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2019年08月21日
法務省=東京都千代田区霞が関1で、本橋和夫撮影
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出入国在留管理庁は20日、昨年1年間の外国人の在留資格取り消し件数が832件(前年比447件増)に上り、過去最多だったと発表した。留学生や技能実習生が大半を占め、学校を除籍されたり、実習先から失踪したりした後、アルバイトなどをしながらとどまるケースが多いという。
入管法の在留資格取り消し制度は2005年に始まり、取り消し件数は16年に294件、17年には385件だった。昨年は前年と比べてほぼ倍増し、同庁は、17年1月に施行された改正入管法で、在留資格に応じた活動をせずに他の活動をしている外国人を迅速に取り締まれるようになったことや、調査に入国審査官だけでなく入国警備官も加わり、態勢が充実したことが主な要因とみている。
832件を在留資格別に見ると、「留学」が412件(前年比240件増)、「技能実習」が153件(同145件増)で特に増えており、他は「日本人の配偶者等」が80件、主に留学生が日本で就職する際に必要となる「技術・人文知識・国際業務」が69件など。国籍・地域別では、ベトナムが416件と最も多く、次いで、中国152件▽ネパール62件▽フィリピン43件——などが多かった。
入管法に規定された在留資格の取り消し事由に該当する疑いがある場合、本人への意見聴取を経て、法相が取り消しの可否を判断する。手続き中に出国したため取り消しに至らなかったケースも、昨年は446件(前年比206件増)に上った。【村上尊一】
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2019年08月21日
2019/08/21 02:14 ウェザーニュース
気象庁によると、20日(火)21時現在フィリピンの東にある熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風に発達するとみられます。
この熱帯低気圧は発達しながら北西に進む見込みです。今後の情報に留意してください。
実況 [8月20日(火)21時]
種類 熱帯低気圧
存在地域 フィリピンの東
移動 西北西 10 km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
予報 24時間後 [8月21日(水)21時]
種類 台風
存在地域 フィリピンの東
強さ階級 //
移動 北北西 10 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
今後の発達の程度や進路については、複数のコンピュータシミュレーション結果を比較してもばらつきが大きく、まだ明確な影響はわかっていません。
この熱帯低気圧が台風となった場合、日本付近には台風の周囲をまわる暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、停滞している秋雨前線の活動が活発になるなどして、まとまった雨が降る可能性があります。
熱帯低気圧がそれほど発達しなかったり、日本列島への直撃がなかったとしても、今週末以降は沖縄や西日本の太平洋側で大雨になるおそれがありますので、今後の情報に留意してください。
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2019年08月21日
2019/08/21 09:40 ウェザーニュース
■ 天気のポイント ■
・全国的ににわか雨や雷に注意
・東北は暑さ復活、東京も蒸し暑い
・北海道は過ごしやすく、秋感も

予想天気図 21日(水)9時
21日(水)は本州付近に前線が停滞します。
また、南からは暖かく湿った空気が流れ込むため大気の不安定な状態が続き、変わりやすい天気になります。
全国的ににわか雨や雷注意

本州付近には前線が停滞し、また南からは暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続きます。
全国的に変わりやすい天気で、日差しの出る所があるものの、あちらこちらでにわか雨や雷も予想されています。
お出かけには傘を忘れずにお持ちください。
激しく降る所もあり、道路の冠水などにも注意が必要です。
東北は暑さ復活、東京も蒸し暑い

西日本や東日本は真夏日となる所が多く、35℃近くまで上がる所もありそうです。
