WHO、コロナ飲み薬の指針策定へ 効果「非常に魅力的」
2021年11月15日
世界保健機関(WHO)は12日、新型コロナウイルスの経口治療薬に関し、近く使用指針を策定する会議が開かれることに期待感を表明した。治療薬は臨床治療面で「非常に魅力的な」新たな可能性を示していると語った。 英国は今月、画期的な経口治療薬の一つを世界に先駆けて承認した。WHOの臨床医療担当トップのジャネット・ディアス氏は、3週間内に開かれる次回の指針策定会議で、コロナ経口治療薬について審議すると明らかにした。 またマイク・ライアン氏は、治療薬の暫定結果は「非常に歓迎すべきだ」と評価。その上で、投薬の拡大に先立ち「慎重なプロセス」は不要との見方を示した。 法務担当幹部のスティーブン・ソロモン氏は、パンデミック(世界的大流行)対策の強化を目指す国際協定に関する交渉が、今月の主要会議を前に進展していると述べた。
新婚夫婦の6割が式挙げず コロナ影響、明治安田生命調査
2021年11月15日
明治安田生命保険は15日、2019年10月以降に結婚した新婚夫婦の58.8%が結婚式を挙げていないとの調査結果を発表した。新婚ではない夫婦(20.4%)の3倍近い。新型コロナウイルス禍が熱々のカップルに与えた影響を物語った。 【グラフ】結婚式の平均費用総額、最低の292万円 規模も縮小
調査は11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで10月12~15日にインターネットで実施、20~70代の1620人が回答した。コロナ禍の行動制限は新婚旅行にも影響を与え、新婚の68.8%が「行っていない」と答えた。 理想の有名人夫婦は三浦友和さん、山口百恵さん夫婦が殿堂入りしたため、初めてヒロミさん、松本伊代さん夫婦がトップになった。
中国恒大、再びデフォルト回避の見込み-ドル建て債3本の利払い履行
2021年11月11日
国際証券決済機関クリアストリームの広報が明らかにしたところでは、同機関の複数の顧客が恒大の支払期日を過ぎていたドル建て債3本の利払いを受け取った。また同債の2本を保有する投資家2人は支払いを受けたことを確認した。公に話す権限がないとして匿名で明らかにした。
中国恒大、最大の正念場-170億円の利払い不履行で猶予期限迫る
ドル建て債3本のクーポン1億4810万ドル(約169億円)の30日間の支払い猶予期間が10日に終了することから、投資家は同社が支払いを履行できるかどうか注目していた。同社の支払期日を過ぎたドル建て債は2022年償還債(表面利率9.5%)、23年償還債(同10%)、24年償還債(同10.5%)など。
経済・コロナ、政権左右 岸田首相、参院選へ成果急ぐ
2021年11月11日
衆院選を受けて再出発した岸田文雄首相の最大の課題は、新型コロナウイルスの感染再拡大を食い止めつつ、疲弊した経済を再生させることだ。 【図解】第2次岸田内閣の顔触れ 来年夏に参院選を控える首相は短期間で実績を積み上げたい考えだが、国民が実感できる成果を出せなければ厳しい評価を受ける可能性もある。 「政治空白は一刻も許されない。スピード感を政策実行に発揮すべく全力を挙げていく」。首相は10日の記者会見で、第2次内閣の取り組みをこう説明した。 首相が経済面で進めるのは、自民党総裁選や衆院選で掲げた「新しい資本主義」の具体化だ。小泉改革以降の新自由主義的政策が国民の格差を拡大したと主張。アベノミクスを修正し、政府も関与して「成長と分配の好循環」を実現することで、分厚い中間層の再構築を目指す。 成果を急ぐ首相は衆院選投開票前の10月26日に「新しい資本主義実現会議」を初開催。今月8日にはいち早く緊急提言を取りまとめた。9日には実現会議と連携して「新しい資本主義」を肉付けする4会議も設置し、10日には子どもへの10万円相当給付などで公明党と合意した。 