関東~九州は大気が非常に不安定に 土砂災害や落雷などに要警戒
2021年08月19日
停滞する前線による大雨の峠を越えつつありますが、今日19日(木)から明日にかけて暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあります。 関東から九州にかけての地域では、大雨による土砂災害や洪水、浸水、落雷等に警戒してください。
1時間に78mm/hの非常に激しい雨を観測
九州から関東は暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気の状態は非常に不安定となっていて、前線から離れた所でも雨雲が発達している状況です。6時40分までの1時間に徳島県美波町で78.0mmの非常に激しい雨を観測しています。 また、8時30分までの1時間に兵庫県洲本市では64.5mm、徳島県上勝町福原旭で38.0mmの雨が降りました。 四国~近畿、東海地方で発達した雨雲が見られ、広範囲に大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されています。
東日本、西日本で非常に激しい雨のおそれ

19日(木)3時の実況天気図
日本の上空では、東には太平洋高気圧が、西側には寒冷渦(寒気を伴った低気圧)があり、南西からの大気の流れが強まっています。この状態は明日20日(金)にかけて続き、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る所がある見込みです。小さな雨雲の通過するところでは雨の継続時間は短いものの、雨雲の連なりが同じ場所にかかると数時間にわたり激しい雨の続く可能性もあります。大雨による土砂災害や河川の増水、浸水、落雷や突風に警戒してください。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所では、短時間の激しい雨であっても土砂災害の発生するおそれがあります。 なお、大雨となっていた九州では、山沿いの地域を除くと雨のやむところが多い予想です。復旧作業を行う場合は、今いる場所の空模様の変化だけでなく、川の上流側での雨の状況に注意をするようにしてください。
週末は局地的な雨に注意 来週は再び前線南下も

週間予想天気図
長く停滞していた前線は週末にかけて活動が弱まる予想です。ただ、暖かく湿った空気の影響で局地的に雨雲が発達しやすい状況が続くため、局地的な雨による災害の発生には引き続き警戒が必要です。 また、来週も前線の活動が心配な状況です。現時点では詳細な予報が難しい状況ですので、今後の情報に注意するようにしてください。
新規感染者9割以上がデルタ株と推定「死亡者増を懸念」
2021年08月19日
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は18日、午後8時時点で2万3千人を超え、過去最多を更新した。感染のピークがみえないまま重症患者が急増し、各地で医療体制が逼迫(ひっぱく)している。コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は18日の会合で、「感染拡大の歯止めがかからない」との懸念を示した。 【インフォ】地図が赤く染まり、まさに「感染爆発」の様相。最も深刻な「ステージ4」が増えているのが一目でわかる 直近1週間の新規感染者数は40都道府県で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」に相当し、前週の31からさらに増えた。17日までの1週間の新規感染者は前週に比べて全国で1・31倍に増えた。都道府県別で1倍を下回ったのは福井県(0・84倍)と鳥取県(0・76倍)だけ。東京都は1・14倍で専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「東京は少し踊り場的な状況になっている」と述べた。 全国の重症患者は17日時点で1716人。第3波で最多だった1月26日の1043人、今春の第4波で最多の5月25日の1413人を大きく超えた。特に東京都が多く、過去の拡大期で最多だった1月20日の160人に対して、8月17日は276人。 病床使用率も高まっている。少なくとも25都府県で5割を超えた。特に高いのは神奈川県の82・7%、滋賀県83・3%、沖縄県86・2%など。東京都は60・6%だったが、重症病床使用率は84・9%に達した。 感染研は8月中旬時点で、全国の新規感染者のうち9割以上が感染力の強いデルタ株に置き換わったと推定した。一方、8月17日の1日あたりの死亡者数は厚労省の資料によると36人。第3波のピークは100人超、第4波のピークは200人超だった。重症化を防ぐワクチンの効果が出ているようだが、感染研は8月23日までの1日あたりの死亡者は最大で43人に増えると推定した。脇田座長は会見で「今後さらに、死亡者数が増加することを懸念している」と述べた。