20日(火)は比較的過ごしやすかった東北でも30℃前後と暑さが復活。
湿度も高く、かなり蒸し暑くなるため、こまめな水分補給など熱中症対策はしっかりと行ってください。
北海道は過ごしやすく、秋感も
北海道は日中過ごしやすく、秋の気配を感じられそうです。
朝晩は上着が必要なくらいとなり、道東では昼間でもヒンヤリ。
寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。
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2019年08月21日
自民党の衛藤征士郎外交調査会長らは20日、衆院議員会館で韓国の元国会議員らの訪日団と意見交換した。日韓間の懸案を未来志向で解決するとの基本認識を共有したが、徴用工や慰安婦の問題では双方の見解を述べ合い、平行線に終わった。
衛藤氏は席上、日本政府による韓国向け輸出の管理強化措置について「日韓関係に影響を与えることを意図しているものではない。朝鮮半島出身労働者問題の対抗措置や経済報復でもない」と指摘。韓国側は政府間の通商交渉の早期再開と、交渉中の管理強化措置の留保を求めた。
[時事通信社]

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2019年08月21日
コンビニエンスストア大手3社が、10月の消費税増税に合わせて始まるキャッシュレス決済のポイント還元で、顧客の購入額から還元対象である増税分の2%相当を支払い時に即時に差し引く実質的な値引きを実施することが20日、分かった。ポイントが後日、還元されるより消費者に分かりやすい仕組みのため、追随する企業が相次ぎそうで、一部のスーパーなども準備を進めている。
実質的な値引きを始めるのはセブン―イレブン・ジャパンとファミリーマート、ローソン。期間はポイント還元が実施される10月から来年6月までの9カ月間になるとみられる。
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2019年08月21日
秋めいてくると、だんだん食べたくなるのがおでん。大手のコンビニでも、20日から販売が始まりました。一方で、業界を悩ませるのが原料の高騰です。背景には意外な理由もあるようです。
都内のコンビニ、店員が新しいのぼり旗を立てました。
「中華まんとおでんはじめました」(店員)
熱々の中華まんとおでんの販売を開始。でも猛暑の中、売れるのでしょうか?
「クーラーが効いている場所だと、体温が下がっているので逆に食べたい」(女性)
意外にも、この時期売上が伸びるというおでん。昼と夜の気温差が大きく、体が冷えを感じるためで、実は1番売れるのは、冬ではなく9月だそうです。
しかし、まもなく訪れるかき入れ時を前に、おでんの原料をめぐりある異変が・・・
「すり身(の価格)が上がっている」(大野蒲鉾店 大野雅司二代目店主)
はんぺんなどの練り物に使われる魚のすり身が、高騰しているというのです。背景には一体何が?
こちらはタイの屋台。麺料理に欠かせないのが、魚のすり身を丸めたフィッシュボールです。タイでも、すり身の仕入れ価格が2割ほど高くなったといいますが・・・
「フィッシュボールがあるともっとおいしくなるから抜いてほしくない。値段が高くなっても構わない」
一方、フランスのスーパーをのぞいてみると、冷蔵コーナーは、魚のすり身を使ったカニカマだらけ。
「何年も前からこんな感じだよ。とにかくよく売れるから」
健康志向の高まりを背景に、世界的に練り物の消費が急上昇。原料となるスケトウダラのすり身が世界的に高騰し、日本への輸入価格はおよそ3割値上がりしました。これを受けて、今年3月には、かまぼこやちくわなどを、ニッスイが最大10%、紀文食品が最大15%値上げしました。
さらに、渋野選手が食べていることで人気に火がついた駄菓子。原料にスケトウダラを使っているため、今年2月、価格は変えずに容量を減らす実質値上げに踏み切りました。
一方、取材に応じてくれたこちらのお店。値上げしたくてもできない事情があると言います。
「さつま揚げとかは高級品ではないですからね。そんなに高くなったら、消費者も離れていってしまう」(大野蒲鉾店 大野雅司二代目店主)
コンビニ大手3社も今年は値上げしないと言います。しかし・・・
「生産コストが上がっていますから、製品の価格に反映させたい気持ちはどこのメーカーも持っている」(日本かまぼこ協会 奥野勝専務理事)
