方針を決めたと明らかにした。液化天然ガス(LNG)の調達先確保に向けた政府の要請もあり、両社は戦争を続ける国を相手に一定のリスクを受け入れて権益を維持する。ロシア側との条件交渉がまだ残っており、国内への安定供給の見通しは不透明なままだ。 【グラフで比較】各国の2030年の再エネ導入目標 ◇「侃々諤々の意見」の末に 「日本全体のエネルギー安全保障を踏まえた判断で大変ありがたい」。両社の方針を受け、政府関係者は胸をなで下ろした。 ロシアのプーチン大統領は6月末に、サハリン2の事業や権益を新会社に引き継ぐよう求める大統領令に署名。その後、新会社が設立され、日本の2商社が出資を継続するか判断を迫られていた。サハリン2にはロシア政府系企業ガスプロムが約50%、三井物産が12・5%、三菱商事が10%をそれぞれ出資。約27・5%を出資する英石油大手シェルは撤退を表明している。 これまで2商社は参画か撤退かの議論を続けてきた。ある関係者は「内部には参画に反対する人がたくさんいた」と明かす。ウクライナ侵攻で国際的に批判を浴びるロシアでの事業に関わり続けることで、企業ブランドを毀損(きそん)しかねないためだ。また、大統領令によって事業の不確実性が高まり、両社は2日発表の2022年4~6月期連結決算でサハリン2の投資価値を計2177億円分引き下げた。「侃々諤々(かんかんがくがく)の意見」(別の関係者)が交わされた結果、今回の決定に至ったのが実情のようだ。 ◇「日本の生命線」働きかけた政府 迷いながらも参画に踏み切る背景には、火力発電に電源の多くを頼る国のエネルギー政策がある。LNGは火力発電の燃料や都市ガスの主原料で、輸入量の8・8%はロシア産が占める。その大半はサハリン2からの供給だ。足元ではウクライナ危機などの影響で電気代が上がり、電力の安定供給が揺らいでいる。政府は24日に次世代原発の開発・建設を検討する方針を打ち出したが、目下のところサハリン2は化石資源が乏しい日本のエネルギー安定供給の「生命線」(経済産業省幹部)になっている。 このため政府は両社への働きかけを続けた。8月に入ると経産相が両社トップと面会し、出資継続を検討するよう直接求めた。三菱商事は今回の決定について「慎重な検討を重ね、総合的な観点から判断した」とコメントしている。 ただ、今後もサハリン2を巡る不透明な情勢は続きそうだ。ロシア政府は両社から参画の通知を受けた後、3日以内に受け入れるか判断する見通しだ。ここでロシア政府が拒否すれば両社は排除される。認められても株主間協定の協議が控えており、ここで日本側が従来より不利な条件を突きつけられる恐れもある。 また、西側諸国の制裁に反発し、ロシアが報復措置としてサハリン2を巡りさらに揺さぶりをかけてくるリスクもはらむ。松野博一官房長官は25日の記者会見で「引き続き状況を注視し、LNGの安定供給に万全を期していきたい」と述べた。
PTAの「仕事」引き受けます KNT-CTが新サービス
2022年08月26日
近畿日本ツーリストなどを展開する旅行大手KNT―CTホールディングスは25日、PTAの業務を代行するサービスを始めると発表した。 【写真】PTA会長は「座ってるだけでいい」と言われ、「馬鹿にしてるのか」と驚いたと話す弁護士 全国に展開するグループ会社を通じて、広報誌の印刷やウェブサイトの作成から、学校行事の受付をする人材の派遣、地域イベントの企画など、PTAの業務全般を引き受ける。PTAは実質的に学校運営の一部を担っているケースも多く、保護者の負担軽減が各地で課題となっている。
世間が知らない「ブルーカラーが夏に長袖を着る理由
2022年08月26日
「マスクが汗で濡れて息ができない」、「外気温との差90度で服薬」、「夏でも長袖長ズボンに腕まくりNG、シャツはイン」。
ブルーカラーの夏の現場には、世間が知らない多くの苦労があるーー。
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炎天下の野外や無風の倉庫などで体を動かし働くブルーカラーにとって、夏は非常につらい季節。特に今年の夏は暑かった。