全国の新規感染者、2万3000人を上回る 過去最多
2021年08月19日
ANNの集計によると、18日午後6時の時点で、全国で新型コロナウイルスへの新たな感染者が2万3000人を超えることがわかった。これまでの最多、13日の2万362人を2500人以上と大幅に上回ることになる。 【映像】「ほぼ満床」40~50代の重症者が急増 大阪府では初めて2000人を上回る2296人、初めて1000人を超えた愛知県で1227人、兵庫県で1088人など、全国ではきょう24の府県で過去最多の新規感染者が確認されている。
政府、宣言解除基準の見直し検討 ワクチン接種、重症者を重視
2021年08月19日
政府は18日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の拡大・延長を受け、宣言の解除基準について見直す検討に入った。 【図解】ワクチンを「接種しないつもり」と答えた人の割合(6月) ワクチンの接種状況や重症者数などをより重視する見通し。新たな宣言期限となる9月12日までの解除を見据えたもので、政府のコロナ対策分科会の議論を踏まえ、月内にも最終判断する方向だ。 加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、宣言などの解除について、ワクチン接種や重症者数などを挙げ、「総合的に判断していく」と語った。都道府県の感染状況など各ステージを判断する指標の在り方に関しても「専門家の間で議論を行い、政府としてもしっかりと議論を行っていきたい」と述べ、見直しを検討する考えを示した。 政府は、宣言発令を判断する際、「新規感染者数」や「医療の逼迫(ひっぱく)具合」などの指標を用いて、「ステージ4」相当を宣言の目安としている。
ラムダ株感染者と濃厚接触の可能性がある人、共有漏れ 厚労省
2021年08月19日
厚生労働省は18日、新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」の感染が国内で初確認された東京五輪関係者と飛行機内で濃厚接触した可能性のある人のリストを、関係自治体や大会組織委員会と共有しないミスがあったと発表した。「ベータ株」の感染者に関しても同様のミスが1件あった。 【インフォ】地図が赤く染まり、まさに「感染爆発」の様相。最も深刻な「ステージ4」が増えているのが一目でわかる 五輪関係者の30代女性は7月20日、ラムダ株が流行している南米ペルーから羽田空港に到着。検査で陽性が判明した。 国際線では陽性者の前後2列以内に乗っていた人は濃厚接触者の可能性があり、滞在先の自治体と組織委にリストをメールで送り濃厚接触者かどうか確認してもらう必要があった。 厚労省は「たくさんの業務を処理するなかで漏れてしまった。ダブルチェックする体制ができていないのが大きな原因」と説明している。 厚労省は、フィリピンから入国したもう1件とあわせ、濃厚接触者の可能性のある人が感染していないことを確認したとしている。水際対策として求めている入国後14日の自宅待機中の健康状態確認で分かったという。
菅首相、総裁選前の解散見送り コロナ感染拡大で困難に
2021年08月19日
菅義偉首相は自身の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選前の衆院解散を見送る方針を固めた。首相は総裁選で再選し、その後に解散に踏み切るか、衆院任期満了に伴う衆院選を目指す方針。 複数の関係者が明らかにした。首相はこれまで衆院選を総裁選前に行うことで自身の無風再選を確実にするシナリオを描いてきた。総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程が有力視されており、告示前に解散した場合は凍結される見通しだった。 だが、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の期限が9月12日となった。仮に宣言が予定通り解除されたとしても、直後に人流を生む可能性のある解散・総選挙を行うことは難しいと判断したとみられる。 総裁選に関しては、党内で「菅降ろし」に動く可能性がささやかれていた安倍晋三前首相らの支持を取り付ける見込みが立ったとみられる。一定の国会議員票を固められる見通しがつき、総裁再選の可能性が高まったこともこうした判断を後押しした。 総裁選が首相の無投票再選になった場合は、9月中に解散を行う可能性もあるが、衆院議員任期満了(10月21日)に近い時期の解散となる可能性もある。
タリバン復権、世界経済の新たな火種も
2021年08月17日