メーカーによっては、今後値上げの動きが出る可能性もあります。(20日17:25)
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2019年08月21日
【ソウル共同】韓国で日本製品の売り上げが急減している。日本政府による輸出規制強化を受けた不買運動が響いた。ビールの輸入額は日本産が「不動の1位」を維持してきたが、3位に転落。人気だった日本への旅行自粛ムードも広がり、世論調査で8割が「今年は行かない」と回答した。日韓対立が続けば、日本の企業や観光地に深刻な影響が及ぶ可能性がある。
「行きません、買いません」。韓国で繰り返されている安倍晋三政権を糾弾する集会では最近、そんな不買運動のキャッチフレーズがプリントされたシャツを着て参加する市民が目立つ。
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2019年08月21日
8月19日放送の『モーニングcross』(TOKYOMX)では、転職について特集した。教育改革実践家で元リクルート社フェロー(特別研究員)の藤原和博氏(63)は、
「サラリーマンて安泰のように思えますけど、唯一のリスクが上司なんですよね。上司が最大のリスク。上司が悪かったら幸せの半分がなくなっちゃいますね」
と持論を語った。(文:okei)
「もう少し上司が社員のことをちゃんと見てくれたらいいな」
番組の街頭インタビューで上がった「仕事を辞めたい・辞めた理由」でも、上司に対する不満を挙げる人が多かった。
「パッと見ただけで判断する。もう少し上司が社員のことをちゃんと見てくれたらいいなと思う」(女性30代/福祉施設職員)
「言葉の暴力もあったね。『死ね』とか結構そういうこと言われた。辞めたあとも連絡されるんじゃないかと思うくらい怖かった」(女性60代パート/元通信業界)
「私が動いてやったことを先輩たちに『俺がやった』と言われて。待ってそれ私が全部やったからって。そこまで言わなくてもいいじゃんって」(女性30代クリエイター/元企業の広報)
ほかにも、「人間関係がギスギスしていて仕事がうまく回らなかった」「残業が多くて残業代が出ず、人間関係も良くなかったのでサッて辞めました」など、やはり転職のきっかけは上司を含む「人間関係」が大きいようだ。
この日のMCを務めたタレントのパックンは、
「この議論自体がアメリカ人から見ると不思議。アメリカ人は平均で4年おきに転職してる。だから(転職は)あって当たり前」
とコメントしている。終身雇用や年功序列という雇用スタイルが長かった日本だが、リストラや非正規雇用が増えた現在、転職は当たり前という動きは今後ますます活発になっていくだろう。雇用が流動化すれば、上司を理由に転職する人も
「優秀な人が無能な上司に潰される」口コミからも分かる迷惑上司の多さ
企業口コミサイト「キャリコネ」にも、無能な上司が部下を困惑させ、転職を決意させるきっかけとなったと考えられる事例が数多く寄せられている。先日のキャリコネニュースに掲載した『無能な上司がいる会社の末路』では、その一部として
「下に押しつけ、口だけ出して責任をとらない。無能な上司、年功序列で将来性のない組織、スキルも大して身につかないことから、30〜40歳前後で見切りをつけて退職する人も少なくない」
「優秀な人は多いが無能な上司に潰される」
「上司に気に入られないと出世できない。昇格試験があり、そこでの筆記、面接の一発勝負で決まる。かなり不公平感があると思う。無能な上司が多い」
などの声を紹介した。
「上司」の存在は仕事やモチベーションに直に影響を及ぼす。藤原氏の「上司が最大のリスク」という言葉も頷ける。働く人にとってだけでなく、企業にとってのリスクも大きい。今年5月にはトヨタ自動車という大企業すら「終身雇用を守ることは難しい」と発信している。「無能な上司」を抱えきれない企業は今後増えていくのではないだろうか。
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2019年08月21日
ワークシェアで家族の事情優先も(イラスト/こさかいずみ)
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政府がいわゆる「働き方改革」を推進させようとしているが、なかなか実行は難しいもの。今回紹介する4社は、法の施行に先駆けて働き方改革を進めてきた企業だ。現在の待遇に不満があるなら、こういう会社もあることを覚えておいてほしい。働き続けることへの“希望”になるかもしれない。
◆エス・アイ