「時期外れの湿気を感じた。朝からエアコン入れなきゃダメっていうのは今までなかった気がする。ガソリンが減って仕方ない。財布が縛られ飯減らしています」(30代個人事業主ドライバー)
「今年は運転席が暑すぎ、空調付きの作業服を着て運転する日も。例年よりエアコンの効きが悪く、燃費も悪かったです。マイクロバスは窓が多いのでカーテンやフィルムを貼るなどしないと、子どもたちが暑さに耐えられない」(40代幼稚園バスドライバー)
「第7波のピークに40度近い日の連続。感染対策でマスクして積み降ろし作業すると汗で濡れて息ができなくなった」(30代中型地場雑貨系輸送)
しかし、こうした暑い中で作業をするにもかかわらず、彼らの中には「長袖に長ズボン姿」で仕事をしている人たちがいる。実際、外を歩いていると暑苦しい格好をしている作業服姿の人を見かけたという人も少なくないだろう。
その理由を各ブルーカラーたちに聞くと、現場ごとに様々な事情があることがよく分かる。
本稿では、トラックドライバーをはじめとする各ブルーカラーの苦労を紹介しながら、その理由を紹介していきたい。
1.冷蔵倉庫で外気温差「90度」
2.「汗で汚いから出禁」
3.「半袖の下の長袖」の偏見
4.袖まくり禁止・シャツはイン
5.「空調付き作業服」現場の評価は

1.冷蔵倉庫で外気温差「90度」
トラックという乗り物には実に様々な種類の車両があるが、食品や医薬品、美術品などを運ぶ際によく使用されるのが「冷蔵冷凍車」だ。
我々が生鮮食品を「生鮮」のままスーパーで購入できるのは、荷台部分に冷凍機を搭載したこのクルマの存在より他ない。
そんな冷蔵冷凍車のドライバーには、夏になると多くの苦労が生じる。
今回の取材で一番聞こえてきたのは「冷気の逃げ」。トラック荷台の冷気は、一度逃げてしまうと再度冷やすのに時間がかかるのだ。
「要冷蔵品ばかり運んでいるので、荷台の温度は気を使います」(50代長距離大型食品系)
「地場のバラマキ(何か所も回っての積み降ろし)なので、荷物を降ろすごとに庫内温度が上昇。冷えが戻らないまま次の納品先へ。冷凍品なのにプラスの温度で降ろしたことも」(40代4トン地場冷凍車)
こうしてトラックによって運ばれた生鮮食品や冷凍品を保存しておくのが「冷蔵倉庫」だ。巨大な倉庫内は-30度、中には-60度というところもある。
「低温の冷蔵倉庫から外に出ると、眼鏡がくもって何も見えなくなります。階段などは注意できますが、5cmほどの段差は見えずにつまずく。足元を見て歩くので、2トン車のミラーに頭をぶつける人も」(50代大型長距離)
この冷蔵倉庫を行き来するドライバーやそこで働く作業員のなかには、「外気温との差」によって体調を崩す人もいる。
「以前、冷蔵倉庫でフォークリフトの運転手をしてたんですが、真夏は35度の外と-60度のマグロ用超低温冷蔵庫の往復で血管伸縮しまくり。体壊を崩して今でも薬を服用してます」(30代元リフトマン現トラックドライバー)
「夏に冷蔵倉庫を出入りしてると羨ましがられることがありますが、とんでもない。汗をかいて‐30度の倉庫内で作業。40度近くまであがった今夏、その差70度にもなり自律神経がイカれました。僕らが長袖を着る大きな理由は、他でもない『現場が寒いから』です」(20代4トン中距離食品系)

2.「汗で汚いから出禁」
一方、炎天下で作業するブルーカラーたちにとって一番つらいのは、やはり「暑さ」だ。
厚生労働省のデータからも分かる通り、熱中症死傷者の多くを占めるのは「ブルーカラー職」。今年も現場からは、搬送・死亡の知らせやその苦労の声が相次いだ。

「今夏、自分の現場で50代のベテラン作業員が熱中症で倒れ亡くなりました」(40代建設作業員)
「次の仕事の予定が決まっており、暑くても施工は中止にはできないので休憩をこまめに取らせています。異常な暑さが続くなら、夏は作業時間を短縮しても収益が出る設計単価にしていかないと、職人の体ももたない」(50代道路舗装企業社長)
