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2020年01月17日
米中は15日、「第1段階」の通商合意に署名した。昨年12月の合意発表から約1カ月。両国とも、何度も交渉が暗礁に乗り上げた末の前進と称賛し、市場も署名実現に胸をなでおろしている。
情報BOX:米中「第1段階」通商合意、今後も残る中国の関税リスト
だが、米中貿易戦争につながった構造的な経済問題は手つかずで、制裁関税も部分的に緩和されたものの継続しており、アナリストや業界関係者からは第1段階合意を機に、米中関係の改善が進むわけではないとの指摘も聞かれる。
第1段階の合意について、JPモルガン・アセット・マネジメント(香港)のグローバル・マーケッツ・ストラテジスト、ハンナ・アンダーソン氏は「市場は、リスクオンのシグナルと受け止めているが、貿易、特に米中通商問題に関するニュースは今年、常に主要材料となると認識しておくべきだ」と述べた。
今回の合意の目玉は、中国の米農産品などの輸入拡大だ。今後2年間に米国のモノ・サービスの購入を2017年比で少なくとも2000億ドル拡大するという。
米の農家、自動車、重機業界にとっては朗報だが、一部アナリストは中国が調達先を他から米国に切り替えることができるか疑問視する。
米農産品輸入への制裁関税は継続しており、農家は中国政府がコントロールする購入に「一段と依存」することになると米農業団体「ファーマーズ・フォー・フリートレード」の広報担当者、ミシェル・エリクソン・ジョーンズ氏は指摘。「大々的な構造変化」には踏み込んでいないとの見方を示した。
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2020年01月17日
19日の米CNNテレビなどによると、米南部フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘を兼ねたホテル「マールアラーゴ」に不法侵入したとして、地元警察は18日、中国人の女を逮捕した。同ホテルには3月にも別の中国人の女が不法侵入し、逮捕されている。
中国人女に禁錮8月 トランプ氏別荘へ侵入―米裁判所
地元警察は、女が「警備要員に立ち去るよう求められたにもかかわらず、写真を撮るなどしたため、身柄を拘束した」と説明した。女の所持していた渡米ビザは期限が切れていたという。女は19日、裁判所に出廷し容疑を否認した。
逮捕当時、トランプ氏や家族は別荘にいなかった。米政治専門紙ヒルは、トランプ氏らが20日にフロリダへ移動し、クリスマスと年末年始の約2週間を別荘で過ごす見通しだと伝えている。
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2020年01月17日
「かつて誰も見たことがない世界最大のディール(取引)だ」。
トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで行われた米中貿易協議「第1段階の合意」署名式で、中国政府の代表を1時間近くも脇に立たせて延々と独演。大統領選を控えて支持者に自らの実績を誇示する壮大な「政治ショー」に仕立てた。
【写真】署名するトランプ米大統領と中国の劉鶴副首相
署名式には、米中閣僚や米国内の産業界などから200人以上が参加。濃いブルーのネクタイで式に臨んだトランプ氏は、関係者の名前を一人ずつ読み上げて謝意を表明し、合意は「前例がない」「非常に特別」などとアピールしてみせた。
中国の金融サービス市場開放が合意されたことで、招待客だった米金融大手幹部に「『大統領、感謝いたします』くらいは言ってくれないか」と求める場面も。ロシア疑惑捜査に関わり敵視していた連邦捜査局(FBI)の前長官をやゆするなど、署名式とは直接関係ない発言もしばしば飛び出し、さながらトランプ氏が各地で開く選挙演説の様相を呈した。
その間、中国の習近平国家主席の名代として参加した劉鶴副首相はトランプ氏の横に立たされたまま。「独演会」が終わって両者が合意文書に署名したのは、トランプ氏がしゃべり始めて、約1時間が経過した後だった。
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2020年01月17日
イギリスのヘンリー王子が、妻のメガン妃とともに王室の第一線から退きたいとの意向を発表してから初めてとなる公務を行いました。
イギリス王室のヘンリー王子は16日、ロンドンのバッキンガム宮殿内で開催されたラグビーの関連イベントに出席するため公の場に姿を見せました。
ヘンリー王子と妻のメガン妃は先週、王室の第一線から退き、イギリスと北米で生活したいとの意向を発表し、エリザベス女王は13日、緊急の家族会議を招集して王子夫妻の意向を大筋で承認する声明を出しました。