「ワークシェアリング制なので、家の都合での欠勤や早退もしやすい」
IT業務を行うエス・アイ(兵庫県)では、従業員約70人中66人が女性。1つの仕事をなるべく大勢の社員で分けるワークシェアリング制を取っており、現在は70人で50人分の仕事をシェアしている。そのため、一人ひとりが根を詰めて働く必要がなく、1日の勤務時間は1時間でもOKという自由出勤制が機能している。
社員には正規・非正規の区分はなく、待遇は同一。賃金は業務や能力に応じて決まる時間給を取っており、その幅は1040〜3200円。ここ数年は年に2回賃金を上げている。
これらの制度のおかげで、仕事の精度は高く、会社の受注は増え、その利益は社員の時給に還元。好循環が定着している。
【エス・アイの最新事例「これを導入しました」】
●全社員一律、時間給制度で、福利厚生も同等
●8〜18時までの間で7.75時間以内は出退勤が自由、残業不可
●定年を設けず、希望する限り働けるエイジフリー制度
●育児休業などに期間の定めを設けず、応相談など
【エス・アイの「現場の生声を聞きました!」】
「給料は勤務時間に比例するため、1時間しか勤務していない人がいても不満はありません。むしろ、授業参観や家庭訪問があっても、その時間だけ抜ける形で席を外し、終わったら会社に戻ったりなど、臨機応変に働けるのがありがたいです」(40代・正規社員)
◆クレディセゾン
クレジットカード会社のクレディセゾンは、社員区分を撤廃し、全社員を正社員化した。有期雇用者(非正規雇用)約2200人が無期雇用の正社員となり月給制に。賞与や退職金を含め、福利厚生の恩恵も受けられるように。さらに、昇進昇格も可能なため、生活の安定だけでなく、キャリアの幅も拡大する。
【クレディセゾンの最新事例「これを導入しました」】
●「役割等級制度」を導入し、多様な人材が活躍できる環境を整備
●時間単位で年休が取れる
●フレックス勤務が可能
【クレディセゾンの「現場の生声を聞きました!」 】
「非正規社員の時は月収にバラツキがありましたが、正社員になって月給制になり、家計管理がしやすくなりました」(40代・正社員)
「定年までに仕事の幅をどう広げるか、選択肢が増えてやりがいが持てるように」(40代・正社員)
◆ライフコーポレーション
近畿圏と首都圏でスーパーマーケット「ライフ」を展開する同社では、今年度から正社員にだけ支給していた「子供手当」の対象を契約社員や嘱託社員にも広げ、子供1人につき月1万5000円を支給することに(ただし、短時間勤務のアルバイトやパートタイマーは対象外)。
◆ジョイフル
ファミリーレストランを展開する「ジョイフル」では、アルバイトやパートタイマーにも無期限雇用を実施。また、正規・非正規社員を問わず、子供が小学4年生まで看護休暇が取れるほか、時間外労働を制限し深夜業も免除される。また、介護休業は国が定める期間の4倍の1年が保証される。
取材・文/桜田容子
※女性セブン2019年8月22・29日号
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2019年08月21日
沖縄県那覇市にある県最大の歓楽街・松山 – 撮影=上原 由佳子
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沖縄県で最大の歓楽街・松山。多くの飲食店がひしめくなか、大小さまざまなキャバクラ店も軒を連ねる。オーナーたちはどんな経緯から店を持ち、どのようにして店を切り盛りしているのか。キャバクラを営むオーナーの1人に、お金にまつわる事情を聞いた——。
撮影=上原 由佳子
沖縄県那覇市にある県最大の歓楽街・松山 – 撮影=上原 由佳子
■“中箱”の経営で年収1300万円
「年収は2000万あるよ。キャバクラだけで1300万くらい。残りは昼職だよ」
そう話すのは、沖縄一の歓楽街・松山でキャバクラを経営する仲村(30、仮名)だ。開店に仲村が用意した資金は300万円。2人で経営しているので、開店の初期費用は合計600万円で済んだことになる。仲村は「初期費用は2、3カ月で回収できたかな」と話す。
キャバクラの世界では、女性従業員の人数に応じて、店のサイズを「大箱(おおばこ)」「中箱(ちゅうばこ)」「小箱(こばこ)」と呼ぶ。ちなみに、仲村の店は中箱だ。松山ではこの規模が最も多く、その分競争も激しい。
中箱の経営に失敗してきた人もいる中で、仲村のお店は今年で6年目になる。中箱に在籍する女性キャストはだいたい20人くらいだが、仲村のお店は35人が在籍している。沖縄では、小箱は25〜30坪で在籍は15人ほど。中箱が30〜40坪で在籍は30人前後、大箱は40坪以上で35人くらいだ。それを考慮すると、仲村のお店は規模のわりに在籍人数が多く、安定している。
