野党が会期延長要求、与党拒否へ 内閣不信任案9日中に判断
2019年12月09日
立憲民主党など野党4党は国会会期末の9日、会期の40日間延長を大島理森衆院議長に申し入れた。与党は拒否する方針で、閉会中審査を可能にする手続きなどを行い、第200臨時国会は閉幕する。野党は安倍晋三首相が「桜を見る会」を巡る問題で説明責任を果たしていないなどとして内閣不信任決議案提出の是非を検討しており、9日中に判断する構えだ。
会期延長の申し入れは、立民の安住淳氏ら各党国対委員長が実施。大島氏は衆院議院運営委員会へ諮問し、最終的に午後の委員会で否決される。
野党側は「総辞職に値する」(立民幹部)との認識では一致している。
GDP、年1.8%増に上方修正 7~9月期、増税前で設備投資増
2019年12月09日
内閣府が9日発表した19年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.4%増、このペースが1年続くと仮定した年率換算は1.8%増となり、速報値の年率0.2%増から上方修正した。企業の設備投資の増加が寄与した。プラス成長は4四半期連続。
事前の民間シンクタンク予想の年率0.8%増を上回り、日本経済は堅調さを示した形だ。ただ消費税増税前の駆け込み需要が、内需の柱である個人消費と設備投資を押し上げた面もある。10~12月期は反動減に加え、台風19号の影響で大きなマイナス成長が予測され、景気は不安定な状態が続きそうだ。
吉野家が勝ち、鳥貴族は転落。2019外食チェーン戦争の勝者と敗者とは
2019年12月09日
サイゼリヤ、和民、マクドナルド、吉野家、鳥貴族…。チェーン飲食店は浮き沈みが激しい業界と言われます。たとえば、つい数年前まで絶好調だった「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービス。同社は今年10月の月次動向発表で、既存店売上高は前年同期比41.4%減、客数同期比40.5%減と大幅なマイナスとなったことを公表しました。
一方、吉野家ホールディングスは2019年2月期に60億円の赤字に転落してから一転、黒字転換に成功しています。外食産業は、なぜここまで好不調が分かれるのでしょうか? 今回は、吉野家の業績をチェックしながら、外食産業の景気動向を予測する方法を5分ほどで解説してきます。
外食業界の好不調を知るための重要な指標として毎月公表されている「既存店売上高」という指標があります。既存売上高は、開店から1年以上経った既存店の売上高のことで、開店したばかりの新店を含まない傾向があります。なぜオープンしたばかりのお店を指標から外すのでしょうか。
それは、新規出店した店舗は、物件費用や新しい従業員の採用などの初期費用がかかるからです。この新規店舗の費用は、既存店の稼ぎでまかないます。そのため、既存店売上高が重視されるのです。簡単に言えば、「新しく事業を始めるのはいいけど、ちゃんと貯金があるの?」ということです。
では、好調が続く吉野家の既存売上高はどうでしょうか。2018年3月~9月までは、既存店売上高が100%を超えていますが、10月~2月は100%を割り込む状態となっていました。
その時期、吉野家ホールディングスは2019年2月期連結決算で、通期で6年ぶりに赤字に転落していました。
その額、なんと約60億円!一方、直近の既存店売上高を見てみると、2019年3月~10月は100%を上回る数値に回復しています。
業績の方も、前年同期比9.1倍の30.2億円に急拡大しています(2020年2月期第2四半期累計3~8月の連結経常利益。10月8日の決算発表による)。通期計画が15億円ですので、進捗率は、なんと201.5%。いま、吉野家は絶好調なのです。
石川佳純がV 平野美宇との五輪代表争いに逆転<卓球・ノースアメリカンオープン>
2019年12月09日
<ITTFチャレンジプラス・ノースアメリカンオープン 2019年12月4日~12月8日>
現地時間8日、ノースアメリカンOP女子シングルス決勝が行われ、石川佳純(全農)が平野美宇(日本生命)を4-2で下し、優勝を決めた。
