米FRB 22年ぶり0.5%利上げ決定
2022年05月05日
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は歴史的な物価高を抑制するため0.5%の利上げを決めました。 FRBは4日、金融政策を決める会合で政策金利の誘導目標を0.5%引き上げ、年0.75%から1%の範囲にすることを決めました。0.5%の利上げ幅は通常の2倍にあたり、2000年5月以来、22年ぶりの大幅利上げです。 FRB パウエル議長 「物価はあまりにも高過ぎる。0.5%の利上げを今後、複数回の会合で行う選択肢もある」 さらに、景気を下支えするため購入したアメリカ国債などの保有資産についても、6月から段階的に減らし始めることを決めました。
GW上りの混雑がピーク 高速道路の渋滞最大45キロも
2022年05月05日
5日は各交通機関の上りの混雑がピークになる見込みです。高速道路では上りの渋滞が45キロになる所があるとの予測が出ています。 5日の高速道路はこのゴールデンウィークの期間中で上りの混雑がピークを迎えます。 渋滞予測はいずれも上りで、栃木県の東北道上河内サービスエリア付近で午後5時に45キロとなっているほか、同じ東北道では埼玉県の加須インターチェンジ付近で午後6時に40キロ、関越道では埼玉県の高坂サービスエリア付近で午後5時に40キロとなっています。 また、東名高速では神奈川県の綾瀬スマートインターチェンジ付近で午後2時に35キロ、中央道は東京都と神奈川県の境にある小仏トンネル付近で午後3時に30キロなどとなっています。
大幸薬品、広告表示で違反認める ウイルス除去の「クレベリン」
2022年05月05日
大幸薬品は4日までに、空気中の細菌やウイルスを除去できるとした「クレベリン」6商品の広告表示について、消費者庁から指摘を受けていた景品表示法違反(優良誤認)を認める見解を公表した。「実際よりも著しく優良であると示していた」とし、「関係者に多大な迷惑をかけ、深くおわび申し上げる」と非を認めた。 消費者庁「日常の生活空間とは異なる状況での効果しか示されず」
同社は5月3日、HP上で声明を公表。広告表示が「あたかも使用すれば室内空間に浮遊するウイルスや菌が除去される効果が得られるかのように示していた」と説明。消費者庁の命令に従うとした。同社の担当者は「商品の販売は継続する。これまでの商品の返品は受け付けない」と述べた。
30年ぶりの「新卒入社」 ローカル線・いすみ鉄道に東京出身・松木さん 夢の運転士へ第一歩 千葉
2022年05月05日
房総半島を走るローカル線「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町)に今春、30年ぶりに新卒社員が入社した。東京都内の高校を卒業し、同町に移住した松木聖さん(18)だ。物心ついた頃から鉄道が大好きで、念願だった鉄道運転士に向けて第一歩を踏み出した。同鉄道の現在の運転士は10人で51~70歳と高齢化、沿線は過疎化が進む。そんな地域に飛び込んできた若者に地元住民も期待を寄せる。「全国の人にいすみ鉄道に乗ってもらいたい」。夢を膨らませ、日々の業務に励む。 松木さんは、東京都練馬区出身。生まれて初めて発した言葉が関西の特急電車「はるか」だったほどの鉄道ファンだ。「将来は鉄道に関わる仕事がしたい」と専門的に学べる岩倉高校(東京都台東区)に進学。高卒での就職を目指し、大手鉄道会社の門をたたいたが、新型コロナウイルスの影響などで就職活動は難航した。 そんな中、高校の先生に勧められ、昨年11月にいすみ鉄道を見学した。アットホームで地域とのつながりが強いローカル線に魅力を感じ、採用試験を経て今年1月に見事内定が決まった。

車両の清掃を行う松木さん