ヘンリー王子が意向を発表してから公務を行うのは初めてで、子どもたちと握手をしたり、記念撮影に応じたりする姿も見られました。また、報道陣から今後について問いかけられる場面もありましたが、答えることはありませんでした。(17日04:03)
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2020年01月17日
ロシア下院は16日、メドベージェフ首相率いる内閣が15日総辞職したことを受け、プーチン露大統領が提案していた連邦税務局のミハイル・ミシュスチン長官(53)を新首相とする人事案に同意した。これにより、ミシュスチン氏の首相就任が決まった。
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2020年01月17日
大阪府東大阪市の市立中学校で社会科を担当していた男性(45)が、教員免許を所持しないまま15年間にわたり授業を行っていたという驚愕の事実が判明した。大学を中退したため教員資格を持っておらず、採用時には友人から借りた本物の免許状を偽造、府教委に提出していた。
医師免許を持たない天才外科医を描いたマンガのような教師版“ブラックジャック”だったのか。熱心な教え方と、厳しくも優しい部活動の指導で生徒や保護者から慕われた男性だったが、その「真相」を暴くことになったのは、新たに導入された「教員免許更新制度」だった。
■「免許状、貸してくれへん?」
「難しいことでも分かりやすくしようと、いつも考えてくれていた」
男性の授業を受けていた東大阪市立中1年の女子生徒(13)は、男性の熱心な教え方を振り返り、複雑な表情をみせた。
男性は採用後の15年間に同市立中計4校で勤務し、社会科を担当。最後に勤めた中学校で7年目を迎えていた男性は、女子バスケットボール部の顧問も務めていた。
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2020年01月17日
名門国立大の若きヒポクラテスたちに不名誉な歴史が残された。今年1月、広島大医学部の2年生が受けた「神経解剖学」のテストで、合格したのは126人中6人だけとなり、追試でも120人全員が不合格となる事態が起きた。追試を受けたとみられる人物がインターネット上でツイッターに《本試はみんなノー勉で行き、追試は本試と同じ問題っていうのが伝統だった》などと投稿したことから、「広大の悪しき伝統」と試験形態に非難が殺到する騒ぎに。また、教員の中傷など配慮を欠いた投稿が相次いだことから学生はネットマナーの指導を受ける結果にもなった。結局、このテストで不合格だった学生を含む11人が3年生に進級できず、大学関係者は「学生にはいい薬になったかもしれない」と、人の命を預かる医師への道の厳しさを指摘している。
「全員不合格!」の赤字
広島大医学部の担当者によると、神経解剖学の本試験が行われたのは1月11日で、2年生全126人がテストを受けた。
広大では神経解剖学に加え、「組織学」「解剖学実習」など5科目の成績を総合的に評価して「人体構造学」の単位を決める。
1つでも単位を落とせば留年となる医学部生にとって、当然おろそかにできないテストだが、120人がパスできなかった。その上、20日間の猶予があったにもかかわらず、31日の追試でも全員が不合格となった。
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2020年01月17日
来年1~3月に実施される私立大入試で、早稲田大や慶応大など難関・上位校の志望者数が前年に比べ軒並み減少していることが、大手予備校の河合塾がまとめた入試動向で分かった。前年も上位大の志望者が中堅大に流れる傾向がみられたが、今年はさらに下位の大学の志望者数が増えているという。大学入学共通テストの混乱を受け、浪人を嫌がる受験生の間で例年以上に安全志向が高まっているようだ。
河合塾が10月下旬~11月初旬に実施し、全国で約30万人が参加したマークシート式模擬試験(全統マーク模試)の結果を分析した。
それによると、同試験における各大学の志望者数は早大が全学部計5万91人で前年より4015人減少(前年比7%減)、慶大も計1万9839人で2417人減少(同11%減)。MARCH(マーチ)と呼ばれる明治、青山学院、立教、中央、法政-の上位大も前年比4~9%減と軒並み減った。
関西でも難関大が敬遠される傾向にあり、前年から1%増えた立命館を除き、関西5%減、関西学院8%減、同志社6%減-となった。
河合塾によると、ここ数年の入試動向は、文部科学省が都市部の大規模大学への助成金交付基準を段階的に厳格化した2016年度以降、難関・上位大が募集定員を絞ったため、志望者が中堅大に流れる傾向が続いていた。しかし、来春入試では、日東駒専(日本、東洋、駒沢、専修)と呼ばれる中堅大グループでも、東洋の志望者数が前年比15%減、駒沢が13%減になるなど急落。それより難易度が下がる桜美林や関東学院などの人気が高まっている。