19日には緊急提言や給付金を盛り込んだ経済対策を決定し、2021年度補正予算案を年内に成立させたい考えだ。 とはいえ、こうした取り組みが経済再生につながるかは未知数だ。緊急提言では賃上げ企業の税制支援や看護・介護・保育の収入増など、安倍・菅政権の延長線の施策が目立った。閣内からは「新味がない」との声が漏れる。 さらに不透明感が強いのがコロナ感染の先行きだ。8月に2万5000人を超えた国内の1日当たりの感染者数は200人前後まで減少した。しかし、欧州では世界保健機関(WHO)が「世界的大流行の震源地」と警告するほど感染が再拡大しており、日本でも「第6波」の懸念が強まる。 首相は12日、3回目のワクチン接種や経口治療薬の実用化などを網羅したコロナ対応の全体像を示し、国民の不安解消に努める。ただ、コロナ対応は安倍晋三元首相や菅義偉前首相の退陣の遠因となった「鬼門」。再び医療逼迫(ひっぱく)などを招けば、批判が強まることも予想される。
自民・山崎拓氏 衆院選での辻元清美氏の応援に「一言で言えば友情だ」
2021年11月11日
自民党の山崎拓元副総裁は、10日夜、東京・赤坂で小泉純一郎元首相らとの会合の後、記者団の取材に応じた。 【画像】会合に同席していた武田良太元国家公安委員長 山崎氏は、会合の内容について「小泉さんと私は小選挙区制度に反対したので、中選挙区制度の方がいいんじゃないかという話題があった」と明かした。 さらに、「中選挙区に戻すのは不可能なので、小選挙区制度でいくしかない。小選挙区制度は、昔のような派閥間の激しい戦いがなくなって、どうしても政治家が小物にならざるを得ない」と語った。 一方、衆院選で、山崎氏が立憲民主党の辻元清美氏の応援演説を行い、批判があがっていることについて、「一言で言えば、友情だ。立憲民主党の応援に行ったわけではなくて、辻元個人の応援に行った」と釈明した。 また、自民党の大阪府連が処分を求める上申書を提出していることについては、会合に同席していた武田良太元国家公安委員長に「対処を任せた」ことを明らかにした。 衆院選では山崎氏の派閥を継いだ石原伸晃元国交相が落選したが、今後の派閥運営については「森山前国対委員長を中心にまとまっていくと思う」と述べた。
林外相、日中友好議員連盟の会長を辞任の意向…「無用な誤解避けるため」
2021年11月11日
林外相は11日午前、就任後初の記者会見を行い、2017年12月から務めている日中友好議員連盟の会長を辞任する考えを明らかにした。「外相としての職務遂行にあたって無用な誤解を避けるため」と理由を説明した。
林氏の外相就任を巡っては、自民党内から中国との距離を懸念する声が上がっていた。林氏は中国との向き合い方について、「主張すべきは毅然(きぜん)と主張し、責任ある行動を求める。知中派であってもできると思っている」と強調した。
憲法改正「与野党の枠越えて」 維新・国民との連携に含み 首相会見
2021年11月11日
岸田文雄首相は10日の記者会見で、憲法改正に向けて、日本維新の会や国民民主党などに協力を求める可能性に含みを残した。 【写真で見る】首相に指名され一礼する岸田文雄首相 首相は「憲法改正を実現するためには与野党の枠を越えて、3分の2以上の賛成を得るため努力を続けることが大事だ。政党の枠組みで、どうこうということでなく、結果を得るためにどうすべきか検討し、努力するということだ」と述べた。
18歳以上にファイザー使用 3回目接種で特例承認
2021年11月11日