◆大多喜町に移住 今の仕事は列車の安全点検や清掃、駅での接客など。上司と毎朝、列車を点検し、車内清掃は1両に1時間かけて丁寧に行う。「人の命を預かる仕事。常に責任を持って取り組んでいる」。既に自覚は十分だ。 入社に伴って地元東京を離れ、大多喜町の住人になったが、抵抗はなかった。「夜は真っ暗だし、田んぼに囲まれた道を自転車で走る。東京ではなかったこと。驚きの連続」と笑顔を見せ、「地元の人、特に同年代の人と仲良くなりたい」と語る。 ◆地元も期待 同鉄道はこれまで、運転士への転職を希望する人たちに訓練費を負担してもらい、担い手を確保する取り組みなどを行ってきたが、定着しない人も多かった。 2018年11月に着任した古竹孝一社長(50)は、働き続ける地元出身の新卒社員を探していた。松木さんの採用を決めたのは、「ずっとここに勤める気持ちでいる」という言葉に押されたからだ。 古竹社長は「ローカル線は地域の血管のようなもの。存続のためには若い世代の力が必要で、地元の人と積極的に交流して地域に根付いてほしい」と願う。 同鉄道を支援するボランティア団体「いすみ鉄道応援団」の掛須保之団長(60)は、高齢化が深刻な地域に将来の「い鉄」を背負う若者が来てくれたことに、「勇気ある行動を応援したい」と目を細める。 20歳から取得できる鉄道運転士の国家試験合格に向け、日々の業務や勉強をこなす松木さん。「夢だった鉄道運転士。ここでなると決めている。何十年後も全国の方にいすみ鉄道に乗ってもらい、きれいな景色を楽しんでもらいたい」と将来像を描いている。
GWで業務用のビール増産 「アサヒ」が前年比5倍
2022年05月05日
3年ぶりに行動制限がないゴールデンウィークを迎え、ビール各社は、業務用ビールを増産している。 大手ビール各社は、新型コロナウイルスの影響などで休止となっていたビアガーデンが再開するなど、飲食店を利用する人の増加や、3年ぶりに連休中の行動制限がなく、行楽需要などが見込まれることから、業務用ビールの製造を5月に入り、増やしている。 2021年に比べて「アサヒ」が5倍、「サントリー」が4.7倍、「キリン」が4倍、「サッポロ」が3倍、それぞれ増やしているが、感染拡大前の水準までは戻っていない
中国空母「遼寧」、西太平洋で遠洋訓練…米軍の接近阻止が狙いか
2022年05月04日
中国海軍の報道官は3日、同軍の空母「遼寧」の部隊が西太平洋海域で遠洋訓練を実施したと明らかにした。「年間計画に基づく定例の訓練」と主張している。台湾有事の際に米軍の接近を阻止する能力の向上を目指す内容だったとみられる。 【写真】沖縄本島と宮古島間を通過した中国軍空母「遼寧」(2021年4月)
日本の防衛省は2日、遼寧やミサイル駆逐艦など計8隻の中国海軍艦艇が同日、沖縄県の沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海から太平洋に向けて航行したと発表していた。領海侵入はなかった。
制裁企業向け輸出など禁止 ロシア、大統領令で
2022年05月04日
ロシアのプーチン大統領は3日、ロシア政府機関や企業などに対し、ウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した「非友好国」で、ロシアの報復制裁の対象になっている企業や個人に対する物品や資源の輸出を禁じる大統領令に署名した。 ロシア政府、日本や米欧「非友好国」指定 3月
大統領令はまた、制裁対象になった「非友好国」の企業や個人との新たな契約締結や、従来の契約の履行も禁じるとし、対象となる企業や個人のリストを10日以内に作成するようロシア政府に命じている。 プーチン氏は3月、ロシアに制裁を科した日米欧などを「非友好国」に指定している。(共同)
ロシア4か所“収容施設”設置 政府関係者を拷問か?失踪、殺害事例の報告も
2022年05月04日
ウクライナ南東部マリウポリの市長は3日、ロシア側が市民を収容する施設を複数設置し拷問などをしていると訴えました。 マリウポリのボイチェンコ市長は、ロシア側がマリウポリ市内やその周辺に“選別センター”と呼ばれる収容施設を4か所設置していると明らかにしました。収容された市民が公務員やウクライナ政府と関係があるなどと判断された場合、拘束され、拷問を受けているとしています。 アメリカのカーペンター駐欧州安保協力機構大使は2日、収容施設に連行された市民の一部が親ロシア派が支配する地域に強制的に移送されているとの情報があると明らかにしました。失踪したり殺害されたりする事例も報告されているとしています。 ゼレンスキー大統領も2日、この施設で「市民が殺害され拷問を受けている」と訴えています。