優勝して1100ptを得た石川は、五輪代表選考に関わる2020年1月時点での世界ランキングポイントで平野を逆転。135pt差をつけた。
試合は、平野の先制点で幕を開けた。東京五輪シングルス枠を争い、負けられない両選手は1点ごとに声を出し、自らを鼓舞する。平野がリードし、石川が追う展開となった第1ゲームは、中盤に逆転した石川が制した。
第2ゲームも広角に打ち分けた石川に軍配が上がる。第3ゲームは打って変わって平野が9連続ポイントと突き放し、11-1。石川ペースで進んでいた試合は一気に様相を変えた。
勝負を分けたのは第4ゲーム。第3ゲームの勢いそのままに先にゲームポイントを奪ったのは平野だったが、石川が執念でひっくり返し、14-12でデュースをものにした。これでゲームカウントは3-1。石川が勝利に王手をかけた。
平野が意地を見せ第5ゲームを奪うも、第6ゲームを気合十分の石川が締め、勝利の女神は今大会第1シードの石川に微笑んだ。
東京五輪の卓球競技、個人戦に出場できる選手は各国2名とされている。日本卓球連盟は、この個人戦に出場する選手の選出基準を2020年1月時点の世界ランキング上位2名と規定している。
伊藤美誠がすでに代表選出基準を満たし、残りの1枠を石川、平野の2人で争っている状況だ。
今大会で優勝した石川は、平野との2020年1月時点の世界ランキングポイントで逆転に成功した。12日より中国で行われるグランドファイナルで代表選考の行方は決まる。
グランドファイナルで石川が平野と同等以上の成績(平野=石川)を残せば石川が代表権獲得。逆に平野が石川を上回る成績(平野>石川)を収めれば平野が再逆転する。
今年のワールドツアーの集大成、グランドファイナルから目が離せない。
〇石川佳純 4-2 平野美宇
11-9/11-8/1-11/14-12/6-11/12-10
「日高屋」ここへきて成長に急ブレーキがかかっている、本当のワケ
2019年12月08日
「熱烈中華食堂 日高屋」を主戦場とするハイデイ日高が業績悪化に苦しんでいる。
2019年3~8月期は、売上高が前年同期比とほとんど変化なく約211億円、営業利益は11%減の22.8億円まで落ち込んだ。既存店売上高は12ヵ月連続で前年同月比割れだ。
プロ経営者・原田泳幸氏は、マクドナルドで結局「何をしたのか」
いったい日高屋で何が起きているのか。
そもそも日高屋はどうやってここまで成功したのだろうか。日高屋は、各種のラーメン、中華そば、タンメンといった、「小麦メニュー」を売ってナンボという手法で業績を向上させてきた。それに加えてセットメニューでの「ガッツリ系」を求める顧客を取り込んで、成功してきたと考えられる。たまにガッツリ食べたい顧客を引きつけるため、「コスパ第一主義」をとってきた。
しかし、こうした「ガッツリ系」の成功には、避けがたいリスクが伴う。朝昼晩毎日毎日、日高屋のラーメンセットを食べていると、昭和のヒット曲『およげ! たいやきくん』ではないが、「嫌になっちゃうよ」となりかねない――つまり顧客を飽きさせてしまいがちなことが大きな課題なのだ。裏を返せば、いかにリピート率を引き上げるかが、腕の見せ所となってきた。
そこに黄色信号が灯ってしまったというわけだ。
では、どのような手法で挽回できるのか。
現状、日高屋の稼ぎの「主軸」は基本的にランチだろう。それを念頭に置けば、これまでにない顧客を拾う方法として「朝食」も考えられる。実際ほかの外食大手では「朝マック」「朝吉野家」といった売り出し方によって、従前とは違う顧客を獲得してきた。しかし、「朝日高屋」は、一考の余地はあるものの個人的な感覚で言えば少し難しそうに思える。
同様に、ランチではない時間帯=夜の顧客を捕まえることは日高屋にとって重要な課題であり続けてきた。これまでの成功は、ランチに加えて夜飲み客を獲得できたおかげ…という側面はある。
ちょい悪おやじならぬ「ちょい飲み親父」、さらにはこれまではあまりターゲットにならなかった「仕事帰りの働く女性」を客として取り込めるかがその成否の重要な部分を決定してきた。マックにあって、吉野家、日高屋ができないものは「喫茶」のサービスだが、逆に、日高屋に優位性があるのは「アルコール」だったからだ。
混乱止まぬ香港で“移住検討”増加
2019年12月08日