上記データで3番目に熱中症死傷者数が多いのが「運送業」だ。
「車内にいるのになぜ」と思われるかもしれないが、トラックドライバーの仕事は「運転」だけでなく「荷物の積み降ろし」もうちの1つ。時には数千個の荷物を1つ1つ手で積み降ろしせねばならないこともある。
さらに現場によっては、数時間もの待機の際に「アイドリングストップ」を求められ、車内のエアコンが使えないケースも。
「日陰があればいいですが、日向しかない場合、日光と車体の向きを考えて停めます」(30代大型建設系ドライバー)
「以前、同じ納品先で待っている他社ドライバーは停めたトラックの下にできる影で寝てました。交通事故でひかれたみたいな状態でした」(50代中距離7トン)
「冷蔵冷凍車に乗っているウチの会社のドライバーには、暑さ対策として荷台の箱の中で寝てる連中がいっぱいいます。運転席はアイドリングストップで暑くても、荷台は冷蔵車だから当然涼しい」(40代コンビニ配送)
暑ければ、人間いやでも出るのが「汗」だ。
ましてや体を動かすブルーカラーにとって、汗をかかない工夫はほぼ不可能に近い。そんな彼らが対峙させられるのが「汗によるクレーム」である。
「積荷の仕分け作業中、ヘルメットから流れ落ちた汗が荷物にかかって水濡れ事故に」(40代電気自動車部品輸送 管理職)
「積み降ろし作業の時に『荷物に汗を垂らすな』と言われた現場がありましたね。ダンボールケースにシミができるからと。10年くらい経ちますが今はもっと厳しいのでは」(40代一般雑貨輸送)
「汗だくで配達に行って汚いから出禁とかよく聞きますね。汗拭いても配達先へ行くまでにまた汗かくって」(40代24年目宅配ドライバー)

3.「半袖の下の長袖」の偏見
しかし、これらのトラックドライバーや外仕事をする作業員たちは、たとえ35度以上の猛暑日でも、前出の冷蔵庫作業者と同様に「長袖長ズボン」を着用している人たちが目立つ。
その主たる目的は「身体の保護」にある。
「制服は夏はベストで、下に自前の長袖を着ています。段ボールでの擦り傷から身を守るためですが、日焼けするとキツイってのもあります」(30代個人事業主ドライバー)
「ウチの女性ドライバーが半袖で冷凍便を受け取って、ドライアイスで凍傷になりました。痕が残りそうで気の毒です」(40代大型中距離)
「生ごみを収集していると匂いが体中についたり、回転板にごみ袋が挟まって破裂したりする。真正面にいる収集員はモロに中身を浴びることに。また、竹串などが袋から飛び出ていることもあるので、やはり真夏でも長袖長ズボン、マスクが必須です」(30代ごみ収集員)
特に、危険物の運搬に携わる場合は、現場から長袖長ズボンの着用を求めらえることが多い。
「薬品関係の工場は長袖指定のところがある。長袖でバラ仕事(1つ1つ手で行う積み降ろし作業)するドライバーさんはキツイと思います」(50代大型長距離)
「産業ガスローリー(液化ガス)は、触ると低温やけどするんで長袖必須でした」(50代 大型定期便)
「毒物とか劇物とか引火物扱ってる所は長袖指定が多いですね。リフトマン死にそうな顔で仕事してます」(50代7トンウィング・現二次配達)
彼らが身に付けるもので「長い」のは、何も作業服だけに限らない。
「安全靴は短い方が涼しく、作業も運転もしやすいですが、カゴ車(台車)を押して歩く時にスネに当てて足首が死ぬので、安全靴も長靴を使用しています。足首は固定しすぎると動きにくいので完全には縛っていません」(30代中距離地場)
しかし、こうして彼らが重装備をしている理由を知らない人たちからは、夏場に長袖を着ていると勝手な思い込みをされることもあるとの声も聞こえてくる。
「会社指定の作業服は半袖。けが防止のために下に自前の長袖を着たら刺青を隠してると誤解され、脱いで証明させられた。ちなみに僕の友人のドライバーは、刺青が入ってても無事故無違反で働いてます」(30代大型ダンプ)
