中国北京、公共交通機関の利用制限 封鎖回避へ規制強化
2022年05月05日
中国の首都北京市は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため数十カ所の地下鉄の駅やバス路線を閉鎖した。1カ月以上ロックダウン(都市封鎖)が続く上海のような事態を回避する狙いだ。 感染拡大が深刻な朝陽区を中心に、地下鉄ネットワーク全体の約10%に当たる40以上の駅と158のバス路線が閉鎖された。 市内16地区のうち12地区では、先週行われた3回の検査に続き、今週の検査3回のうち2回目が実施されている。 3日夜には、河南省鄭州市も今後1週間の在宅勤務やその他規制を発表した。同市にはアップルのサプライヤーである鴻海(ホンハイ)精密工業の工場があるが、同社は4日、鄭州での生産は継続していると説明した。 中国の「ゼロコロナ」政策は国内の消費や工業生産に打撃を及ぼし、世界のサプライチェーンにも混乱をもたらしている。 キャピタル・エコノミクスは、中国の国内総生産(GDP)の4割、輸出の8割を生み出す地域にコロナが拡大しているとの試算を明らかにした。 また、フィッチ・レーティングスは「交通渋滞や地下鉄の乗客数などの指標は初期の感染拡大以来の水準に落ち込んでおり、こうした最近の移動の傾向は中国の成長が4月に著しく失速したことを示唆している」と指摘した。 フィッチのアナリストは今年の中国のGDP伸び率予想を4.8%から4.3%に下方修正している。
経産相、ロ産石油禁輸の実施否定 「日本は資源に限界ある」
2022年05月05日
萩生田光一経済産業相は4日の記者会見で、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長がロシア産石油の禁輸を提案したことに関連し、日本として実施することに否定的な考えを示した。「日本は資源に限界があり、直ちに足並みをそろえてというのは難しい」と述べた。 萩生田氏は「できる国ができることをやっていくことで足並みをそろえていく必要がある」と指摘。バイデン米大統領が週内に先進7カ国(G7)で追加制裁について協議する意向を示したことには「方向性は共有したい」と述べた。
NYダウ、一時950ドル超値上がり FRB議長の利上げ消極発言で
2022年05月05日
4日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が一時、950ドル超上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、さらに早いペースの利上げについて「積極的に検討しているものではない」と発言。株式を買う動きが広がった。終値は、前日より932・27ドル(2・81%)高い3万4061・06ドル。 【写真】米FRB、0.5%利上げと量的引き締め決定 インフレ抑制を鮮明に FRBはこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、物価上昇を抑えるため0・5%幅の利上げを決めた。前回の2倍の利上げ幅で、22年ぶり。想定通りの内容で、FOMCの声明発表時はダウは小幅な値上がりで取引されていた。 その後のパウエル議長の記者会見中に株価が大きく動いた。パウエル議長は0・75%幅というさらに早いペースで利上げする可能性を質問され、否定的な見方を示した。市場の一部では、0・75%幅の利上げの可能性を折り込んでいたため、株式を買い戻す動きにつながった。金利も低下した。
米FRB 22年ぶり0.5%利上げ決定
2022年05月05日
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は歴史的な物価高を抑制するため0.5%の利上げを決めました。 FRBは4日、金融政策を決める会合で政策金利の誘導目標を0.5%引き上げ、年0.75%から1%の範囲にすることを決めました。0.5%の利上げ幅は通常の2倍にあたり、2000年5月以来、22年ぶりの大幅利上げです。 FRB パウエル議長 「物価はあまりにも高過ぎる。0.5%の利上げを今後、複数回の会合で行う選択肢もある」 さらに、景気を下支えするため購入したアメリカ国債などの保有資産についても、6月から段階的に減らし始めることを決めました。
GW上りの混雑がピーク 高速道路の渋滞最大45キロも
2022年05月05日
5日は各交通機関の上りの混雑がピークになる見込みです。高速道路では上りの渋滞が45キロになる所があるとの予測が出ています。 5日の高速道路はこのゴールデンウィークの期間中で上りの混雑がピークを迎えます。 渋滞予測はいずれも上りで、栃木県の東北道上河内サービスエリア付近で午後5時に45キロとなっているほか、同じ東北道では埼玉県の加須インターチェンジ付近で午後6時に40キロ、関越道では埼玉県の高坂サービスエリア付近で午後5時に40キロとなっています。 また、東名高速では神奈川県の綾瀬スマートインターチェンジ付近で午後2時に35キロ、中央道は東京都と神奈川県の境にある小仏トンネル付近で午後3時に30キロなどとなっています。
大幸薬品、広告表示で違反認める ウイルス除去の「クレベリン」
2022年05月05日
大幸薬品は4日までに、空気中の細菌やウイルスを除去できるとした「クレベリン」6商品の広告表示について、消費者庁から指摘を受けていた景品表示法違反(優良誤認)を認める見解を公表した。「実際よりも著しく優良であると示していた」とし、「関係者に多大な迷惑をかけ、深くおわび申し上げる」と非を認めた。 消費者庁「日常の生活空間とは異なる状況での効果しか示されず」