抗議デモが半年近く続く香港では海外への移住を検討する人が増えています。
移住希望者:「(香港は)色々な面で混乱し、自由がなくなってきた。中国を信用できなくなった」
移住あっせん会社代表:「この半年間で300世帯の手続きを行いました。去年1年間より3倍から4倍も多いです」
移住先は物価の安いマレーシアや同じ中華圏で民主化されている台湾が人気だということです。台湾当局によりますと、今年1月から10月までの短期滞在許可や永住権を取得した香港出身者は前年比で約23%増の5500人に上っています。また、香港当局によりますと、海外移住などに必要な書類の申請件数はデモの本格化後に急増し、最も多い8月は3649件と前年同月比で54%増加しています。
吉野彰さんが若い研究者にエール、ノーベル化学賞 授賞式前に会見
2019年12月08日
ーベル化学賞の授賞式に出席するためスウェーデンを訪れている吉野彰さんが、公式記者会見に臨みました。
10日にストックホルムで行われる授賞式を前に、吉野さんは7日、リチウムイオン電池の開発でともに化学賞に選ばれたスタンリー・ウィッティンガム氏(77)や、物理学賞、経済学賞の受賞予定者らと共同記者会見に臨みました。
「最初はリチウムイオン電池の市場が、これほど大きなものになるとは思いもしなかった」(旭化成名誉フェロー 吉野彰さん)
また、吉野さんは自分のような民間企業の出身者が受賞するのは難しいとした上で、産業界にいる若い研究者にエールを送りました。
「私の受賞が企業の若い研究者にとって、大きな励みになると信じています」(旭化成名誉フェロー 吉野彰さん)
8日には、今回の日程で、吉野さんが一番の楽しみだとしているノーベルレクチャーを行う予定です。(07日21:34)
高齢者にリスク高い薬、80代処方ピーク 睡眠・抗不安
2019年12月08日
のみ続けると転倒や骨折、認知機能の低下を招きやすいとして、高齢者はできるだけ使用を控えるべきだとされている睡眠薬や抗不安薬が65歳以上に多く処方され、ピークは80代だった。厚生労働省のデータをもとに朝日新聞が解析し、高齢者にリスクの高い薬が多用されている実態が浮かんだ。
睡眠薬や抗不安薬は、中枢神経の興奮を抑えるなどの作用があり、眠気をもたらしたり不安感を少なくしたりする。ただ、高齢者がデパスやハルシオンなどの「ベンゾジアゼピン(ベンゾ)系」といったタイプを使うと、転倒や認知機能障害が起こりやすくなるという研究が数多くある。やめられなくなる依存も起こしやすく、死亡リスクが上がるという報告もある。
高齢になると、薬を分解して排泄(はいせつ)する能力が低くなることから、薬が効きすぎたり、副作用が強く出たりしやすい。日本老年医学会の高齢者の薬についての指針「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」は、これらの薬について「使用するべきでない」「可能な限り使用を控える」と求めている。第三者機関の医療事故調査・支援センターは6月、ベンゾ系の薬をのんでいた高齢者が入院中に転倒し、頭を強打して死亡した複数の事例を示し、慎重に扱うよう提言している。
厚労省は3年前から、医師が診療報酬を請求するのに使う明細書(レセプト)の情報をもとに、処方量の多い薬を性別・年齢層別にまとめ、NDBオープンデータとして公表している。データ作りに携わった吉村健佑・千葉大特任教授(医療政策学)の協力を得て、2017年度に外来処方されたベンゾ系の睡眠薬・抗不安薬について集計。人口千人あたりの処方数を、総務省の統計をもとに年齢層別に出した。
ベンゾ系の睡眠薬・抗不安薬のうち、性別と年齢層が判別できる約39億8千万錠を解析。53%の約21億錠が65歳以上に、33%の約13億1千万錠が75歳以上に処方されていた。
男女別では女性が多く、千人あたりの処方量は、女性では80~84歳が約9万7千錠でピークに。この年代は年に平均100錠近くのんでいる計算になる。続いて85~89歳、75~79歳と続いた。男性は85~89歳が約6万2千錠と最多だった。
職場の“いじめ” 分別のある大人の世界でも エスカレートさせるのは「服従の心理」や「同調圧力」