「半袖ポロのインナーに長袖着たら『”入って”ます?』と言われ、その着方が禁止に。現場を知らない方々からすれば、とにかく見た目が悪いとダメみたいです」(50代中距離兼運行管理者)

4.袖まくり禁止・シャツはイン
この長袖や長ズボン着用においては、さらに、袖や裾をまくったり折り上げたりすることを禁止しているところもある。
「積み降ろしの時は腕まくりはしてません。大きな工場で禁止されてます。鉄骨などを積む際に腕を怪我しないため」(20代長距離7tユニック一般貨物)
「現場の制約としてあるのは『ズボンの裾をまくること』。肌の露出は暑くても危険なので最小限にするように言われてます。鋼材の仕事では長袖着用、安全靴は長靴がルールでした」(50代地場大型)
また、先に紹介した「汗垂れ」を防ぐために必須の「タオル」も、首にかけることを使用を禁止しているところがある。
「首にタオルを掛けることは禁止です。回転工具などに巻き込まれるのを防止するため」(50代自動車電気装置整備士)
「端をシャツの首の中へ入れていれば気にも留められませんが、首タオルはかけっぱなしでヒラヒラさせておくのはNG」(50代引越し業)
さらにはこの炎天下の中でも、安全面から「シャツの裾をズボンから出してはいけない」というルールがあるところも少なくない。
「ルールはポロシャツの裾は必ずズボンにインせよ、です。暑くてズボンの裾をまくるとムッとされます」(40代男性地場集配4トンウイング)
「ケガ防止や備品・商品損傷の防止の為にシャツインが推奨されてる所は多いかと思います。洋服がフックやラッシングなどに引っ掛かり、ケガの恐れがありますからね」(40代長距離大型冷凍食品)
しかし、こうした正当な理由で禁止にしているところがあるだけでなく、現場によっては「見た目が悪いから」という理由で禁止しているところも。
「荷主の工場内での作業は汗垂れ防止のために首にタオル巻きたいところですが、見た目が悪いからダメと聞きました」(40代電気自動車部品輸送 管理職)
「荷台に大きく社名背負って走ってるんだからと、作業時だけでなく常に『シャツイン』を指示されています。暑い日は本当にこれが辛い」(30代地場配送)

5.「空調付き作業服」現場の評価は
夏の暑さが深刻化していくなか、昨今、ブルーカラーの間で浸透し始めているのが「空調付き作業服」だ。今夏は特にその姿を目にすることが多かった。
そのバリエーションも定番の「長袖の作業服」から、半袖ベストタイプ、フード付き、さらには空調付きズボンなど多岐に及んでいる。

今回、その着心地について各分野のブルーカラーたちに聞いてみたところ、
「僕はもうこの服無しでは生きていけません。食わず嫌いな方も多いと思いますが、エアコンが効いた車内で過ごした後、いきなり外気温での荷扱いは熱中症一直線です」(製造業兼農家)
と、高く評価する人もいたが、それぞれの現場にマッチしたアイテムとしてはまだまだ発展途上なのか、今回は不便さを指摘する声のほうが多かった。
「ファンが腰の位置に付いてるとずっと付けていると冷えるので腰痛もちにはつらいかも」(40代工場経営者)
「自分のの気化熱で冷やしてるので汗かいてないとただの熱風」(50代自動車電気装置整備士)
「結構な音がする。外から事務所に入ったら声のトーンが上がる。そして電池が1日もたないので作業中に電池が切れた途端ダウンジャケットに様変わり」(50代土木建築系管理職)
「重機に座ると後ろのファンが少し邪魔。中腰作業の時は、チャックの所があごに当たって『できもの』ができてから、暑くてしんどい時以外は着てない」(50代資源リサイクル重機オペレーター)
「フード付きはヘルメット内まで冷えて良いらしいですが、ヘルメットの表面に書いてある会社名や苗字が見えなくなるのが欠点」(50代下請け業社現場代理)
さらに、こんな声も。
「スイッチを入れたままトイレに行ってはいけません……。外の空気を服の中に取り込み、首から空気が抜けていく構造になっているので」(30代建設現場作業員)
真夏においても長袖長ズボンの着用を指示をしたり、着方に対する細かなルールを定めるのは、無論、現場の労働者の安全を守る大切な策だ。