ロシア軍「著しく弱っている」 英国防省分析、経済制裁で支障
2022年05月04日
英国防省は3日、ロシア軍がウクライナ侵攻後に強い抵抗を受けるなどして「著しく弱っている」とした上で、西側諸国の経済制裁で戦力回復に支障が出ると指摘し、今後の長期的な軍事展開能力に影響が及ぶと分析した。 分析では、ロシアが2005年から18年にかけて国防予算をほぼ倍増させて高性能装備に投資し、特に08年からは軍備近代化に注力してきたと説明。だが戦略的作戦の立案や遂行の失敗を重ねて「数の力」を生かせず、ウクライナの支配を進められていないとの見方を示した。
気が付いたら足が無い…15歳少女も犠牲に “ロシア軍が主人のように居座る町”銃撃を受けながら避難した女性の証言
2022年05月04日
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから2カ月あまりが過ぎた。ウクライナ国内に残る市民たちは、頭上から砲弾が落ちてくる生活を今も続けている。町をロシア軍に占領され、銃撃を受けたという女性に話を聞いた。 【画像】ロシア軍による砲撃で足を失った15歳の少女
携帯が見つかれば殺される…占領された町の実態
オレナさん(45)とユリアさん(47)の2人は親戚同士で、ポーランド・サチンの果樹園にある季節労働者向けの宿舎に身を寄せていた。ベッドが3台並んだ簡素な部屋に、10代の3人の子供たちと寝泊りしていた。 2人が住んでいたのは、原発が砲撃を受けたザポリージャとロシアが制圧を宣言したマリウポリの間にあるポロヒだ。人口2万人ほどの小さな町で、オレナさんは建築業に従事、ユリアさんは郵便局で働いていた。しかし、3月2日に町をロシア軍に占領され、生活は一変した。 ――占領された時の様子を教えてください。 オレナさん: 防衛部隊の少年たちが、装甲車に乗って叫んだんです。「隠れて!奴らが町を壊しに来る」って。重装備のロシア軍に比べて、防衛部隊は手りゅう弾と機関銃しかなかったけど、それでも8時間持ちこたえてくれました。 ユリアさん: でも、その後は誰も何もできませんでした。 オレナさん: ロシア軍が防衛部隊を一掃したんです。 ユリアさん: 占領されてからは、みんなお腹を空かせてただじっとしていました。ロシア軍は好き勝手するんです。彼らは市民の家に居座って、まるでその家の主人のように振舞っていました。 ロシア軍がどんなに傍若無人に振舞おうが、ポロヒに助けが来ることは無かった。多くの女性が行方不明になったという話もあったそうだ。娘たちが性的暴行を受けるかもしれない――そんな恐怖とも戦いながら、彼女たちは2週間、電気のない中ただじっとしているしかなかった。 ――当時の写真や動画はありますか? オレナさん: ありません。携帯が見つかったらダメなんです。撮影しているところを見つかったら殺されるかもしれません。彼らはそこで何が起きているのか他の人に見せたくないのです。 実際に、携帯電話をめぐりオレナさんと娘は銃撃を受けたという。ロシア軍が町を占領してから1週間が経った頃、彼女たちは近所のガソリンスタンドに向かった。そこにある発電機で、携帯電話を充電するためだ。同じように近所の人たちも集まっていたそうだ。 オレナさん: 突然、ロシア軍がやってきて、みんな地面に伏せました。彼らは、ガソリンスタンドを取り囲んで、一斉に撃ってきたんです。私の娘は、恐怖で震えていました。 オレナさんの娘は12歳。耳をかすめる銃弾の音は恐ろしかっただろう。命は助かったものの、さらにその翌日も自宅の近くで砲撃があったという。 オレナさん: 近くのアパートが砲撃されて、家が揺れたんです。衝撃で膝から崩れ落ちました。