新型コロナワクチンの3回目の接種について、厚生労働省は、18歳以上を対象にファイザー製ワクチンを使うことを特例承認しました。 3回目の接種について、厚労省は11日、18歳以上を対象にファイザー製ワクチンを使用することを特例承認しました。 海外の治験では、ウイルスの働きを抑える中和抗体の値が、3回目を接種した後は2回目と比べておよそ3.3倍に上昇したということです。 18歳未満については、現時点では、有効性や安全性を示すデータが十分ではないとしています。 厚労省はファイザーから追加のデータが提出されれば、対象年齢の引き下げを検討するということです。 3回目の接種は2回目から8カ月以上経った人を対象に、来月、医療従事者から始まります。
「安倍派」発足 自民党最大派閥「細田派」が衣替え
2021年11月11日
自民党の最大派閥・細田派は安倍元総理の会長就任を正式に決め安倍派が発足しました。 【解説】誰が、いつもらえるの?10万円給付金で自・公が大筋合意 細田派はさきほど、派閥の総会で安倍元総理が新たな会長に就任することを正式に決めました。これにより細田派は安倍派へと変わります。 細田派をめぐっては会長を務めてきた細田博之元官房長官がきのう衆院議長に就任し派閥を離れることになりました。 これに伴い、派閥の幹部が安倍氏に会長への就任を要請し、安倍氏は受け入れる考えを示していました。 安倍氏は2012年自民党総裁に就任後派閥を離脱していましたが、先月行われた衆院選では派閥に所属する候補者の応援に駆けつけるなどし、派閥への復帰を期待する声があがっていました。
クモの巣に 燃えた書類・・・アフガニスタンの日本大使館をタリバンが“警備”するワケ
2021年11月11日
もぬけの殻となったアフガニスタン・カブールの日本大使館は、今、一体どうなっているのか。緊急取材しているJNNの取材チームが実情を捉えました。 記者 「許可証を出せということで、許可証を出します」 アフガニスタンの首都カブール。JNNのカメラは、タリバンから特別な許可を得て、日本大使館のあるエリアに向かいました。 記者 「ものすごい高い壁に囲まれていて、ここも監視塔があります。結構立派なドーム状の建物、あれがカナダ大使館ですね」 ここは、「グリーンゾーン」と呼ばれる、政府庁舎などが集まる地区のさらに奥。各国の大使館が並ぶ、最もセキュリティが高いエリアです。 8月、タリバンがカブールに進攻し、各国の大使館職員などが国外へ一斉に退避しました。そのため、このエリアはもぬけの殻。そして見えてきたのは・・・ 記者 「洗濯物がかけられていますね、タリバンの。エンバシー・オブ・ジャパン・アフガニスタン、ここだ」 日本大使館です。タリバンがカブールに進攻した日に閉鎖され、その後、外務省が日本人職員の退避を発表。しかし、その時、アフガニスタン人スタッフらおよそ500人は取り残されていました。建物に近づいてみると・・・ 記者 「今ここで誰かが仕事をしている、活動をしているというような様子はありませんね。テレビのリモコンとかも上にほこりが積もっちゃってるね」 「燃やされた書類があります。これが当時、退避する際に燃やされた文書なのかはちょっとわかりません」 「クモの巣がはっちゃってますね」 大使館の建物は時間が止まったような状態ですが、中は荒らされていません。 「誰も触っていないよ、触っていない」 タリバンは、「大使館には足を踏み入れていない」と説明。大使館が使っていた車もそのまま残されていました。 記者 「政府関係者が乗っていた車が、もうほこりかぶって放置されてますね。これ銃弾を受けた痕だね。車の中すごくきれいに」 窃盗や犯罪者の巣窟にならないよう、司令官から指示があり、警備しているのだといいます。一方で・・・ 記者 「この緑の幕なんですけれども、異様にきれいだなって私思ったんです。緑の布もそうですけど、これ新しい鉄条網を敷設してるんですね。おそらくドイツ大使館復旧のために巻いてるんですけれども」 タリバンの外務省の報道官によると、ドイツ大使館は機能を復旧させる可能性があるということです。実権掌握からまもなく3か月。タリバンには、閉鎖された大使館を警備することで、各国との関係改善を図る狙いがあるものとみられます。