同社は5月3日、HP上で声明を公表。広告表示が「あたかも使用すれば室内空間に浮遊するウイルスや菌が除去される効果が得られるかのように示していた」と説明。消費者庁の命令に従うとした。同社の担当者は「商品の販売は継続する。これまでの商品の返品は受け付けない」と述べた。
30年ぶりの「新卒入社」 ローカル線・いすみ鉄道に東京出身・松木さん 夢の運転士へ第一歩 千葉
2022年05月05日
房総半島を走るローカル線「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町)に今春、30年ぶりに新卒社員が入社した。東京都内の高校を卒業し、同町に移住した松木聖さん(18)だ。物心ついた頃から鉄道が大好きで、念願だった鉄道運転士に向けて第一歩を踏み出した。同鉄道の現在の運転士は10人で51~70歳と高齢化、沿線は過疎化が進む。そんな地域に飛び込んできた若者に地元住民も期待を寄せる。「全国の人にいすみ鉄道に乗ってもらいたい」。夢を膨らませ、日々の業務に励む。 松木さんは、東京都練馬区出身。生まれて初めて発した言葉が関西の特急電車「はるか」だったほどの鉄道ファンだ。「将来は鉄道に関わる仕事がしたい」と専門的に学べる岩倉高校(東京都台東区)に進学。高卒での就職を目指し、大手鉄道会社の門をたたいたが、新型コロナウイルスの影響などで就職活動は難航した。 そんな中、高校の先生に勧められ、昨年11月にいすみ鉄道を見学した。アットホームで地域とのつながりが強いローカル線に魅力を感じ、採用試験を経て今年1月に見事内定が決まった。

車両の清掃を行う松木さん
◆大多喜町に移住 今の仕事は列車の安全点検や清掃、駅での接客など。上司と毎朝、列車を点検し、車内清掃は1両に1時間かけて丁寧に行う。「人の命を預かる仕事。常に責任を持って取り組んでいる」。既に自覚は十分だ。 入社に伴って地元東京を離れ、大多喜町の住人になったが、抵抗はなかった。「夜は真っ暗だし、田んぼに囲まれた道を自転車で走る。東京ではなかったこと。驚きの連続」と笑顔を見せ、「地元の人、特に同年代の人と仲良くなりたい」と語る。 ◆地元も期待 同鉄道はこれまで、運転士への転職を希望する人たちに訓練費を負担してもらい、担い手を確保する取り組みなどを行ってきたが、定着しない人も多かった。 2018年11月に着任した古竹孝一社長(50)は、働き続ける地元出身の新卒社員を探していた。松木さんの採用を決めたのは、「ずっとここに勤める気持ちでいる」という言葉に押されたからだ。 古竹社長は「ローカル線は地域の血管のようなもの。存続のためには若い世代の力が必要で、地元の人と積極的に交流して地域に根付いてほしい」と願う。 同鉄道を支援するボランティア団体「いすみ鉄道応援団」の掛須保之団長(60)は、高齢化が深刻な地域に将来の「い鉄」を背負う若者が来てくれたことに、「勇気ある行動を応援したい」と目を細める。 20歳から取得できる鉄道運転士の国家試験合格に向け、日々の業務や勉強をこなす松木さん。「夢だった鉄道運転士。ここでなると決めている。何十年後も全国の方にいすみ鉄道に乗ってもらい、きれいな景色を楽しんでもらいたい」と将来像を描いている。
GWで業務用のビール増産 「アサヒ」が前年比5倍
2022年05月05日
3年ぶりに行動制限がないゴールデンウィークを迎え、ビール各社は、業務用ビールを増産している。 大手ビール各社は、新型コロナウイルスの影響などで休止となっていたビアガーデンが再開するなど、飲食店を利用する人の増加や、3年ぶりに連休中の行動制限がなく、行楽需要などが見込まれることから、業務用ビールの製造を5月に入り、増やしている。 2021年に比べて「アサヒ」が5倍、「サントリー」が4.7倍、「キリン」が4倍、「サッポロ」が3倍、それぞれ増やしているが、感染拡大前の水準までは戻っていない
中国空母「遼寧」、西太平洋で遠洋訓練…米軍の接近阻止が狙いか
2022年05月04日
中国海軍の報道官は3日、同軍の空母「遼寧」の部隊が西太平洋海域で遠洋訓練を実施したと明らかにした。「年間計画に基づく定例の訓練」と主張している。台湾有事の際に米軍の接近を阻止する能力の向上を目指す内容だったとみられる。 【写真】沖縄本島と宮古島間を通過した中国軍空母「遼寧」(2021年4月)
日本の防衛省は2日、遼寧やミサイル駆逐艦など計8隻の中国海軍艦艇が同日、沖縄県の沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海から太平洋に向けて航行したと発表していた。領海侵入はなかった。
制裁企業向け輸出など禁止 ロシア、大統領令で
2022年05月04日
ロシアのプーチン大統領は3日、ロシア政府機関や企業などに対し、ウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した「非友好国」で、ロシアの報復制裁の対象になっている企業や個人に対する物品や資源の輸出を禁じる大統領令に署名した。 ロシア政府、日本や米欧「非友好国」指定 3月
大統領令はまた、制裁対象になった「非友好国」の企業や個人との新たな契約締結や、従来の契約の履行も禁じるとし、対象となる企業や個人のリストを10日以内に作成するようロシア政府に命じている。 プーチン氏は3月、ロシアに制裁を科した日米欧などを「非友好国」に指定している。(共同)