関西でも、近畿大などの志望者数が減る一方、追手門学院が前年比45%増、桃山学院が61%増と、志望者が偏差値下位の大学に流れる傾向が顕著にみられた。
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2020年01月17日
就活が「売り手市場」と言われる中、誰もが知る有名大学の学生ならば、みな複数の内定を得ているはず──と思いきや、さにあらず。意外なことに、「高学歴就活難民」がいるのだという。就活塾・キャリアアカデミーの宇佐川景子氏がその実態を解説する。
* * *
早稲田、慶應といった有名大学の学生で、自分なりに努力したにもかかわらず、内定が出ない就活生のことを「高学歴就活難民」といいます。これだけ「売り手市場」と言われているにもかかわらず、なぜ“難民”が生まれてしまうのでしょうか。
早稲田大学のOさんも高学歴就活難民の一人です。
「ワセダ」というブランドに加え、TOEICで900点という高得点を取ったOさんは、自分でも大手有名企業に行けるものだと思っていました。彼は、食品、金融、メーカーなどの各分野で最大手の企業のみを受けました。履歴書の“見栄え”は良いため、エントリーすればたいてい面接に進めます。
しかし、面接はスペックだけでは通過できません。「弊社でどんなことをやりたいですか?」といった基本的な質問にすら、具体的に答えることができませんでした。取り繕ったような受け答えをすると面接官は曇った表情を見せ、Oさんは自分が期待はずれだと思われていることを察しました。
あちこちの企業で面接しては落とされることを繰り返していましたが、「大企業に行きたい」「妥協したくない」という気持ちから、中堅以下の会社は受けず、結果として、多くの学生が就活を終える大学4年生の6月になっても「無い内定」(内定を一社も獲得できない)の状況に陥ってしまいました。周囲にいるのは、同じリクルートスーツを着て「夏のインターン」に参加する、ひとつ後輩の就活生でした。
Oさんは「会社説明会に足しげく通い、就活本を読み、約50社にエントリーシートを出していたので、就活への努力は十分しているつもりになってしまっていました」と語ります。「でも、振り返ってみると周りも努力はしていて、よいのは学歴だけで、考える力も行動力も“人並み”だと今はわかります」
Oさんは大学4年生の9月末まで就活を続け、結局中堅金融会社に内定を取りました。同級生の就職先からはワンランク落ちる会社ですが、Oくんは「自分の能力を考えると、この内定先は妥当だ」と語っています。
◆先輩の実績から「高過ぎる自己像」が生まれる
高学歴の学生は、先輩から「俺は商社に内定」「私は広告代理店に行く」といった話を聞くことになります。成功した先輩は話をしたがるし、就活生も成功した先輩の話を聞きたがるのは当然です。成功談を聞いた就活生は、“なんとなく”自分もそういった会社に行くのだろうと思うようになります。本当は、就活がうまく行かなかった先輩も数多く存在するのですが、彼らはあまり自分の就職先を後輩に語らないため、現実を知ることがありません。
さらに、親族や友達からも「有名大学に入ったのだから、有名大手企業に行くのだろう」と期待されることが、根拠のない自信に拍車をかけます。その結果、「自分も当然有名企業に」と思い込み、冷静に見ると、自己像が高すぎる状態になるのです。
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2020年01月17日
2020年度の大学入学共通テストへの導入が検討されていた、英語試験における民間試験導入が延期となったのは記憶に新しい。検討されたのは英検やIELTS 、TOEFLなど、学生や社会人にとってポピュラーな検定やテスト。リスニングとリーディングの評価指標としてのTOEIC(L&R)もその一つだった(7月に撤退を発表)。
そんななか、12月15日に実施されたTOEICの試験(第246回)では、異様な光景が見られた。ある都内の試験会場で大量の欠席が出ていたというのだ。
「山手線の内側という好立地で地下鉄の駅からも近い人気会場ですが、行ってみたら空席が多くて驚きました。若者がとくに少なくて不思議な感じでした」(過去8回の受験歴がある30代受験者)
会場では定員81人のある教室で受験者が54人、他の教室でも定員36人のところに29人、定員28人のところに19人と、複数の教室で軒並み3割ほどの欠席者が出ていたという。他の都内の会場でも欠席が多かったとの証言がある。
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の広報室は「出席しなかった人数は公表はしていません。お仕事の都合などさまざまな理由で欠席される方がいると思いますが、ご都合で受験が難しそうな方には、会場の変更を受け付けております」と話す。会場は受験者が選ぶことはできず指定されるが、急な出張が入ったなどの理由で別の場所でなら受けられる場合、変更可能とのことだ。ただし、キャンセルはできない。