しかし、近年の酷暑を考えると、作業内容よりも暑さによって命を落とすことも十分考えられる。
シャツの裾を出すのと入れるのとでは、4度違うという報告もある。
真夏に作業員の「見た目」ばかりを気にし、問答無用な例外なきルールをつくるのは、いつの時も冷房の利いた事務所にいる人たちだ。
ブルーカラーたちの暑さ対策は、今後より柔軟かつ多様化させていく必要があると、現場の声を聞くたびに痛感する。
※参考
「『シャツ出して』教師訴え波紋 部活伝統も…“シャツイン”4高く 熱中症リスク」(テレビ朝日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000264047.html
厚生労働省「令和3年職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25950.html
※ブルーカラーの皆様へ
現在、お話を聞かせてくださる方、現場取材をさせてくださる方を随時募集しています。
個人・企業問いません。世間に
運転手不足のなか…タクシー業界で広がる女性活用
2022年08月26日
コロナの影響による乗客の減少や慢性的な運転手不足という課題を抱えるタクシー業界で、いま女性のタクシー運転手を活用しようという動きが広がっています。女性目線を生かして「運転」と「観光」を組み合わせた新サービスを始めた会社など、各社の取り組みを取材しました。 岐阜県岐阜市。小柳美晴さん(25)は「もともと運転するのが好きだったので、運転する職業をやってみたいと思った」と、コロナ禍の2年前に地元のタクシー会社「日本タクシー」に入社しました。 この日、小柳さんは岐阜駅で客を乗せると、目的地も聞かずに走り出しました。10分後、やってきたのは岐阜公園。すると、客と一緒に歩き始めました。 「こちらに見えるのが岐阜城です。天守閣が展望台になっていて、岐阜の街を一望できます」(小柳さん) 実は小柳さん、タクシー運転手とツアーガイドを掛け持ちする二刀流です。ツアーコンダクターの資格を持っています。岐阜の観光名所や地元の人しか知らない美味しい店などをタクシーで案内するツアーで、料金は1時間7240円です。利用客からも「今コロナで団体は無理だけれど、タクシーなら自分たちだけだし、安心感もある」と好評です。 この観光ガイドツアーを始めたのは、岐阜市の「日本タクシー」です。観光バス事業も手がけるこの会社では、この夏もコロナの第7波で団体客のキャンセルが発生しています。そこで15人の女性運転手にツアーコンダクターの資格を取らせ、タクシーによる観光ガイドツアーを新たな収益源にしようというのです。 日本タクシーの山田健太郎社長は「タクシーはコロナ禍においても、少人数で動けるので観光に最適ですし、女性ならではの目線で、観光客に物腰柔らかく対応できる。観光にはもってこいだと思っている」と話します。
苦境のタクシー会社、救世主は…

葵交通では女性運転手が現在5人。女性の雇用に力を入れている
全国ハイヤー・タクシー連合会の調べによれば、全国のタクシー運転手はおよそ24万人。そのうち女性は9470人と、わずか3.9%にとどまっており、長年、女性の雇用が進んでいませんでした。 東京・杉並区の「葵交通」では、コロナ禍による乗客の減少で収入が減り、160人いた運転手がこの2年で20人以上も退職。深刻な人手不足に陥っていました。そこでいま、女性運転手の雇用に力を入れています。 教官から指導を受けているのは、葵交通の森島由喜さん(38)。前職は貨物トラックの運転手でしたが「トラックの運転は需要が増えてきたけれども、やっぱり給料の面ですかね。ちゃんと休みを取れて、給料を稼げる仕事はなかなかない」と先月転職してきたばかりです。 貨物トラック時代は、1日12時間以上の勤務が相次ぎ、月給は18万円でした。一方、このタクシー会社なら基本給だけで30万円を稼げるといいます。 