タリバン、米国への協力者捜索を「強化」 国連文書
2021年08月21日
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)が、米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍に協力した人々の捜索を強化しているとみられることが、AFPが入手した国連(UN)の機密文書から明らかになった。タリバンは、反対派への報復はしないと誓約していた。 【写真】カブール市内を移動するタリバン戦闘員 文書は18日付で、国連機関に情報提供を行うノルウェー国際分析センター(RHIPTO)が作成。それによると、タリバンは身柄拘束を目指す人々の「優先順位リスト」を作成している。特にアフガン軍や警察、情報機関で中心的な役割を担った人々が危険な状況に置かれており、タリバンは対象人物やその家族に「対象を絞った戸別訪問」を実施しているとされる。 さらにタリバンは、首都カブールの空港に向かう人々に対し検問を実施。同市のほか、ジャララバード(Jalalabad)などの主要都市でも検問所を設置しているという。 RHIPTOのクリスチャン・ネルマン(Christian Nellemann)所長は「タリバンは出頭を拒否する人の家族を標的とし、『シャリア(イスラム法)にのっとり』起訴したり罰したりしている」とAFPに説明。「NATO軍と米軍、その同盟国にかつて協力した人とその家族の両方が拷問・処刑される」恐れがあると語った
中国、個人情報保護法案を可決 IT業界締め付け強化も
2021年08月21日
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は20日、個人情報保護法案を可決した。 国営新華社通信が伝えた。11月1日に施行する。プライバシー保護を理由とした規制強化がさらに進み、IT業界への締め付けが強まる恐れもある。 中国で個人情報の保護に絞った法律の制定は初めて。個人情報の収集時に本人の明確な同意の取得を義務付けるほか、情報の国外移転を制限する。中国国内の個人情報を扱う場合、国外の企業にも同法を適用するとしており、日本を含む各国企業も対応を迫られる可能性がある
亡命希望のロシア人が北海道に 「国後島から泳いできた」
2021年08月21日
ロシア人の男性1人が北海道東部に上陸し、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。「亡命のために国後島から泳いできた」と話しているという。 国後島から北海道東部の沿岸部までは約20キロ。政府関係者らによると、札幌出入国在留管理局に男性の身柄を移し、実際に泳いできたのかも含めて入管当局が今後詳しい経緯を調べ、「一時庇護」により上陸を許可するか、本国へ送還するかを判断する見通し。
知事会、ロックダウンの検討要求 国に緊急提言へ
2021年08月21日
全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策本部の会合をオンラインで開き、国への緊急提言案を示した。感染力が格段に強いデルタ株に対し「緊急事態宣言で効果を見いだせないことが明白」と指摘。人の流れを抑える時限的な措置として、ロックダウン(都市封鎖)のような方策の検討を重ねて要求した。同日中に提言を取りまとめ、近く政府に提出する方針。 感染力が強いデルタ株の影響もあり、全国の感染者数は高い水準で推移、重症者も増え、医療体制は逼迫している。会合では病床確保や自宅療養者へのケアのほか、人の流れの抑制やワクチン接種の促進策が議論の焦点となる見通し。
台風12号(オーマイス) あす沖縄に接近へ 進路に注意を
2021年08月21日
8月21日(土)3時現在、台風12号(オーマイス)はフィリピンの東を北上中です。 明日22日(日)に沖縄に接近する見込みです。その後は東シナ海へ進み、進路次第では西日本にも影響が出る可能性があるため今後の情報に注意してください。 ▼台風12号 8月21日(土)3時 存在地域 フィリピンの東 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 北北西 20 km/h 中心気圧 1004 hPa 最大風速 18 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 25 m/s
進路次第では湿った空気を西日本にもたらす可能性も

世界各国の進路予想モデル
台風12号は太平洋高気圧の縁に沿って北上しています。明日22日(日)に沖縄に接近する可能性があるため、沖縄では強風や高波、強い雨に注意が必要です。 その後の進路について、世界各国の気象シミュレーションモデルを比較すると、東シナ海からは進路を北東に変えて、対馬海峡付近を通って日本海方面に進む予測をするものが多くなっています。 まだ予報の不確実性が高いものの、湿った空気の影響で西日本などで大雨となる可能性も否定できないため、今後の情報に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。 台風12号の名前「オーマイス(Omais)」は米国が提案した名称で、「徘徊」という意味のパラオ語からとられています。
感染者が多すぎて…保健所業務が逼迫、「濃厚接触・感染経路」調査縮小の動き
2021年08月21日
全国の新型コロナウイルスの感染者は20日、新たに2万5876人が確認され、3日連続で過去最多を更新した。感染の急拡大で保健所の業務が逼迫(ひっぱく)する中、東京都や埼玉県、大阪市、那覇市などでは、保健所が抱える業務のうち、感染経路や濃厚接触者を調べる「積極的疫学調査」を縮小する動きが出ている。 【図表】ワクチン副反応、予想以上に年代間で差