2019年12月08日
“いじめ”といえば、以前は子供の学校でみられた問題であったが、近年は分別のある大人の世界でも起こる問題である。職場のいじめに関する相談も増えているが、自分が被害者だけでなく加害者にもならないためには、いじめの起こるメカニズムについて知る必要がある。人がいじめをする心理的背景について、Aさんの事例をもとに考えてみたい。
ヒトを含めてほとんどの動物には、自分の利益を侵害しようとする他者を攻撃して排除する機能が先天的に備わっている。自分の地位を脅かす者を排除するための攻撃、パーソナルスペースなど自分の領域を守るための攻撃などが、これに該当する。
私のところにカウンセリングにきたAさん(男性・30代後半)は、某企業の企画営業部長に引き抜かれたが、転職して3カ月ほどで出はなをくじかれた人である。同部は長らく役員が兼任で部長を務めていたため、B課長(男性・40代前半)が実質的なトップで権力も握っていた。そのため、いきなり部長で来たAさんは歓迎されず、同部の管理のための情報もなかなかB課長から得られない状態が続いた。困ったAさんは正式に引き継ぎを申し入れたのだが、それをきっかけにB課長の態度が攻撃的になってしまったそうだ。
会議でAさんが発言すると露骨に嫌な態度をしたり、「A部長を信用していいのか、でも優秀らしいし、給与も高いからね」などといじったりすることも始まった。部の他のメンバーも最初は迷っていたが、やがてB課長に同調するようになり、指示しても堂々と無視したり、部員同士で目配せしたりするようにもなった。Aさんは精神的に追い詰められていったが、いじめで悩んでいることを誰にも相談できなかったそうだ。このような部員たちの心理には「服従の心理」や「同調圧力」といったメカニズムが背景にある。
「服従の心理」は、常軌を逸した残虐行動を引き起こすことがあり、心理学者のミルグラムが「アイヒマン実験」(ユダヤ人虐殺実行責任者の名前を借りた実験)でそれを実証している。実験に募集された市民が、学習者が課題を間違えると電気ショックを与え、かつ間違えるごとに電圧を上げるよう命令された。すると、ほとんどの市民が、弱っていく学習者に対して「危険・強烈なショック」と書かれたレベルまで電圧を上げ続けたのである。実はその学習者は弱っていく演技をしていただけだが、服従によって残虐になっていくことを示した実験として有名である。
「同調圧力」は、「アッシュの線分組み合わせ課題」と呼ばれる実験が有名である。人間は自分が間違った選択をしていると気付いていても、周りがみなその選択をしていると、自分の答えに自信が持てなくなり、周りに合わせてしまうというものだ。つまり、「集団への同調」は自分の判断や捉え方にも影響するのである。
Aさんに対するいじめは、リーダーが言うことは守らざるを得ない、服従しているだけだから責任をとる必要はないという「服従の心理」に、周りに合わせていたほうが安全だという「同調圧力」が加わってエスカレートしたのかもしれない。いじめが起こっている職場では、誰しも知らないうちに加害者となって人を苦しめていることがある。いじめに対して自分が傍観者になっていたら、既に加害者になっている可能性があると自覚すべきだろう。(ストレス・マネジメント研究者 舟木彩乃)
■ふなき・あやの ストレス・マネジメント研究者。メンタルシンクタンク副社長。筑波大大学院ヒューマン・ケア科学専攻(博士課程)に在籍中。著書に『「首尾一貫感覚」で心を強くする』(小学館)がある。千葉県出身。
海保、西之島で噴火確認 航空機で観測、溶岩流も
2019年12月08日
海上保安庁は6日、東京・小笠原諸島の西之島を上空から観測し、噴火を確認した。火砕丘の中央、東側の火口からそれぞれ断続的に噴煙や噴石が出ており、東側の火口からは溶岩も流れていた。西之島の噴火の確認は2018年7月以来。
海保によると、6日午後0時25分ごろから同1時半ごろ、職員が航空機から観測した。中央火口から約200メートル上空まで噴火し、溶岩は東岸に向かって流れ、海岸線まで約200メートルの地点に達していた。
気象庁が5日、気象衛星の観測で、周囲に比べ温度の高い領域を確認。海保は周辺を航行する船に注意を呼び掛けている。