■地元では破格の「時給2400円」
私が仲村と知り合ったきっかけは、大学の先輩からの紹介だった。私はまだ大学を卒業しておらず、卒業論文でキャバクラの話を書こうと考えていたのだ。結果、卒業論文よりライターの仕事が先になってしまったけれど、仲村は取材を快く引き受けてくれた。
キャバクラの実態を調査するため、私は松山の数店舗を対象にアンケートをとった。65枚の調査票を配り、53人から回答を得ることができた。「今、働いているキャバクラのいいところ」を聞いた項目では、仲村のキャバクラ以外は「キャスト同士の仲がいいから」という理由が大多数を占めた。
一方、仲村のお店で同じ調査票を15枚配ると、13人から回答が得られた。そのうち全員が「給料がいい」「罰金がない」「バックがいい」と答えていた。バックとは、お客を呼んだり、お客がドリンクを出したりすると、時給とは別でもらえるお金のことを言う。
彼らの給料に対する満足度をそれほどまでに上げるためには、オーナーはどれくらいの年商があればいいのだろうか。仲村は「年商2億円くらいだよ。女の子の給料だけで1億2000万はかかるかな。だいたい年商の60パーセント」と答えてくれた。
アンケートを見ると、仲村の店の日給は1万5000円から4万円となっていた。時給にすると、他店の相場が時給から10パーセント引かれて2000〜2300円なのに対し、最低でも2400円。もっと時給が高くてもそこから10パーセントを店に持っていかれるキャバクラもあるのに、仲村の店の待遇は破格と言える。
■給与は日払い制、ベース以降は上がりっぱなし
沖縄県のキャバクラは給料が日払いになっているため、月収ではなく日給・時給を紹介した。そもそも、業界に月給という感覚があまりないのだ。また、アンケート全体を見てみると、日給の相場は1万5000円ほどだが、仲村のお店は時給から引かれるものがない。ベース以降はプラスにしかならないシステムになっている。
出勤日数については、「月に15日」という回答が多かった。しかし、お店の人がアンケートに協力してくれそうな女性キャストを選んだ時に、多く出勤している人がメインになった可能性も考えられる。
女性キャスト以外のスタッフや客引きの給料はどうなっているのだろうか。仲村によると、彼らの人件費だけでも年間1800万円かかるそうだ。店内スタッフの給料は、時給1000円からスタート。他のお店では時給800円のところもあるが、仲村のお店は仕事ぶりを見て時給が上がっていく。客引きの給料は時給に加えてインセンティブがつく仕組みだ。
撮影=上原 由佳子
松山エリアへと通じる交差点。飲食店のほか、キャバクラや風俗店も多く並んでいる – 撮影=上原 由佳子
■「多くを求めても返ってこないからさ」
仲村いわく「キャッチ(客引き)で一番稼いでいるのは月50万円もらっているよ」とのこと。他店は時給800円が相場だが、仲村のお店は男性スタッフも稼げるようになっている。もちろん、客引きは違法だ。しかし、沖縄の歓楽街では客引きがお店にお客を入れない限り、お客が入ってくることはほとんどない。客引きが命綱となっているのだ。
ということは、スタッフや客引きのモチベーション管理も必要となってくる。従業員に対して厳しいことも言わないといけないこともあるだろう。「俺は基本的に厳しくしないし、仕事の話も要所要所でしかしない。店内にいるスタッフに関しては、外もそうだけど、『人対人』だから基本的なことだけ教えて、あとはどれだけ目配り気配りできるのか話をする」(仲村)そうだ。
一方で、女性キャストに対してはどう思っているのだろうか。
「俺は感謝しているし、ありがたいんだけど、多くを求めたら返ってこないのが分かっているからさ。線引きも必要だし。ゆくゆくは、辞めていく子たちだから。深入りはしない。やってあげても裏切る子もいるから。一方的に辞める子もいるから。やってくれる子には、やってあげるけど。ギブ・アンド・テークのバランスが難しいというか……」と、距離感とバランスについての考え事は尽きないようだ。
■建築業から、「ノリ」でキャバクラ経営者に
これらの取材を行ったのは、2019年7月のことだ。私はこの日、仲村と2人で“取材”という名目のお茶をしていた。
仲村の話し方は、おっとりしている。見た目は爽やかな好青年。夜の世界で働いている人が持っている独特の厳しさを感じることもない。むしろ、仲村は優しく、考え方に柔軟性がある。しっかり、リーダーシップも持ち合わせている。だから、中箱でも女の子の在籍が多かったり、客引きに月50万円を稼いでいたりする人がいるのだろう。