コロナ前は1人しかいなかった女性運転手ですが、今では5人になりました。先輩ドライバーの中里恭子さんは、小学2年生の子どもを育てるシングルマザーです。 「ここの職場ですと、自分の希望の休みを取れたり、小学生の娘の行事に合わせて休みを取ることができる」(中里さん) 会社は仕事と子育てが両立できるよう、夜勤がない日勤だけのシフトを新たに導入。さらに、女性専用の控え室を作りました。メイクはゆっくり時間をかけ、疲れたら、女性専用のベッドで仮眠もとれるなど性が働きやすい環境を整えています。 葵交通では将来、女性運転手を2割まで増やす計画です。 「女性の乗務員は客の満足度がたいへん高い。女性の乗務員を活用して、難局を何とか乗り切っていきたい
ドムドムハンバーガー驚異の復活 風向きを変えた「3つの出来事」
2022年08月26日
「このままなくなってしまうではないか」と悲観されていた、日本最古のハンバーガーチェーンが復活し、注目を集めている。 【画像】“攻めたメニュー”を見る(10枚) 1970年、マクドナルド日本上陸の1年前に誕生した「ドムドムハンバーガー」だ。最盛期の90年代には全国400店以上にまで拡大したものの、閉店が相次ぎ、一時は27店舗まで減少。ブランドの存続が危ぶまれていた。しかし、2020年度から最終黒字に転じ、息を吹き返している。 この復活劇の立役者として、業界から注目されているのが藤崎忍社長だ。新橋で居酒屋を2店舗経営していた手腕を見込まれ、ドムドムハンバーガーへ引き抜かれた異色の経歴の持ち主だ。
わずか9カ月で社長に就任 「熱意を買ってもらえた」
藤崎氏は17年秋に商品開発担当としてドムドムフードサービスに入社した。当時、同社はダイエーグループから事業再生に強みを持つレンブラントホールディングスに買収されたばかり。ドムドムを再生させようという機運は高かったが、実際の店舗の営業力は低い状態だったという。 入社後、新店舗の店長や東日本16店舗のスーパーバイザーを兼任していた藤崎氏。18年3月期の決算数字を知り「このままでは、事業再生できない」と強く思った。 そこで、藤崎氏は「『意見を言える立場』である役員にしてください」と上層部に掛け合った。まだ入社数カ月で、実績もないので難しい──と断られるも、彼女は諦めずに改善点を資料にまとめたり、電話で思いを語ったりと、アタックを続けた。こうした熱意が実り、わずか入社9カ月で社長に就任することになった。 「今見返すと、当時の書類はたいしたものではなく、稚拙な部分もありました。ずうずうしく『役員にしてください』と伝え続けた、その熱意を買ってもらえたのだと思います」 藤崎氏が社長に就任してから心掛けたのは、現場の従業員との密接なコミュニケーションと、原価率や人件費をはじめとする店舗の運営数字の改善だ。 「お客さまに相対しているのは現場のスタッフなので、現場の声をしっかり聞こうと考えました。本社の営業施策や商品開発の意図も、優しく丁寧にスタッフに伝えようと心掛けました。コロナ禍前はスーパーバイザーも兼任していたため、週のうち4~5日は現場に出向いていました」 こうした改善により、店舗で特に課題とされていたクレームの件数も減少。徐々に客足が増え、売り上げが改善し、従業員のモチベーションも高まっていったという。その後、20年度には、念願の最終黒字化を達成した。
岸田首相、原発新増設へかじ
2022年08月25日
岸田文雄首相が原子力発電の本格活用に向け、原子炉の新増設や建て替えを進める姿勢を鮮明にした。 【図解】原発の稼働状況 東京電力福島第1原発事故以降の「脱原発」の流れを問い直す動きだ。一部の野党だけではなく、公明党も原発推進には慎重で、論争となるのは必至だ。 「再生可能エネルギーと原子力はGX(グリーントランスフォーメーション)を進める上で不可欠だ」。首相は24日のGX実行会議にオンラインで出席し、原発の必要性をこう力説。「次世代革新炉の開発・建設」と「運転期間の延長」を挙げ、「これらを将来にわたる選択肢として強化するため、検討を加速してほしい」と指示した。 