感染者が急増する中、電話対応にあたる保健所の職員(7月30日、東京都墨田区で)
那覇市保健所では、感染者が急増した7月下旬から、医療機関やクラスター発生事業所などを除いて職場調査を中止。濃厚接触者については、職場や接触者側から申告を受ける形を取っている。管内では新規感染者が150人を超える日もあり、市の担当者は「感染者が多すぎて、従来と同じ調査を続けるのは難しい」としている。
ただ、調査が縮小されることで感染者の捕捉が不十分となる可能性がある。専門家らは「確認された感染者数が実際より過少となっている恐れがある」として警戒を呼びかけている。
20日(金)の天気 東海~九州で大雨のおそれ 北日本・関東は急な雷雨と暑さに注意
2021年08月20日
20日(金)も、東海から九州を中心に大雨となる所がありそうだ。これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要となる。北日本や関東では、急な雷雨や暑さに注意が必要だ。
東海~九州は非常に激しい雨も 引き続き土砂災害に厳重警戒

20日(金)正午の雨と風の予想
これまで各地に大雨をもたらした日本付近の前線は活動を弱めて消滅し、東からは高気圧の張り出しが強まっている。 日本付近には、南から高気圧の縁を回るようにして雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込む見込み。

20日(金)昼過ぎと夕方の発雷確率
一方、西~東日本の上空には寒気が流れ込んでいるため、広く大気の状態が非常に不安定となりそうだ。 特に、東海から九州では断続的に激しい雨が降り、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降って大雨となるおそれもある。 これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
北日本・関東 急な雷雨と暑さに注意

20日(金)の最高気温分布予想
北日本や関東では日中晴れる所も多く、気温が上がる見込みだ。東北や関東では最高気温が35℃近くまで上がる所もあり、北海道でも札幌などで真夏日となる予想だ。広く熱中症対策が必要となる。 <予想最高気温> 34℃ 山形・水戸・宇都宮・熊谷(埼玉)・さいたまなど 33℃ 盛岡・福島・東京・富山など また、日中の気温の上昇に伴い、東北や関東を中心に大気の状態が不安定となる見込みだ。午後は急な雷雨のおそれがあり、局地的には雷を伴って激しい雨が降るおそれもあるため、低い土地の浸水などに注意が必要となる。
緊急事態宣言を13都府県に拡大、10県は「まん延防止」…人流抑制中心に対策強化
2021年08月20日
政府は20日、新型コロナウイルス対策として東京など6都府県に発令中の緊急事態宣言の対象地域に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加する。宮城、岡山など10県には、「まん延防止等重点措置」を適用する。いずれも期間は9月12日まで。人流の抑制を中心に対策を強化する。 【写真】私が悪うございました…金メダルかんだ河村市長、給与3か月分カット

経済同友会の桜田謙悟代表幹事との会談に臨む菅首相(19日)
全国では19日、新たに2万5156人の感染者が確認された。18日を約1200人上回り、2日連続で過去最多となった。重症者は1765人で、前日より49人増え、7日連続で過去最多となった
防衛費5.4兆円超要求へ 南西防衛、兵器の研究開発を増強
2021年08月20日
防衛省は2022年度予算の概算要求で、過去最大の5兆4千億円超を計上する方針を固めた。軍拡を急速に進める中国への対処をにらみ、南西諸島の防衛力を強化。兵器の研究開発費を大幅に増やし、3千億円前後とする方向で調整する。人工知能や無人兵器など最先端技術への投資を増強し、防衛装備庁の人員も百数十人増を求める考えだ。政府関係者が19日、明らかにした。 【グラフ】中期防衛力整備計画予算額の推移(5カ年)
21年度当初予算を上回り過去最大を更新する。例年2千億円程度の米軍再編関連経費などは金額を示さない「事項要求」にする方針。年末の予算編成ではさらに防衛費が膨らみ、目安とされる国内総生産の1%を上回る可能性がある。
原発処理水安全評価、9月から 経産相、IAEAと合意
2021年08月20日
東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、梶山弘志経済産業相は19日、訪問先のオーストリア・ウィーンで国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と会談した。経産省によると、IAEAによる処理水の安全性の評価を9月に始めることで合意した。IAEAは年内に調査団を派遣する。 【写真】韓国、原発処理水の放出阻止へ一斉抗議
梶山氏は、処理水の処分に関し、IAEAと共に客観性、透明性の高い形で「国際社会に情報発信したい」とあいさつ。グロッシ氏は、訪問で「共同作業の具体的実現が始まる」と歓迎した。 処理水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度測定や、海洋放出に伴う環境への影響評価を進める。