撮影=上原 由佳子
取材に応じる仲村氏(仮名) – 撮影=上原 由佳子
仲村が夜の世界に入ったのは、建築業をしていた時に腰を痛めたからだった。小さなスナックの面接を受けてみたが、落とされてしまった。23歳の頃、「どうせなら一番大きいところに行こうかな」と思い、沖縄一の歓楽街・松山で大々的に展開していた大手キャバクラグループで働きだす。
そして、25歳になったときに転機が訪れる。友人から、他のキャバクラを経営していた男性を紹介されたのだ。仲村は大手グループを辞めてから、すぐに今の中箱キャバクラ店の経営者になった。
当時のことは「どっちが誘ったのか謎だけど、ノリかな」と振り返る。ノリでなんとかしてしまったのは、仲村の実力だろう。
■「しょせん夜の仕事」と淡々とするわりに……
しかし、キャバクラを経営することに関しては「確固たる何かがない。やってやろうみたいなのはない。俺はね」と言い切っている。野望みたいなものはないのか聞いてみると、「うん、ない」と一蹴されてしまった。
そして、こうも言った。「生活できて、周りと仲良くできたらいいかなくらいにしか思ってないかな。ゆーてもキャバクラだし、田舎のいちキャバクラだし、そんなんで成り上がろうなんて無理な話だよ。普通の同世代の人よりちょっといい生活してるくらい。その感覚」
昼働いている人に対して、どう思っているのか聞くと「やっぱり昼働いてる人が偉いんじゃない? こっちはしょせん、夜だし」。あくまで淡々としている。
これだけを見れば少しさめた印象を受ける仲村だが、月に1回行われるお店のミーティングに参加してみると、キャストに対する思いやりが見えてくる。
キャストから何を改善してほしいか聞き、反映させるようにしている。ここ最近だと、税理士を招いてマイナンバーが導入されたらどうなるかを話し合っていた。都心部だとすでにマイナンバーの提出を求められるそうだが、沖縄県内ではまだ提出を求められていない。それでも、数年後にはマイナンバーの提出が必要になったときのために、先の話をしておく。
きっと、税理士の話を聞いているキャストは少ないだろうが、税申告をしないといけなくなったとき、お店に相談しやすくはなっているはずだ。それだけでも、キャストの数年後の働きやすさは変わってくる。
■海ぶどうの会社を買収しようとしたワケ
仲村自身は、自分の将来のことをどう考えているのだろうか。仲村は「一生は無理」と言い切った。
「常に供給していかないといけないわけで、それが延々とできるとは思ってない。自分の年齢に比例して、夜働く女の子を探すのって難しくなっていくと思うわけ。今は、まだ30歳だから女の子の知り合いもいるけど、40歳、50歳になってからは、厳しいよ」
確かに、常に女性を商品化する職業で、キャバクラで働けるくらいの若い女性の知人が減っていくのは、致命的なような気もする。仲村は「そこで、自分を慕ってくれている後輩がどれだけ働いてくれる人を集められるかって話だと思う」と後輩への期待も口にした。
キャバクラにまつわる話もだいぶ聞かせてもらった頃合いで、仲村は突然思い出したように「最近、海ぶどうの会社の買収、失敗したんだよね」と言った。
なぜ、昼間の企業を買収する必要があるのか聞いてみると、飄々(ひょうひょう)とした仲村から意外な言葉が返ってきた。「ん? 女の子たちも辞めたら働ける場所ないといけないさ?」。つまり、セカンドキャリアを作る場を仲村が提供しようとしていたのだ。
「事務とかなら、頑張ってくれた子にさせられるかなと思って。それもあって最近は、昼間動くことが増えたかもしれない」
女性キャストの待遇が良く、セカンドキャリアまで考えており、しかも経営が安定しているキャバクラは珍しい。仲村の女性キャストへの思いやりが実現する日は、いつになるだろうか。
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上原 由佳子(うえはら・ゆかこ)
フリーライター
1988年沖縄県生まれ。高校中退後、キャッチのアルバイトをきっかけに、沖縄県内のキャバクラやクラブで働く。2015年高校卒業後、現在は佛教大学社会学部現代社会学科(通信制課程)に在籍。社会学を勉強するかたわら、キャバクラ時代に知り合った人脈を生かし、取材・執筆活動を行っている。
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(フリーライター 上原 由佳子)