自民党は2011年の原発事故以降、原発推進の方向へ徐々にかじを切ってきたが、新増設や建て替えは踏み越えなかった「一線」だ。首相は先の通常国会でも「再稼働はしっかり進める」としつつ、新増設や建て替えは「現時点で想定していない」と明言していた。 原発の運転期間は原則40年、最長60年とされ、現状のままなら原発はいずれなくなる。新増設や建て替え、運転期間の延長に踏み込めば、長期にわたり原発を使い続けることになる。新増設などは「エネルギー政策の大転換」(閣僚経験者)と言える。 首相の判断を後押しするのが電力需給の逼迫(ひっぱく)とウクライナ危機だ。火力発電の休廃止や異常気象が重なり、国内では数年間、電力不足が見込まれる。今夏は老朽火力発電の稼働で乗り切ったが、ウクライナ危機の影響で原油市場は混乱しており、この手法は限界が指摘される。 首相周辺は「GXに対応するためにも、エネルギー危機を乗り切るためにも、原発を最大限活用するしかない」と語る。首相は24日の会議で「足元の危機克服に万全を期す」と述べ、先に約束している今冬の原発9基の運転に加え、新たに7基の再稼働に全力を挙げる考えも明らかにした。 一方、国民の間では脱原発を望む声も根強い。各党も自民党に比べ原発推進には慎重なのが実情だ。公明党は先の参院選の公約に「原発に依存しない社会を目指す」と明記。竹内譲政調会長は24日の記者会見で「方針転換は聞いていない。(国民の原発への)不信感を取り除くことが第一歩だ」とくぎを刺した。 立憲民主党は党綱領に「原発ゼロ社会」を掲げる。同党閣僚経験者は「国民合意がない。勝手に決めていいわけがない」と述べ、国会で追及する考えを示した。同党内からは「旧統一教会問題を隠すための奇策」(ベテラン)とやゆする声も出ている。
原発再稼働「賛成」58%・「反対」39%、初めて賛否が逆転…
2022年08月25日
読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所は全国の有権者3000人を対象に世論調査(郵送方式。回答率69%)を共同実施し、岸田首相のイメージを多面的に探った。有権者の50%が首相を「改憲派」とみており、「護憲派」との回答は39%だった。経済政策に関しては「分配重視」との見方が52%を占め、「成長重視」は36%。外交安保では、穏健路線の「ハト派」が66%で、毅然(きぜん)・強硬路線などを指す「タカ派」の21%を上回った。政策面で硬軟両面に通じるイメージを併せ持っていることが浮かび上がった。 【動画】福島第一原発 最前線で事故対応に当たった現場を見る
また、規制基準を満たした原子力発電所の運転再開については、「賛成」58%が「反対」39%を上回り、同じ質問を始めた2017年以降、計5回の調査で初めて賛否が逆転した。日本の防衛力強化に「賛成」は74%となり、計6回の調査で過去最高となった。
岸田内閣の取り組みで評価できるものは「とくにない」の40%が最多だった。
熟年離婚」が21.5%、過去最高の割合に 2020年
2022年08月25日
2020年に離婚した夫婦のうち、20年以上同居した「熟年離婚」の割合が21・5%に上り、統計のある1947年以降で過去最高になったことがわかった。厚生労働省が24日公表した。 【写真】最低でも年収1千万円…の婚活女性、12年後に会ったら「離婚したい」 厚労省が20年の人口動態統計をもとに集計した。それによると、同居期間が20年以上の夫婦の離婚割合は約70年間、上昇傾向にある。90年の13・9%と比べても約1・5倍に増えた。 離婚件数全体でみると、20年は19万3253組。02年の28万9836組をピークに減少傾向にある。厚労省が婚姻率も踏まえて集計したところ、結婚した夫婦の3組に1組は離婚する計算になったという。 20年の人口1千人あたりの離婚件数を示す「離婚率」は、都道府県別では沖縄県が2・36で全国最多。宮崎県(1・79)、福岡県(1・77)、北海道(1・75)、大阪府(1・73)と続いた