日本企業はアフガニスタンにはほとんど進出しておらず、タリバン復権による直接的な影響を受ける可能性は低い。しかし、中東や中国などを結ぶ交通の要衝で、文明の十字路と呼ばれてきたアフガン情勢の悪化は、周辺地域にも飛び火しかねない。新型コロナウイルス感染拡大で疲弊する世界経済は、新たな火種を抱え込む恐れがある。 外務省はアフガン渡航について、危険の度合いが最も高いレベル4に指定し、退避を促してきた。そのため日本企業の駐在員はもともとゼロに近いのが実情。輸出入をあわせた日本との貿易額も40億円ほどにすぎず、影響はほとんど受けないとみられる。 もっとも、SMBC日興証券の秋本翔太新興国担当エコノミストは「アフガンが再びテロの温床となって国際的なテロ活動が活発化する恐れがある」と指摘。経済面でも中東からの原油供給が不安定になったり、金融市場が動揺する可能性も否定できないという。石油元売り大手の出光興産も「今後の状況を注視していきたい」とビジネスへの悪影響を警戒する。 アフガンは、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区とも国境を接する。周辺地域が不安定化して中国経済にも混乱が及べば、日本企業も大きな影響を受けることになる。 一方、危機管理の再点検も求められそうだ。日本企業はほかにも、ミャンマー情勢の悪化や東南アジアにおける新型コロナの感染拡大といったリスクに直面している。多様化するリスクを詳細に把握・分析し、適切な対応をとるのは簡単ではない。
梅田の阪急百貨店でも 従業員89人のクラスター 食料品売り場とアクセサリー売り場17日から臨時休業へ
2021年08月17日
百貨店従業員の新型コロナウイルスへの感染が拡がる中、阪急うめだ本店でもクラスターが発生し、一部の売り場の休業が決まりました。 大阪市北区の阪急うめだ本店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリングによると、7月27日から8月16日までで、従業員89人の感染が確認されました。 クラスターの原因は分かっていません。 感染者が、地下1階の食料品売り場と、1階のアクセサリー売り場などで多く確認されていることから、この売り場を17日から当面の間、臨時休業するということです。 地下1階では、感染者の約30%にあたる28人、1階のアクセサリー売り場などでは、約25%にあたる22人の感染が確認されています。 感染者が確認された売り場の従業員約3000人にPCR検査を行い、陰性が確認された売り場から、徐々に再開を目指すということです。 7月、阪神梅田本店でクラスターが確認されたことから、阪急うめだ本店でもCO2センサーを新設するなど既に対策を進めていますが、改めて館内の消毒を徹底するとしています。
17日の天気 – 西・東日本 新たな災害に警戒 北陸~九州で非常に激しい雨に
2021年08月17日
17日(火)は北陸から九州の広い範囲で雨が降り、新たな災害の発生に警戒が必要です。午後は東北でも雨の範囲が広がり、雨の強まる所があるでしょう。 佐賀県嬉野では11日(水)の降り始めからの雨量が1000ミリを超えています。年間の平年のおよそ半分の雨が数日間で降り、記録的な大雨となっています。

17日(火)午後6時の雨雲の予想
17日(火)は、本州に停滞する前線や湿った空気の影響で広い範囲で雨が降り、西日本や東海を中心に非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。北陸や甲信にも活発な雨雲がかかり、きのう以上に雨の強い範囲が広がる見込みです。関東は雨が降ったり止んだりの天気で、昼頃は本降りの雨の所が多いでしょう。東北も次第に雨の範囲が広がり、午後は宮城県や岩手県の太平洋側で雨の強まる所がある見込みです。

18日(水)午前6時までの24時間予想降水量
18日(水)午前6時までの24時間予想降水量は多い所で、九州・四国で250ミリ、中国・東海で200ミリ、近畿で180ミリ、関東甲信で120ミリなどとなっています。 特に九州と四国の太平洋側、広島県、岐阜県、長野県で雨の量が多くなり、新たに土砂災害が発生するおそれがあります。 土砂災害の危険性がある場所や川が氾濫した場合、浸水するおそれがある場所からは必ず離れるようにしてください。自分が今いる場所が、どのような災害の危険があるか認識することが大切です。
大雨、住宅被害4000棟超 17日から再び激しく
2021年08月17日
停滞前線の影響で16日は九州を中心に激しい雨が降った。これまでの雨で浸水や土砂災害による住宅被害が相次いでおり、総務省消防庁の16日午前8時半現在の集計では福岡県を中心に計約4100棟を超えた。17日は西日本から東日本、東北にかけて再び大雨となる恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を続けるよう呼び掛けた。 【動画】長野・岡谷で土石流 記録的大雨、各地に爪痕
気象庁によると、16日は長崎県・雲仙岳で、11日の降り始めからの総雨量が千ミリを超えた。前線は20日ごろまで日本付近に停滞する見込みで、各地の総雨量は今後も増えそうだ。記録的な大雨の影響で、少しの雨でも災害発生の恐れがある。
